こんな経験初めて♪豪雨の中でのポットラックパーティー♬韓国登山第6弾♬冠岳山
コースタイム
10時45分くらい2号線ナクソンデ駅でダンディオッパと集合→マッコリ&キンパ購入
11時くらい登山入り口
15時半下山(ソウル大学研究棟)
16時地下鉄ナクソンデ駅
17時カンジャン市場
18時半帰宅→チムジルバン(韓国式サウナ)
天候 | 豪雨→曇り→ゲリラ豪雨→曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩山なので、手袋必携 飲食に関しては国立公園じゃないからか、誰でも自由に出入りし、商売根性のある物売りのおじさんが、たくさん登山道にいて、アイス、水、チヂミ、果物、ホットコーヒーなど随所で買えます。 韓国で下山後の飲食店情報は野暮、なぜなら、下山して見える範囲で選びきれないくらいの店がありすぎて、勝手に好きなとこいってください。よりどりみどりです。 あとから聞いた話し、この日冠岳山で、豪雨のため何十人も救助されたらしい。ヘリポートが何回もあったけど、軍隊がでてきたのか?私達はリーダーの判断で迷惑かけなくてよかった。 |
写真
感想
12日から中1日空きでまた登山。最近週2ペースです。
朝5時から起きて、オンニとキンパを作る。人参、卵焼き、ゴボウ、ベーコン、ちーず、ツナ、きゅうり、たくあん、キムチをカットしてそれぞれ味付けし、ご飯を炊いて塩とごま油で味付け。キンパ専用海苔で巻くこと10本。日本に帰る娘の荷物に二本いれる。ヒョンブ(お姉さんの夫とゆう意味)と娘が起きてきてご飯を食べさせヒョンブが空港まで送っていく。
娘は二十歳だけど甘えん坊でオンニも日本に留学させてる娘が可愛くて仕方ない。いつもキスしたり腕を組んだりして甘えてる。私がいるのでオンニは空港にいかず最後の別れは玄関で、見ている私まで感情移入でウルウル。大雨が降ってきた。今日の登山大丈夫?と思ったらスコールみたいに晴れてきた。ソウルは7月から毎日雨が降っている。このまま熱帯ジャングルになるみたいとオンニがつぶやく。
登山準備をしたら、昨日のオッパ(女性が年上男性を呼称)と駅で待ち合わせ。
昨夜は酔っ払ってたから、強引だったけど、ちゃんと約束覚えてた。
オンニとオッパはイタズラしあったりしてじゃれついて、凄く仲良く見えるが、たまたま3日前にスポーツジムの飲み会があり、オッパが「自分と登山行く人いないか?」と言ったとき他メンバーは相手しなかったとこオンニが「連れていって!」と頼み、急に仲良くなったらしい。
そんな風に見えない何年来の友人のようだけど。さすがB型だよね。
さてオッパは水泳は得意だけど、交通事故で足の手術で登山できるかな?とかのレベルなので登山の上手な友達を誘っている。
山の麓で友達と待ち合わせ。友達はいかにも鍛えてるって感じの典型的韓国男性。
私の太ももくらいの二の腕で装備もなんか本格的。オッパが二人になったので、アントニオ猪木似のオッパは、イタズラばかりしてるからギャグオッパ。友達は静かで素敵な男性なのでダンディーオッパとしましょう。私の心で勝手にアダナをつける。
ソウルの中心地なのに、いきなり岩山出現。
ロックガーデンみたいなんて思ってたら、うわーもっときつい。
ギャグオッパはオンニのリュックにこっそり岩を載せたり、後ろから浣腸しようとしたり、イタズラが忙しい。それにしても今日も湿気が凄く汗が噴き出す。凄い岩の斜面を登ればテグキ(韓国の大国旗)やった山頂か?
国旗の近くで、登山者に「すごく派手な登山服だね!」「スカート初めてみたわ!」「すごくスタイルいいね!」などと声をかけられた。ボキャブラリーの少ない私は「イルボンスタイルエヨ!(日本人スタイルです)」と応える。すみません、私を日本代表と思わないでね。。。。
笑顔で国旗と写真をとると、ダンディオッパは、「山頂は五キロ先でまだ見えてない」と。
「え〜十分です。」この時点で槍ヶ岳の穂先のスリルは超えてる。ダンディーオッパが、「さっカジャ(行こう)」と初めての三人を引率。
韓国の登山道は整備され、横に車道はないのに、なぜか道の途中で冷えたマッコリ、アイスクリーム、コーヒーが飲める。自動販売機でなく、荷物を毎日担いで登るのです。
さすが運動中毒の国。国民みんな山が大好きでヤッホーと叫ぶと叱られます。山の動物がびっくりするかららしい。随分登るとダンディーオッパがキャンディバーを買ってくれる。アイス売りのお爺さんが「男子は一つ1000w→70円。女子は三人で2000w。美人は二人で1000wだよ〜」なんて叫んで、あこぎな商売っぷり。
正解!こんな山の中まで重いアイスを運んでるから男子からはお金をぶんどってもいいよね。
キャンディバーを食べてると雨が…
私の晴れ女パワーここまでか。
最初は濡れて嫌だとか携帯の水没気になっていたけど。雨は土砂降り、雷が鳴りべちょべちょになる。
「ケンチャナ(なんとかなるよ大丈夫)の韓国人の性格がうつっている私。
ここまで来ると笑えてきた。大雨最高!とオッパ達も拍手で喜んでいる。
