積雪で撤退 会津駒ヶ岳
- GPS
- 06:05
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,243m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から10分も歩けば積雪箇所が出てきます。 駒の小屋は今季は営業終了したようで板で塞がってました。 |
その他周辺情報 | アルザ尾瀬 露天風呂のみ(洗い場は室内にあり) 500円 貸しハンドタオル100円 |
写真
装備
備考 | アイゼン、ストック、ゲイターなど用意してなかった。 |
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感想
田代山からみた会津駒ヶ岳に憧れて何度となく計画をたてては振られ、ようやく今回行くことができた。それなのに…
高速代を安くあげるためいつものようにパーキングエリアで車中泊。しかし今回はそこから登山口までまだ100キロ以上を残している。登山口の駐車台数が少ないので早く着くために3時半には起きて4時スギには出発した。車中泊の意味があるんだかなんだかわからない早いアクセスとなる。
到着してみればいつからなのか公衆トイレの辺りで車両通行止め。悲しいかな結局下の運動場前にある登山者用駐車場に止めて出発した。
降雪があったことは調べていたので登って間もなく出てきた雪道に早々にチェーンスパイクを装着。雪道は苦手なのでゆっくり登ることに専念した。
しかし登るにつれどうも様子がおかしい。思っていたより辺り一面真っ白なのだ。そしてみるみる雪は深まっていく。
辛うじてトレースがあったので疲れながらも歩を進めたが足がドンドン重くなる。チェーンスパイクでは靴裏に着雪して足かせとなってしまったのだ。
10歩歩いては足を振って雪を落とし、バランスを崩して雪に手を付き冷たさに悶絶するの繰り返し。これほどの積雪とは思わず軍手しか持ってきていなかったので素手で雪に手を突っ込みまくりビリビリとしびれた。
ようやく見えてきた山頂を前にしても足が重くなかなか進めない。トレースにならって足を置くも3歩に1回は踏み抜くようなやるせなさ。この時点で中門岳へ行くのは諦めた。
ようやく小屋が見えるところまで登ってきたが徐々に雲が広がり日差しが無くなると寒さが身に染みてきた。そして山頂まであと1.2キロの道標を過ぎた辺りからトレースも無くなってしまった。
疲れきった足に慣れないラッセル歩行はかなりしんどい。目の前の小屋がちっとも近くならず、せっかくきれいに見える燧ヶ岳や至仏山なども楽しむゆとりなどまるでなく、ゼイゼイと立ち止まるのがやっとだった。
それでも小屋前までたどり着き、残り700mの標記を見て自分を奮い立たせた。
と、思ったのだが100mほど進んだ辺りで膝上まで踏み抜く。頑張って出した次の足も膝上まで。もうひとがんばりして出した足も 膝上まで盛大に踏み抜いてぶっ倒れた。
ここで心がポキッと折れたので山頂を本当に目前にして撤退することにした。
小屋前ですぐ目の前の山頂を恨めしく眺めながら軽食をとり下山。
なん組かの後続のハイカーさんたちに山頂を諦めたと話ながら下山したが皆さんは登頂したんだろうなぁ、と下山すればするほど悔しさが増してきた。
それでも下山中に両足が交互に吊りだしたので運動不足は否めないのだと痛感した。
そして私にとっては雪山はやはり眺めるもので登るものではないのだと再認識する山行となった。季節を変えて来年以降に再挑戦しようと思う。
bo-さん おはようございます。
会津駒、雪がすごく積もっていたんですね。せめてラッセル跡があれば両足膝まで埋まったらもう心折れますよね。
でも白根山や尾瀬方面の景色は見えて良かったです。よくガスが出て見えない事も多いそうです。
また雪が溶けたらミニ尾瀬公園のサンショウウオジェラートとセットで^ ^登ってみて下さい。
yuzupapaさん、こんばんは。太ももが筋肉痛でたまらない状態です。
ヤマレコでは10月28日のレコが最新情報だったので小屋ぐらいまでは積雪の心配はしていなかったのですがまさかの雪山になっていました。この3日間でこんなに積もるとは思いませんでした。
往路で付けた私のトレースも復路では半分ほどの大きさになっていたので風通しの良い場所ではどんどんトレースが消えて行ってしまうんでしょうね。
サンショウウオはあまり口にはしたくないですねぇ・・('ω')
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