小川谷東沢・石棚山
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
穴ノ平橋から東沢乗越に至る道は所々崩れている。 板小屋沢ノ頭から箒沢橋に至る道は急坂。 |
写真
感想
書店で立ち読みした岳人8月号に小川谷東沢のことが書いてあったのを思い出し、東沢乗越から大石山、同角ノ頭をまわるルートを妄想。
寝不足で下調べも不十分なまま、山と高原地図(5万分の1)とスマホのGPSで何とかなるだろうと始発電車で西丹沢に向かった。
登山道の終端にひらけた石だらけ河川敷が東沢だったのだろうか?
スマホのGPSは現地付近からあまりにかけ離れた緯度経度を示すので地図を頼りに歩くことを諦め、右手に急斜面で立ち上がる沢を幾つも眺めながら、行けるところまで遡上してみた。
清流が石の下に隠れる源流の谷間まで進んでみたものの、登山道しか歩いたことのない初心者が登りきって稜線に出ることができそうなルートを見出すことができるはずもなく断念。
同角沢に下ることも考えたが、かなり時間がかかりそうなことと、そもそも確信の持てる道も見つけられず、諦めて穴ノ平橋まで戻ることにした。
炎天下、ゴロタ石の上をかなり歩いたのでそこそこ疲れてはいたが、このまま玄倉に下るのはあまりに情けないので、石棚山経由で箒沢に抜けることにした。
穴ノ平橋は標高590m。
石棚山山頂1351mまでの760mをただひたすら登り続ける道は歩きごたえがあった。
山頂は眺望がきかず、ベンチも無いのだが、切り株に腰を落ち着けて、ゆっくり味わったおにぎりはとてもおいしかった。
石棚山から箒沢橋に至るルートも急な下りで滑りやすいところも多く、注意が必要だ。
ヤブ沢ノ頭から板小屋沢ノ頭の間で一頭の雌鹿に出会ったが、板小屋沢の河原に出るまでは、他の誰とも出会わなかった。
玄倉からのほぼ全行程を独り占めで、夏山の自然を満喫しつつ、ちょっとした冒険も味わえたのがとてもよかった。
東沢乗越、そして同角山稜付近は詳細地図を確認したうえで、近いうちにまたチャレンジしてみます。
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