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Yamareco

記録ID: 1296371
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ハイキング
谷川・武尊

大源太山(旭原林道終点から)

2017年10月28日(土) [日帰り]
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GPS
04:19
距離
6.7km
登り
942m
下り
924m

コースタイム

05:59 林道終点駐車場出発
06:00 大源太山登山口
06:14 北沢第一徒渉点
06:20 枝沢(ハシゴ)
06:25 シシゴヤノ頭分岐(謙信ゆかりの道)
06:30 北沢第二徒渉点
07:25(頃) 弥助尾根
08:16 大源太山山頂(小休止) 08:39
09:49 北沢第二徒渉点
09:58 枝沢(ハシゴ)
10:02 シシゴヤノ頭分岐
10:08 北沢第一徒渉点
10:18 大源太山登山口
10:18 林道終点駐車場帰着
天候 曇り、稜線強風
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内(00:15/0km)−首都高速−外環道−大泉JCT−関越自動車道−<上里SA>−湯沢IC(03:51/216km)−国道17号−<田中>−県道268号−県道457号−<旭原>−林道終点駐車場(04:15/227km)

■復路:林道終点駐車場(10:23/227km)−県道457号−県道268号−国道17号−湯沢IC(10:56/239km)−関越自動車道−<嵐山PA>−大泉JCT−外環道−首都高速−都内(14:21/455km)

■駐車場:林道終点に10台ほどの駐車スペースがあります。満車の場合は登山口周辺や少し戻った路肩スペースへの路駐になります。
到着時に先着車2台、6時の出発時までに数台が入ってきましたがまだ余裕はありました。帰りには駐車スペースは満杯で路肩を含めて20台以上の車が入山していました。
マップコード 554 858 134*75
コース状況/
危険箇所等
■旭原(県道457号)〜林道終点
約3キロ、全体を通してすれ違いが困難な細い林道で、退避場所も少ないです。舗装個所も残っていますが、多くは荒れはひどく無いけれどダートです。

