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Yamareco

記録ID: 127112
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

2011年夏山修了山行(2) 鳳凰三山 薬師岳2780m〜観音岳2840m〜地蔵岳2764m

2011年08月05日(金) 〜 2011年08月07日(日)
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kobechuo inatti その他21人

コースタイム

【8/5】21:30三宮発夜行バスにて南アルプス温泉ロッジへ
【8/6】4:10南アルプス温泉ロッジ着5:10シャトルバス発⇒5:30夜叉神峠登山口着6:00登山口発→6:50夜叉神小屋(朝食)→10:20苺平→11:30南御室小屋着12:00発→13:00薬師小屋着
【8/7】5:00薬師小屋発→5:15薬師岳(朝食)5:45発→6:15観音岳6:20発→7:20赤沢の頭→7:30地蔵岳8:00発→9:00鳳凰小屋→13:05御座石鉱泉、御座石温泉から路線バスで韮崎へ。韮崎で入浴後バスで神戸へ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
コース状況/
危険箇所等
◇地 図 昭文社「北岳・甲斐駒」
※定員(23 名)になり次第締め切ります
※費用:約25000 円 ※バス使用
8/6(土)さあ、夜叉神峠登山口を出発です
8/6(土)さあ、夜叉神峠登山口を出発です
登山口から1時間ほどで夜叉神峠到着、ここで朝食です
登山口から1時間ほどで夜叉神峠到着、ここで朝食です
富士山が見えてきました、ラッキー
富士山が見えてきました、ラッキー
夜叉神峠から2時間ほどで杖立峠(標高約2,200m)、ここでちょっと休憩
夜叉神峠から2時間ほどで杖立峠(標高約2,200m)、ここでちょっと休憩
さらに2時間ほど登ると苺平(標高2,524m)
さらに2時間ほど登ると苺平(標高2,524m)
昼食です、その後雨が激しく降ってきました
昼食です、その後雨が激しく降ってきました
雨上がりの様子、薬師岳小屋から
雨上がりの様子、薬師岳小屋から
花-2 オヤマリンドウ
花-2 オヤマリンドウ
花-3 トリアシショウマでしょうか
花-3 トリアシショウマでしょうか
花-4 ヤマホタルブクロ
花-4 ヤマホタルブクロ
8/7(日)朝日が見えてきました
8/7(日)朝日が見えてきました
薬師岳山頂2780m
薬師岳山頂 北岳をバックに
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薬師岳山頂 北岳をバックに
また、富士山が見えました
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また、富士山が見えました
観音岳2860m
地蔵岳、お地蔵さんがいます
地蔵岳、お地蔵さんがいます
地蔵岳山頂 オベリスクをバックに
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地蔵岳山頂 オベリスクをバックに
オベリスク登ってみました
オベリスク登ってみました
てっぺんは今回は見送りました。次回装備を完備してチャレンジです
てっぺんは今回は見送りました。次回装備を完備してチャレンジです
花-5 カタネビランジの白
花-5 カタネビランジの白
花-5 カタネビランジの白
花-5 カタネビランジの白
花-6 赤のカタネビランジでしょう
花-6 赤のカタネビランジでしょう
花-6 赤のカタネビランジでしょう
花-6 赤のカタネビランジでしょう
花-8 コバノイチヤクソウ
花-8 コバノイチヤクソウ
花-09 オヤマリンドウ
花-09 オヤマリンドウ
花-11 アカモノでしょうか
花-11 アカモノでしょうか
花-13 ノウゴウイチゴかシロバナノヘビイチゴか?
花-13 ノウゴウイチゴかシロバナノヘビイチゴか?

