第12回ライチョウ会議長野大会

コースタイム
14:00 「世界の高山と日本の高山」 講演:田部井淳子先生
15:15 パネルディスカッション
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
松本駅から徒歩10分くらい。 |
写真
感想
以下、会議メモ
■日本のライチョウの現状と課題
・日本のライチョウは世界最南限に生息している。
・白山で70年ぶりにメスのライチョウ1羽発見!抱卵を確認したが無精卵だった。
→オスがいないんじゃねぇ、、、
・メスは湯俣の急傾斜地(2300〜2400M付近)で越冬
→2年前は調査中ということだったので今回は調査結果を楽しみにしていまし た。やっぱり女子は暖かいところが好きなのね。オスは2400〜2600M付近で越冬。
・南アのライチョウは北アのライチョウより古い種類。
・緊急課題は高山に侵入した野生動物問題。
・ケージでの保護飼育のこころみ。
→ヒナの生存率が7月後半に下がるので生まれてから1か月位?の間、ケージを設置してその中で親子を住まわせるという作戦。
・2012年日本で国際ライチョウ会議が開催される。
→本当は今年だったんだけど震災の影響で来年になったそう。
■世界の高山と日本の高山
・NHK企画で30日近く北アを縦走したときの裏話?!、、、
→一度も山を下りなかったそうです。
・エベレストの惨状について
→登山者の放置ゴミの量がスゴイ。
・雪男について
→シシャパンマで見たそうです。話しても誰も信じてくれないのでこのお話はずーーと封印していたそうです。町でみせてもらったという雪男の頭の皮写真が今回一番衝撃的だった!!その後、その頭の皮は行方不明とのこと、、、ブルブル
■パネル討論
・サル、カモシカ、クマは昔から高山帯にも生息しているので植生に大きなダメージはない。
・人間の残飯の影響
→北アではキツネの糞が目立つようになった。カラスも増えている。
・シカ問題
→平成13年からメスは無制限に狩猟されている。
中村先生も参加されてたパネリストの方たちもみんな穏やかな雰囲気の人たちだったので全然討論って感じはしなかったけど、とりあえず早急にシカを減らす、ということで終わった感じでした。
シカも増える環境があったから増えただけなのにね、、
ちょっとかわいそうに思いました。
増えてしまった要因の一部→人間のために整備された林道、登山道などなど。
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