■登山口〜大源太山山頂
登山口からはなだらかな登山道で15分ほどで沢に降り最初の徒渉点です。川幅もあり、この日は水量もそこそこあったので濡れずに渡るには工夫が必要でした。
対岸に渡り5分ほどでハシゴがある枝沢を渡ります。更に10分、登山口から30分ほどで2番目の徒渉点です。岩が濡れていなければ往路は飛び降りる感じで容易に超えられますが、復路は飛び上がる感じになるので難易度は上がります。水量もあり深いです。
2番目の徒渉点を超えると、樹林帯の急登が始まります。お助けロープがたくさん設置されています。
樹林帯を過ぎると谷川特有の森林限界です。山頂が近づくと岩稜の急登が多くなりクサリ場もあります。やせた稜線で、両サイドが落ちているので風が強い日は注意が必要です。
山頂は広くはありませんがフラットで休める場所があります。
4時15分、林道終点の駐車スペースに着きました。先着車は2台ですが人影は見えません。「やっちまった日産」のお陰で一ヶ月ほど納車が遅れましたが今回初デビューの山友くんです。
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4時15分、林道終点の駐車スペースに着きました。先着車は2台ですが人影は見えません。「やっちまった日産」のお陰で一ヶ月ほど納車が遅れましたが今回初デビューの山友くんです。
6時、大源太山登山口です。登山ポスト、筆記用具などがあります。2名の先行者に続いて登山道に入ります。
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6時、大源太山登山口です。登山ポスト、筆記用具などがあります。2名の先行者に続いて登山道に入ります。
登山口から15分ほど、なだらかな登山道を行きます。紅葉は若干残っていますが、終盤のようです。下に見える北沢の徒渉が2回あります。
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登山口から15分ほど、なだらかな登山道を行きます。紅葉は若干残っていますが、終盤のようです。下に見える北沢の徒渉が2回あります。
北沢最初の徒渉点です。台風の影響か、水量もそこそこありますので徒渉グッズを使用しました。
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北沢最初の徒渉点です。台風の影響か、水量もそこそこありますので徒渉グッズを使用しました。
シャキーン!
枝沢は濡れずに渡れますが、その先のハシゴは片側が折れています。
枝沢は濡れずに渡れますが、その先のハシゴは片側が折れています。
シシゴヤノ頭(謙信ゆかりの道)への分岐点です。2名の先行者は反時計回りでこちらへ向かったようです。私は時計回りで大源太山へ向かいます。
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シシゴヤノ頭(謙信ゆかりの道)への分岐点です。2名の先行者は反時計回りでこちらへ向かったようです。私は時計回りで大源太山へ向かいます。
北沢二番目の徒渉点です。こちら側からは飛び下りる感じなので岩が濡れていなければ容易に渡れますが、逆側から飛び上がるのはチョット難しいかも...
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北沢二番目の徒渉点です。こちら側からは飛び下りる感じなので岩が濡れていなければ容易に渡れますが、逆側から飛び上がるのはチョット難しいかも...
渡り終えてから振り返った徒渉点です。このときは帰りはここを通らない予定なので気が楽でしたが...
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渡り終えてから振り返った徒渉点です。このときは帰りはここを通らない予定なので気が楽でしたが...
徒渉点の下流側です。比較的浅い箇所もありそうです。
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徒渉点の下流側です。比較的浅い箇所もありそうです。
登山道は右手に登りますがなかなか急登です。お助けロープが何本も下がっています。
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登山道は右手に登りますがなかなか急登です。お助けロープが何本も下がっています。
樹林帯の急登を登り切ってやっとカメラが出せました。
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樹林帯の急登を登り切ってやっとカメラが出せました。
まだ紅葉も残っていました。
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まだ紅葉も残っていました。
シシゴヤノ頭だと思います。帰りはこちらを回る予定です。
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シシゴヤノ頭だと思います。帰りはこちらを回る予定です。
視界が開けてきました。大源太山の山頂です。
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視界が開けてきました。大源太山の山頂です。
そろそろ森林限界かな、風が強くなってきました。山頂までのルートは弥助尾根です。
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そろそろ森林限界かな、風が強くなってきました。山頂までのルートは弥助尾根です。
七ッ小屋山です。青空でないのがチョット残念ですが、視界はそれほど悪くありません。
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七ッ小屋山です。青空でないのがチョット残念ですが、視界はそれほど悪くありません。
ここまで来れば山頂まで後わずかだと思ったのですが、風がますます強くなってきました。右下から吹き上げるような強風で、後ろから押され気味です。
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ここまで来れば山頂まで後わずかだと思ったのですが、風がますます強くなってきました。右下から吹き上げるような強風で、後ろから押され気味です。
風が強く二本足で立っていられません。何かに掴まっていないとバランスを崩すような風が来ます。森林限界で掴まるようなモノがありません。四つん這いで進むことも...
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風が強く二本足で立っていられません。何かに掴まっていないとバランスを崩すような風が来ます。森林限界で掴まるようなモノがありません。四つん這いで進むことも...
山頂直下の岩稜やクサリ場は強風でカメラを出す余裕がありませんでした。狭い稜線なので背中を押す強風にヒヤヒヤしながら何とか山頂です。トップだったようで誰もいません。
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山頂直下の岩稜やクサリ場は強風でカメラを出す余裕がありませんでした。狭い稜線なので背中を押す強風にヒヤヒヤしながら何とか山頂です。トップだったようで誰もいません。
山頂から西側の展望です。中央の尖っている山はコマノカミノ頭だと思うのですが...奧の苗場山には雪が積もっています。
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山頂から西側の展望です。中央の尖っている山はコマノカミノ頭だと思うのですが...奧の苗場山には雪が積もっています。
苗場山をアップに...
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苗場山をアップに...
山頂から大栗ノ頭、蓬ノ頭への稜線です。こちらには登山道はないようです。
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山頂から大栗ノ頭、蓬ノ頭への稜線です。こちらには登山道はないようです。
湯沢の町を俯瞰しています。中央に大源太湖が見えています。
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湯沢の町を俯瞰しています。中央に大源太湖が見えています。
登ってきた弥助尾根です。
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登ってきた弥助尾根です。
山頂は広くはありませんが、腰を下ろして休めるスペースはあります。強風で立っていられないので、座り込んでいます。
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山頂は広くはありませんが、腰を下ろして休めるスペースはあります。強風で立っていられないので、座り込んでいます。
チョット前までは見えていた七ッ小屋山がガスに飲まれました。このとき二番目に山頂に現れたのはソロの女性でした。
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チョット前までは見えていた七ッ小屋山がガスに飲まれました。このとき二番目に山頂に現れたのはソロの女性でした。
シシゴヤノ頭方面もガスに飲まれそうな状況です。ガスと言うより雨が降っている感じです。強風も収まらないし、雨にも降られたくないし...七ッ小屋山への周回はヤメて来た尾根を戻ります。七ッ小屋山へ行きたかったソロの女性も戻ると決めたようです。
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シシゴヤノ頭方面もガスに飲まれそうな状況です。ガスと言うより雨が降っている感じです。強風も収まらないし、雨にも降られたくないし...七ッ小屋山への周回はヤメて来た尾根を戻ります。七ッ小屋山へ行きたかったソロの女性も戻ると決めたようです。
強風の弥助尾根を何とか下って樹林帯に入りました。多少風は治まりましたが山頂を目指す何組もの登山者とすれ違いました。
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強風の弥助尾根を何とか下って樹林帯に入りました。多少風は治まりましたが山頂を目指す何組もの登山者とすれ違いました。
まだ10時前です。終盤の紅葉を眺めながら下ります。
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まだ10時前です。終盤の紅葉を眺めながら下ります。
下りは早いです。もう北沢が見えてきました。
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下りは早いです。もう北沢が見えてきました。
朝、復路はチョット嫌らしいと感じた二番目の徒渉点ですが、ロープを持って強引に飛び移りました。
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朝、復路はチョット嫌らしいと感じた二番目の徒渉点ですが、ロープを持って強引に飛び移りました。
枝沢へ降りるハシゴは、上からだと破損箇所が見えません。体重の...いやザックの重い人は注意が必要です。
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枝沢へ降りるハシゴは、上からだと破損箇所が見えません。体重の...いやザックの重い人は注意が必要です。
第一徒渉点を渡って下流川からパチリと...
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第一徒渉点を渡って下流川からパチリと...
ちょっとアップに...
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ちょっとアップに...
15分ほど穏やかな登山道を歩くと登山口に戻ります。
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15分ほど穏やかな登山道を歩くと登山口に戻ります。
朝は気がつかなかった秋もたくさん残っていました。
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朝は気がつかなかった秋もたくさん残っていました。
朝6時の出発時点では空きスペースがありましたが満杯です。登山口の手前にも駐車スペースはありますが、そこも埋まっていました。
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朝6時の出発時点では空きスペースがありましたが満杯です。登山口の手前にも駐車スペースはありますが、そこも埋まっていました。
山友くん、帰りもヨロシクね!
いろいろなテストを...というより使い方を確認しながら帰ります。なんせボタンが多すぎ...
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山友くん、帰りもヨロシクね!
いろいろなテストを...というより使い方を確認しながら帰ります。なんせボタンが多すぎ...
今回最優先で試したかった自動運転中です。
やっちゃえ、ニィサン!
ウソです、やってはいけませんm(_ _)m
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今回最優先で試したかった自動運転中です。
やっちゃえ、ニィサン!
ウソです、やってはいけませんm(_ _)m