感想

途中雨に降られましたが、景色も見ることができ高山植物も見ることができ
とても楽しい山行でした。

鳳凰三山は地蔵・観音・薬師の三山を総称し、特に北端地蔵ヶ岳の頂上には、高さ18mにも及ぶ大岩柱オベリスクが屹立、その幻想的奇観は古くから岳人に愛され、信仰と伝説の山として知られています。
天候は2日目の薬師小屋に向かう直前1時間が大雨になりましたが、その他は晴天に恵まれ、富士山、北岳などを見ることができました。また、高山植物の宝庫で、美しい花々が咲いており、森林限界を超えたハイマツ帯のところではピンクのグンナイフウロが風を避けるように岩陰でひっそりと咲いていたのが印象的でした。
【8月5日(晴れ)】21:00三宮花時計前集合、会員の方で見送りに来てくださる方々に見送られ、サンシャインツアーのバスで一路南アルプスに向かいました。Tさんはブルーシートを用意されており、さっそく通路にて臥床。また眠るために睡眠薬を用意されている方もありました。到着までに3回パーキングにてトイレ休憩。そのたびに眠りを中断されるため、睡眠不足になる方が多かったようです。
【8月6日(晴れのち大雨のち曇り)】南アルプス温泉ロッジ着。多くの登山者が駐車場に集まり、トイレも大混雑。そこから登山口行き地元シャトルバス定刻5:10発、5:30夜叉神登山口着。ここでもトイレ休憩あり、広場がないため少しの空き地でストレッチ。6:00出発、6:50夜叉神峠にて朝食とトイレ休憩(100円)、ここは水場はなし。このころから1班から3班までの編成が自然に第4班「昔のお嬢さんグループ」ができ、SLに続いて一番先頭で登らせていただきました。私もその中に入らせていただいています。
11:30南御室小屋で昼食、トイレ休憩(100円)。南御室小屋には水場があり、南アルプスの天然水が豊富で自由に給水できます。冷たい水に気持ちも洗われました。12:00南御室小屋出発して5分もしないうちに雨が降って来て、全員レインスーツとスパッツ装着、ザックカバーも装着、シラビソ林をぬけ、森林限界、巨岩と砂場ではバケツをひっくり返したような雨。
13:00薬師岳小屋到着。全員ずぶぬれのため、到着時のストレッチはできず、順次小屋に入る。小屋入口でレインスーツを脱いで乾燥室へ。狭い所にたくさんかけるため、人との区別がつかなくなる。乾燥を期待することは無理のようです。ザックの中まで濡れてしまった人も多く、靴も靴下も濡れて、下着にも困る人が続出。ザックの中に神戸市の燃えないごみ用ごみ袋を入れておられた方は全くぬれていないとのこと、ザック詰めには必須のようです。
薬師岳小屋は設備がシンプルかつ質素でお風呂なし、トイレは外、暖房なし、二人で一枚の湿ったかけ敷布団ひと組一人に一枚の毛布があったことは助かりました。小屋では雨のために近くへの散策がかなわず、全員夕食18時まで待機。缶ビール700円缶チュウハイ600円を各自購入、持ち寄りの日本酒、焼酎おつまみが食堂のテーブルにならび宴会が始まり、時を同じくして、お布団のある部屋での女子会では楽しいおしゃべりも開催されていました。そうこうしているうちに夕食の時間18時炊き立てご飯とおでんサラダお漬け物を頂いて、明日の朝食お弁当を受け取って19時には全員就寝。小屋では給水はできないところで水のありがたさを痛感。深夜2時ころには快晴になり満天の星空をみることができました。
【8月7日(曇りのち晴れ)】朝4時起床、出発準備。真っ暗な中でヘッドランプをつけ、トイレ、着替え、全員でストレッチをして5:00出発。
私が気分悪くなり歩行が困難で、みんなの進行を止めてしまいました。SLのNさんに荷物を持っていただき、Yさんに助言を受け、着ていたレインスーツを脱いでなんとか歩行再開。薬師岳で朝食、山小屋のお弁当は貴重。ここからは観音岳地蔵岳に順次三行。地蔵岳ではオベリスク登頂される方もありました。その後鳳凰小屋でトイレ休憩(200円)給水可能。鳳凰小屋を出発してからはバスが待つ御座石温泉まで少しのぼりがあるものの延々下るのみ。下山ルートで燕頭山を過ぎ旭岳を過ぎて急坂の下りで、足の疲れから転倒、滑落の場面もあったが幸い木の枝に助けられ、一大事にはならず、下山続行。御座石温泉でストレッチをして約1時間バスに揺られ「ゆ〜ぷるにらさき」にて入浴。昼食に豪華お弁当を用意していただき、バス車内でカラオケ。そうこうしているうちに、予定時刻より1時間早く三宮に到着。無事解散となりました。(KA)

