東北遠征最終日 一気に南下して雨飾山。でもガス&ツルツル登山道で精神修行山行に。
- GPS
- 06:30
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
天候 | 晴れのちガスガス ときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場すぎると砂防工事してる場所に出ますが、岩だらけでかなり怖いです |
コース状況/ 危険箇所等 |
相変わらずの周回路を取りましたが、鋸方面は初心者の方は避けた方が良いかと‥ というか通常登山道も雨で岩や木の根の上が滑りやすく非常に気を遣いました。 バランスを崩すと下手すれば谷に落ちるような場所が多くあります。 まぁ途中の草や木に引っ掛かるとは思いますが慎重に。 雨飾温泉→鋸分岐は藪こぎ、渡渉(岩がよく滑り要注意)数回、蜘蛛の巣、蛇との遭遇、ルートファインディングそして全般的にツルツル滑る登山道で、今回はガスっていたこともあり、本当に肉体よりも精神的に疲れました‥ また笹平→鋸分岐まではアップダウンもあり体力的にもけっこうつらかったです(展望が無いので余計疲れたのかも) 秋口で登山道が歩き易いとイメージが変わるかも‥です(苦笑) |
写真
感想
鳥海山を下山して、次はどうしようか悩みましたが、他の東北の山登ってから延々と日本海岸沿いを帰るのは体力的にキツイ。
高速割引がないことを考えるとコスト的にもキツイ。
ってことで、できるだけ下道で帰ってコスト削減しようと、少なくとも新潟まで戻ることにしました。
そこでパッと思い浮かんだのが、妙高近辺。雨飾山を雨飾温泉側から登れば温泉探す労力も要らないし、平日マイナールート(?)で、静かな山行にできそうだと思ったのでした。
延々下道で糸魚川‥はさすがにキツく、新潟は半分くらい高速乗りました。休日割引も利くし。
仮眠したりして、雨飾山荘に着いたのは1:00くらい。
なかなかハードな林道でしたが、まぁ山道も慣れてたのでそれほど苦もなく到着。
しかし、砂防工事道路を上に行くとどうなるんだろ?と上に登っていったら真っ暗だし、土砂崩れっぽいのがあったりして、ちょっと怖かったです。
駐車場に戻り、空を見ると満天の星空。テント場に行く気力もなく酒飲んでたら、意識失いました。
帰りを楽にするため早起きするつもりでしたがとにかく眠かったので、翌日も寝坊しまくり‥
気づいたら仕事の時に起きるアラームで目覚めました。7:30。おそっ!
駐車場に2台止まっていましたが、一台は宿泊客、一台は登山客だった模様。
私が寝ている間に出発していったようです。
朝ご飯食べて準備をして出発。ピストンなら十分、周回するなら水場に期待して水は2L+薄めたアクエリアス500ML。
山荘で届出を出して登っていきます。この間に、あとから着いた二人組みの方々が先行していきました。
標高図で見たとおり、一気に標高を上げていく登山道で、しんどいです。
しかしいつもより軽荷にしたおかげでやや楽かも。すぐに先行者追い越しました。
登山道がここ数日の雨で濡れていたので、ツルツル滑ります。登りだからまだ気楽ですが、下りは気を遣ってしんどそう‥。
この時点ではピストンするか、周回にするか決めてませんでした。
いっぷく処で少々休憩。晴れたり曇ったりですが、やはり基本的に暑い。汗だくです。
さらに突き進むと稜線が近づいてきました。風が出てきて気持ちよい。笹平に到着です。
少し進むと雨飾山の山頂が見えてきました。が、周りはガスガスでした。
晴れると思ったんだけどなぁ‥
笹平と山頂は晴れていたため、暑い中、最後の山頂までの登りを進み、山頂到着。
5-6名の方がいらっしゃいました。写真好きな方を少々登山とカメラについて談義しながら、カップラーメンタイム。
新潟の山なのに、先日北岳〜間ノ岳縦走した帰りに買った富士吉田うどん(笑)
その後も晴れるのを待ちましたが、たまに少しだけ晴れるだけで、基本周りはガス。
山頂は直射日光。暑くてたまりませんので、下山することに。
下山していくと、追い越した二人組みの方々とすれ違いました。
これが今回の登山で最後に会った登山者でした‥(汗)
会ったのは蛇くらい(この後下山するまで5回も遭遇)。金山分岐まで、急下り。そしてツルツル滑ります。
とにかく慎重に下ったので、精神的に疲れました。水場でホッと一息。
ここからはエラい登りが。でも足はまだ十分。しかし、飽きるほどのアップダウン。
4個くらいはピークを覚えてますが途中で諦めました。ガスでひらすら単調です。
更に森林地帯に入ると、登山道に大量の蜘蛛の巣‥。やっと鋸岳分岐につきました。
ガスガスなので鋸をピストンする気にもなりません。
しかしここからも大変でした。沢を3-4個越えましたが、岩場はツルツルだし、トラバース道はデンジャラスだし。
滑ったら何m転げるんだろ‥基本的に細い登山道が多く、路面も脆いところも。
歩く人が少ないからでしょうか、背の高さ以上の草が伸びてるところもあって、踏み後も薄く登山道かどうかよく分からない。
蜘蛛の巣と蛇、ツルツル岩で常に気を遣ったのでノロノロペースだし、本当に疲れました‥
蜘蛛の巣が眼鏡(コンタクト忘れた‥)や顔にひっかかったときは寒気で鳥肌でした(泣)
蜘蛛は嫌いだ‥
でも、それなりに印や梯子、登山道はこっちだよ的な雰囲気はあるので、ある程度山登ってる人なら迷わないかな?
なだらかな登山になり、やっと気楽にダッシュでき、いつもどおりハイペースで駆け下ると最後の沢に出て、簡単に渡れる場所を探して渡渉。
林道歩きがちょっと続くのかなーと思ったらいきなり駐車場に出て、最後は拍子抜けでした(笑)
本当に精神修行というか、体力よりも折れない心が重要な登山となりました。
靴もズボンもドロドロ、腕には蜘蛛の巣がついたりして不快だったので、すぐに温泉へ。
内湯は熱かったですが、入れないほどではありません。外湯「都忘れの湯」は外気のためか温度も程よく良い湯でした!
で、帰りはひたすら下道で名古屋へ‥
さすがに最後、瑞浪から高速使いましたが。
三日間低山(?)ばかりでしたがどれも印象に残るいい遠征となりました。
東北も良い山が多いですし、今後開発(?)していきたいと思います。
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