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Yamareco

記録ID: 1277343
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

赤谷川本谷 〜 オジカ沢の頭

2017年09月30日(土) 〜 2017年10月01日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
27.0km
登り
1,792m
下り
1,777m

コースタイム

1日目
山行
9:55
休憩
0:00
合計
9:55
4:50
100
8:15
8:15
35
裏越ノセン下
8:50
8:50
25
裏越ノセン上
9:15
9:15
240
ドウドウセン下
13:15
13:15
90
ドウドウセン上
14:45
Co1480二股=C1
2日目
山行
5:40
休憩
0:00
合計
5:40
6:40
70
C1
7:50
7:50
80
9:10
9:10
90
10:40
10:40
100
12:20
川古温泉
1日目:快晴
川古温泉(4:50)渡渉点(6:30)裏越ノセン下(8:15)裏越ノセン上(8:50)ドウドウセン下(9:15)ドウドウセン上(13:15)Co1480二股=C1(14:45)
川古温泉から入山。しばらく林道・登山道を歩いて、登山道渡渉点で赤谷川に入渓。入渓してすぐにマワット下ノセン。右岸を登る。次いで、マワットノセン。左岸を登る。しばらく巨岩帯を進んでいくと、裏越ノセンに着く。最下段のF滝25mは、左岸のバンドから登り、F滝上まで登ったら、落ち口の方へクライムダウンし、右岸に渡渉する。右岸側、登りやすい所を選んで登って行くと、次第に藪の中に入り裏越ノセン上に出る。しばらく進むと、ドウドウセン前衛の滝。左岸を登り越えると、すぐにドウドウセンに着く。ドウドウセン最下段のG滝2段45mは、左岸から取り付く。適当に段状を登って行くと、バンドに出る。ハンドトラバースを終えると、1段目上のテラスに着く。登れそうなところが、左岸側壁の奥側の傾斜の強いクラック〜スラブと、手前側のクラック〜スラブがある。手前側の方が傾斜も弱く登りやすそうなため、こちらを登る。出だしのクラックを越えたら後は比較的易しそうに見えるので、ここだけザックを置いて登り、クラックを越えたらザックを吊り上げることにする。カムやナッツでエイドしてクラックを登り、スラブ上に這い上がる。上がってみると、思いのほか傾斜も強く、先が分からないため、カムを決めて5m程懸垂、ザックを置いたテラスに戻る。ここでビレイ点を作り、ロープをフィックス、確保しながら登る。クラックを登り返した後はフェースを直上していき、草付きバンドを斜上していく。ブッシュ帯まで入り、ザイル45m出したころで終了。懸垂でバンドまで登り、ザック回収して登り返す。終了点でザイルを解いて、そのままブッシュ帯を登って行く。F滝上の左岸テラスに出る。先を見ると、このまま左岸テラスを進んでいくのは、ワンポイント微妙そうに見える。もう少しブッシュ帯を捲き進むことにする。捲きすぎかなとも思いつつ進んでいくと、通称「岬」と呼ばれている所の対岸に出る。このあたりで懸垂してゴルジュ内に降りようかと思ったが、岬経由のルートも側壁の捲きルートに見える。いまさら懸垂して対岸の岬を登って滝を捲くことに意味を見出せない。ブッシュ帯まで登り返し、もう少し進んでから下降することにする。しかし、進んでいくと谷が開けてきたのが見え、ドウドウセンを越えてしまった。結局F滝の後は捲いたことになってしまった。その後は上流の渓相を楽しみつつ進み、C1480付近の右岸から支流が入っている所、台地状の草原でC1。夕方〜夜はガスがかかるが、夜中から快晴。星が良く見えたが、非常に冷えた。

2日目:快晴
C1(6:40)オジカ沢ノ頭(7:50)万太郎山(9:10)渡渉点(10:40)川古温泉(12:20)
朝、寒いのでゆっくりと出発。昨日に続き、上部の渓相を楽しみつつ進む。Co1520二股を左に入り、ほぼ藪漕ぎなしでオジカ沢ノ頭西のコル付近の稜上に出る。オジカ沢ノ頭を登り、夏道を下山。
天候 両日とも快晴。1日目の夜はガスかかる。
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マワット下ノセン。右岸登る。
2017年09月30日 06:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/30 6:57
マワット下ノセン。右岸登る。
マワットノセン。左岸登る。
2017年09月30日 07:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/30 7:10
マワットノセン。左岸登る。
裏越ノセンF滝。左岸バンドから登る。
2017年09月30日 08:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/30 8:13
裏越ノセンF滝。左岸バンドから登る。
裏越ノセン。F滝落ち口より上部。
2017年09月30日 08:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/30 8:34
裏越ノセン。F滝落ち口より上部。
裏越ノセン。F滝落ち口のクライムダウン〜渡渉。
2017年09月30日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/30 8:35
裏越ノセン。F滝落ち口のクライムダウン〜渡渉。
ドウドウセン前衛滝。左岸登る。
2017年09月30日 09:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/30 9:08
ドウドウセン前衛滝。左岸登る。
ドウドウセン、G滝、2段45m。左岸から登る。
2017年09月30日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/30 9:16
ドウドウセン、G滝、2段45m。左岸から登る。
G滝1段目を登る。ハンドトラバース〜1段目上のテラスへ。
2017年09月30日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/30 9:33
G滝1段目を登る。ハンドトラバース〜1段目上のテラスへ。
G滝1段目上のテラス。
2017年09月30日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/30 9:35
G滝1段目上のテラス。
ドウドウセン登攀中。
2017年09月30日 10:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/30 10:44
ドウドウセン登攀中。
ドウドウセン登攀中。
2017年09月30日 11:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/30 11:43
ドウドウセン登攀中。
G滝2段目落ち口。
2017年09月30日 11:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/30 11:49
G滝2段目落ち口。
草付きバンドを登る。
2017年09月30日 11:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/30 11:49
草付きバンドを登る。
F滝上、左岸のテラスから先を見る。
2017年09月30日 12:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/30 12:08
F滝上、左岸のテラスから先を見る。
2017年09月30日 12:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/30 12:19
口無しのA滝の窯。
2017年09月30日 13:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/30 13:16
口無しのA滝の窯。
ドウドウセン上部の穏やかな河原。
2017年09月30日 13:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/30 13:18
ドウドウセン上部の穏やかな河原。
上部
2017年09月30日 13:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/30 13:49
上部
草原のテンバ。
2017年09月30日 16:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/30 16:18
草原のテンバ。
2日目朝、上部のつめ。
2017年10月01日 06:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/1 6:45
2日目朝、上部のつめ。
オジカ沢ノ頭から谷川岳方面。
2017年10月01日 07:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/1 7:57
オジカ沢ノ頭から谷川岳方面。
上越国境を下山。
2017年10月01日 08:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/1 8:07
上越国境を下山。

感想

 ドウドウセンはF滝以降、捲いたことになってしまった。F滝を越えたところで沢床に降り、渡渉して対岸のクラックを登るらしい。F滝を越えた後は、左岸沿いに進んでいくのがルート取りとしては自然で楽と感じた。沢床に降りて直登にこだわるかは趣味の問題といった感。今回あまり下調べをしていなかったのもあり、直登ルートとされているクラックに気が付かず、進みやすい所を進んでいったら捲いてしまった。水際を攻められず残念ではあったが、ドウドウセン上部の渓相は噂に違わず、素晴らしいものだった。

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体力レベル
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