他の登山者もレインコートや傘の人もいるけど、ほとんど何も着ずに雨のハイキングを楽しんでいる。さっきまで暑かったけど雨で涼しいしちょうどいい。
岩山なので水を吸わず登山道は急流になり沢登り状態。こんな土砂降りで登山したこともなければ雨で崖を登るとは思わなかった。
初めての経験にオンニも楽しいと。雨の方が岩が滑らなくていいらしい。
それにしても、足場30センチの下は何百メートルの垂直の崖。鎖はあるけど、ケンチャナ精神だから信用できない。私が死んだら保険はおりるかな。海外旅行の保険は登山は省かれるか?日本だったら身体がずたずたになっても一部の臓器移植に提供できるかもしれないけど韓国からは無理だろうな。。。とか考えながら岩場を登る。
オッパ2人にエスコートされ、やっと山頂。
凄いとこにあるのに途中、カメラを出せなくて残念。
下界もさすがの豪雨で見えない。山頂付近でランチ。屋根のない雨のなか食べるなんて日本ではありえないけどね。ダンディーオッパがさっさとレジャーシートをひき、麓で買ったマッコリ3本フルーツ、キムチ、豆腐、万願寺唐辛子みたいなのや、ラタトゥユの味付けツナ缶詰めを出した。私とオンニはキンパ、トマト、きゅうり、バナナを出し、ギャグオッパは手作りのニンニク梅酒を出して乾杯。豪雨の中、パーティー開始。
まさかこんな経験できるなんて。すごく楽しい。軍人になったみたい。
それにしてもダンディーオッパはリーダーとして頼りがいあり、初対面の私達のお世話をさりげなくしてくれる。岩場は手をひき、川を渡るときは、石で橋をつくり、ランチのときは自分のシートを私に貸して自分は岩に座り、アーミーナイフでフルーツや豆腐をカットして食べさせてくれて本当に素敵。
オンニ曰く「韓国の男なら当たり前。外に出たら女は何もしない!」とゆうけど、日本女性が韓国男性にときめくのは十分理解できる。こんなおじさんでもこれだもんね。
若い男性ならイチコロじゃん。さてギャグオッパは下山後の飲み会を計画。
全身ベしょ濡れですぐにお風呂に入りたいけど、多分拉致られるみたい。オンニも誘われたら断れない性格。下山はいつも得意なのでスイスイ歩く。
川沿いの素敵な道、本当はもう一つ山を登り渓谷を見る予定だけど大雨なので今日はここで終了。韓国最高峰のソウル大学敷地に出る研究棟前からバスで地下鉄駅まで行きギャグオッパの用事で観光中心地の東大門市場近くのカンジャンシジャンに行く。 このあたりは日本人が何千、何万人来てるはずだけど、なぜかいないわ。。。。
オッパは洋服のブティックのオーナーなので布を仕入れにきたのです。布屋さんでも日本人だというと、ここの生地は大阪の帝人など日本製ばかりだよと、ウールはイタリー製らしい。
市場でカンジャンケジャンという渡カニの醤油漬けをオッパのコネで安くて買う。日本の10分の1くらいの値段。
オッパの仕入れた布が40キロほどあり、タクシーで帰宅しようとすると、店によってコーヒー飲んでってということで、お店の中まで布を運ぶ。オッパがミシンで服を作る職人兼オーナーだった。ド派でなドレスはすべてオーダーメイド。
さて、夜の飲み会は断って、今夜はベチョ濡れで身体が冷えたしチムジルバン(韓国式サウナ)に行きたいとオンニにお願いする。韓国人は家でお風呂に入らない。シャワーだけで、お風呂はチムジルバンに行くのだ。
家に帰ると受験生の息子もいないし、2人で女性専用の近所のチムジルバンへ。
オンニと一緒に蒸されて、焼いて、いろいろサウナに入るけど、長く入るのは無理〜。
暑すぎてすぐに出てしまう。「先に出て待ってるね」と化粧水をつけてると、番頭の韓国オバさんが、私の下半身を指差し、何か言っている。え〜何???
聞きとれるのは「〜イルボン〜」のみ。。。。
想像では、「あんた、日本人でしょ?太り過ぎじゃない?垢擦りマッサージでおなかの贅肉おとしたら?」とか言われているのかしら??オンニはサウナだし。世界一強い韓国オバさんにつかまった。。。助けて〜
私が困っていると「イルボネ〜パンティー〜キヨプタ」という単語が出てきた。。。
なんだ。よかった。日本製の下着可愛いねって言ってたらしい。勝負下着じゃないんですけど。それにしても。女子校の更衣室の会話じゃあるまいし普通、赤の他人の下着を褒めるか?怖い〜。。。
どこにいっても日本人がいないので、いつも注目されて声をかけられるのは仕方ない。
帰宅すると、ヒョンブが待ってて「パッピンス」という韓国式かき氷を作ってくれた。
私達が留守の間2時間、ランニングマシンで運動してたらしい。一緒にリビングの床に寝転がってストレッチ〜。
それを見てオンニが笑う。
今日は凄く面白かったけど3時間睡眠で豪雨の登山&銭湯にいったのでさすがに疲れた。23時就寝。
あとから聞いた話し、この日冠岳山で、豪雨のため何十人も救助されたらしい。ヘリポートが何回もあったけど、軍隊がでてきたのか?私達はリーダーの判断で迷惑かけなくてよかった。
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