感想

週末毎に台風が来る。
日曜日はたぶんどこでも雨だろう。
土曜日は国境を越えて新潟に入れば昼過ぎまでは雨に降られないかも知れない。
今回は山が半分、残りの半分はやっと納車された車の自動運転を高速道路で試してみたかった。
そこで谷川は新潟側の大源太山へ行くことにした。弥助尾根側から登り、七ッ小屋山、シシゴヤノ頭へ周回しても早い時間に下山できそう。

林道終点の駐車スペースに着いたのは4時15分頃、先着車が2台、空には星が見えていたので期待が持てた。しかし明るくなるに連れて上空にはどんよりとした雲が...
6時に登山口に入った。二番目の徒渉点を超えて樹林帯の急登に喘ぎ、弥助尾根に合流した辺りから強風が吹き出した。北沢側から吹き上げる風で、狭い稜線は掴まるモノも少なく、何度か四つん這いで進んだ。山頂近くの岩稜やクサリ場も後ろから押される強風にバランスを崩しそうになりながら何とか山頂に立った。
どうやらトップだったようで山頂には誰もいなかった。それほど広くない山頂、強風で立っていられないので座り込んで休んだ。着いた時点では七ッ小屋山もシシゴヤノ頭もきれいに見えていたが、わずかな時間でガスに飲み込まれた。周回するか、来た尾根を戻るか、迷っていたとき二番目の登山者が山頂に上がって来た。
なんと女性...この女性は新潟市の方で既に百名山を制覇、新潟百名山を登っているという。このためか七ッ小屋山へ行きたいようだった。
七ッ小屋山の方を見ると、ガスと言うより雨が降っている感じ、濡れたくはないので戻ることにして女性に伝えた。女性も七ッ小屋山は諦めたようで下山をするという。さすがに百名山を登っているだけあって山慣れした感じで歩くスピードも速い。
登山口には10時半前に帰ってきた。


「やっちまった、ニッサン!」のお陰で、7月に発注した車がやっと納車された。
当初は乗り継いできた宴会兼車中泊車にするつもりだったが、要求するスペックの搭載予定がないということで泣く泣く別の車を選択した。そして要求スペックをすべて満足する車種は6月に発売された1車種のみ、残念なことに選択の余地はなかった。

広かったミニバンからSUVへ...
車はオーテックジャパンのエクストリーマーX(日産X-TRAIL)4WD-HYBRID 寒冷地仕様、アルツハイカー仕様(安全支援システム)
やはり興味があったのは自動運転技術(プロパイロット)、ディーラーからの説明では従来のクルーズコントロールの延長だといっていたが...
説明書を読んでもよく判らない。ハンドルだけでボタンが18個も付いている。記号だらけでどれがどれやら...アル中ハイマーには無理だな。

帰りの関越自動車道、湯沢ICから新座料金所までほぼ自動運転で走ってみた。
最高速度と車間距離を設定すれば、レーンを認識してアクセル、ブレーキ、ハンドルを自動車が制御してくれる。割り込みにも思ったよりスムーズで、車線変更にも自動運転が解除されることはなく、なかなか良くできている。ただ、ハンドルから手を離してしばらくすると警告が発せられる。長く離していると解除されるようだ。
テレビのコマーシャルで矢沢永吉が両手を離して「やっちゃえ...」は??

残念なことにこの日は渋滞がなかったので、渋滞時の自動運転はテストができなかった。
まだ自動運転は初期段階だろうが、山に行くのに一番億劫だった運転からアクセル、ブレーキ、ハンドルが解放されれば、長距離も楽になるかも...

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