数日前より今回の全日程が雨の予報だったので心配していましたが、現地到着当日朝、雲行きは怪しいもののところどころ晴れ間が出ていました。夜叉神峠登山口で軽く準備体操してコンパスを合わせ出発、歩きやすい傾斜を黙々と上り始めました。
歩き始めて間もなく夜叉神峠で朝食。スタートからそれほど経っていませんでしたが、登山口が高いところだったのでさっそく絵葉書で見る様なアルプス風の景色を見ることができました。夜叉神峠より苺平までの道のりは、木々のすきまから見える富士山、高山植物の花畑、枯れ木立・・・と私には初めて見る様な風景ばかりでした。
南御室小屋での昼食中からポツポツと雨が降り始め、CLよりレインコート着用の指示が出ました。このころはまだ小雨だったので横着して上着しか着なかったのですが、直後より大雨となり結局下半身スブヌレという結果になりました。雨はどんどん激しさを増し、足元ではあちこちにミニ土石流ができていました。雨の中を一時間程歩いて薬師岳小屋に到着。一息つくと、雨と汗でとても寒くなりました。
小屋でしばらく休んでいる間に晴れ間が出たので景色を見に外に出てみると、丁度霧が晴れて夕暮れの中に周辺の山並みが浮かぶのを見ることができました。初めての2000M級の山から見た景色にとても感動して見とれていると、みるみる雷雲が近づいてきて、慌てて小屋に戻りました。おでんの晩御飯を頂いて、20時ころ就寝しました。
次の日は朝4時起床。就寝中は雷雨でしたが朝には雨があがり、体操をしている間にうっすら明るくなってきました。小屋から歩いてすぐの薬師岳で360度の展望の中で朝食。すぐ近くには北岳、駒ケ岳、遠くには八ヶ岳、また富士山が見えていました。素晴らしい景色に見とれ過ぎて、ここで30分の時間オーバー。
展望の広がる尾根を歩いて観音岳へ。ここは岩場となっていて、ベテランの方々の手助けを得ながら注意深く歩きました。さらに尾根伝いに地蔵岳へ。オベリスクが見えたころから足場が砂地になって地蔵岳着。名前の通りお地蔵さんが並んでいました。ここでオベリスクをバックに記念撮影。その後希望者はオベリスクに挑戦。遅れもあり時間が限られていたので、誰も頂上までは登ることはできませんでした。
地蔵岳より砂丘の様な赤砂の急坂を下り、樹林帯の中をしばらく歩いて鳳凰小屋に到着、最後の水場ということで、冷たい水を補給しました。今回のルートは全体的にトイレ環境が厳しい中、ここはバイオトイレとなっていました(有料200円)。この辺からは下りが急になり、遅れを取り戻すために急いでいたこともあり、足腰に疲れが出始めてきました。お一人が転倒されて、ヒヤッとした場面がありましたが、ご本人や周りの方々の冷静な対応で事なきを得ました。
御座石鉱泉が近くなってきたころ、遠くで雷の音が聞こえ出しましたが、何とか雨が降り出す前に御座石鉱泉に到着。最後は予定時間通りの到着となりました。バスに乗ってしばらくすると大雨が降り出しました。
初めての宿泊登山でしたが、皆様のお力を借りて無事に終えることができました。余談ですが、小屋の布団の中で何か体がモゾモゾすると思っていたら、帰りの温泉でダニの刺し痕がたくさんできていることに気付きました。(UE)

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