釜ノ沢(結構迷った)
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天候 | 朝方まで小雨。後天候回復。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
やや水量多め。先日の台風のせいか倒木が多かった。 |
その他周辺情報 | 笛吹の湯で入浴。JAF割引で410円。 |
写真
感想
奥秩父の釜ノ沢を遡行した。昨年雨で中止したのでそのリベンジだ。
予報では朝方まで雨らしいが、その後は回復するようなので大丈夫。ゴーである。
ガイドはやまたみの飯塚さん。
同じやまたみの福田ガイドの話では体育会系とのことで、しごかれるのかと思ったが、そんなことはない。
40代と若いが、山の経験が豊富で楽しくはなせた。
西沢渓谷を5時半に出発。
西沢と離れ、鶏冠谷出合から山道に入る。ここで失敗。
鶏冠山の登山道をかなり登ってしまい、途中から急な斜面をトラバース気味に巻き、最後はロープを使って旧登山道に出た。30分のロスである。飯塚さんはしきりに謝っている。
ここからははっきりしたルートを進む。
ホラノ貝の入口を見物する。上からも見下ろせるが、奇勝の全貌はおそらく内部に入らないとわかるまい。この中に入るのは完全な探検だ。
正面に見えてくる一枚岩は黒部川の黒ビンガにそっくり。これもみものといえる。
東のナメ沢、西のナメ沢と進み景観を楽しみながら行くが、長い道中である。
釜ノ沢に入るところでまたも失敗。
水量を気にして右岸を進んでいたせいで、出合を見逃し、金山沢から信州谷に入ってしまう。
魚止めの滝があるはずなのに、何か変だとお互いに気づいて引き返すと、しっかりと釜ノ沢の表示があった。これで20分ほどのロス。
釜ノ沢に入ってすぐの魚止め滝は右岸のスラブを登るらしいのだが、傾斜があるので、その手前から大きく巻いた。かなり苦労したが、結果的にはスラブを登った方が楽だったようだ。
この上は千畳のナメ。すばらしい景観だ。
先日の赤水渓谷とはまた違う、水量も多く、いかにもナメ沢という雰囲気がよい。
両門の滝にみとれ、左岸を高巻いて、キャンプ地を過ぎていく。
細いナメが続いたりして相変わらず景色は最高だが、まだまだ稜線までは遠い。
この先も大きく高巻きしすぎて、ルートを見失ったりしたが、GPSの力を借りたりして正規ルートを見いだし、最後の急登もバテながらもこなして、明るいうちに甲武信小屋のポンプ小屋につくことができた。
歩き始めから11時間。僕はバテバテで、小屋への道は飯塚さんに先に行ってもらった。
5時の食事まであと40分という時間であった。
小屋ではカレーの夕食をとって、飯塚さんと酒を飲みながら話し込んだ。
気がつくと食堂には僕らしかいなくて、小屋主の徳さんにもう寝るべえと言われてしまう。
翌朝も曇ってはいるが、まあまあの天気。朝食後甲武信岳に登って眺めを楽しむ。
小屋に戻って徳ちゃん新道経由で下山。
紅葉には少し早かったが、あこがれの東沢を遡行することができ満足である。
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