札幌から本州の山旅へ2 山形県鶴岡市の摩耶山(山形の怪峰)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 上り
- 746m
- 下り
- 732m
コースタイム
天候 | 曇り、晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日は鳥海山のロングコースだったが朝起きると疲れは無し。ゆっくり歩きがよかったのだと思う。
天気もまあまあなので予定の鶴岡市の摩耶山へ登る。以前見た東北の日帰り登山のガイドブックに鶴岡の怪峰と紹介されていた山。登山口は西側と東側にあるが超絶難しいのは東側からの登りで、当然自分のレベルで行ける訳はないので普通の登山者が大丈夫な西側から登ることにした。山頂で東側がどれだけ厳しいのか見えることを楽しみにしながらスタートする。
最初の分岐で生まれて初めて「滝登りベテランコース」(「沢登り」ではない!鯉ではないが「滝登り」である。)という言葉を見てさすがに怪峰だけのことはあるなあと嬉しくなり、自分はもちろんそれとは反対の初心者コースを進む、
が、初心者コースの前半数か所でかなりの急登が待っていて驚く。この急登、距離は長くはないが、自分が大きなきつい山に行く前にトレーニングで行く恵庭岳や風不死北尾根コースぐらいキツさ、そして濡れていてとても滑りやすこと!コース表示の設置者の方は相当な歩きのレベルと思う。というか、本当の初心者だけでこの急登に来たら途中撤退したり、山頂まで登りきってももう登山を止めようとするのでは?などと思いながら関川コースとの合流点の追分まで辿りつくとそこからは歩きやすい道となりほっとする。
山頂に近づくにつれ楽しげな声が上から降ってくる。山頂に辿りつくと盛大に湯気をたてている大きな鍋を中心に10人くらいの熟年グループさんが鍋ランチを開催中。色々と楽し気な会話が弾んでいて、中には缶ビールをプシューっとさせている方も・・、(自分の性格では無理だが)いいなあこうして長い付き合いの仲間で山にこれるのもと思う。
広くはない山頂で四方を眺め写真を撮るが樹木がなく完全に視界の開けている東〜東南側は嫌らしく下り傾斜していて先がどうなっているか見たいが怖くてとても近づく気になれない。(そういう訳で楽しみにしていた怪峰ぶりをこの目で見ることが出来なかった。)それ以外の方向は余り高くない草木を通してそこそこの眺望はあるが足元はどこもスパッと切れ落ちている様子。とても落ち着かない。
鍋パーティーグループとなるべく離れたところで山頂ランチを始めた時に自分が登ってきた側と反対側から3人のグループが到着し自分の近くに座った。着ていた物は濡れてはいないがもしかして滝登りコースを来たのかと思い、挨拶してからどのコースを来たのか聞くと、滝登りを行こうとしたが途中で薮で道が分からなくなり引き返して、左側を迂回する仙人が岩屋経由で来たがそこも笹刈りがされていなくて薮漕ぎ状態で大変な目にあったとのこと。リーダーさんは年配の方で他の2人の方は若いが皆登山に慣れているようなのでかなりの薮漕ぎだったと思う。
帰りは楽なコースで下山するというので自分の登って来たコースの概略を話し、自分が鳥海山で見た10か所ほどの残雪・万年雪に驚いた話をすると、それは今年だけで普通を残雪があっても極わずかであると教えてもらった。ここでその話を聞かなければ北海道の大雪や北アルプスのように鳥海にも万年雪があると思い込むところだった!やはり旅をしたら地元の方の話を聞くべきだと思った。
そして、朝日連峰の山の話を少し聞かせてもらったりランチのおすそ分けを少しいただいたりしてから自分は先に下山をした。
最後の写真のキャプションでも書いたが下山途中に倉沢コースへの分岐から覗いた道はもの凄い傾斜。どうやって上り下りするのだろうかと思うと笑ってしまった(困ったり・あきれたりした時思わず笑う癖がある。)。余り見ていると夢に出て来てうなされるかもと思い早々に立ち去った。
※この旅の登り累計標高は2山目で2,037メートル
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