ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 131369
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

東北遠征最終日 一気に南下して雨飾山。でもガス&ツルツル登山道で精神修行山行に。

2011年08月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:30
距離
8.5km
登り
1,235m
下り
1,216m

コースタイム

雨飾温泉7:55-8:50いっぷく処8:55-10:00笹平10:05-10:20雨飾山11:25-12:00金山分岐12:10-13:15鋸岳分岐13:20-14:25雨飾温泉
天候 晴れのちガスガス ときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雨飾温泉 駐車場 第一駐車場は8台くらい?
駐車場すぎると砂防工事してる場所に出ますが、岩だらけでかなり怖いです
コース状況/
危険箇所等
相変わらずの周回路を取りましたが、鋸方面は初心者の方は避けた方が良いかと‥
というか通常登山道も雨で岩や木の根の上が滑りやすく非常に気を遣いました。
バランスを崩すと下手すれば谷に落ちるような場所が多くあります。
まぁ途中の草や木に引っ掛かるとは思いますが慎重に。

雨飾温泉→鋸分岐は藪こぎ、渡渉(岩がよく滑り要注意)数回、蜘蛛の巣、蛇との遭遇、ルートファインディングそして全般的にツルツル滑る登山道で、今回はガスっていたこともあり、本当に肉体よりも精神的に疲れました‥
また笹平→鋸分岐まではアップダウンもあり体力的にもけっこうつらかったです(展望が無いので余計疲れたのかも)
秋口で登山道が歩き易いとイメージが変わるかも‥です(苦笑)
雨飾温泉より。
2011年08月29日 07:44撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 7:44
雨飾温泉より。
登山道入口はこちら。
2011年08月29日 07:56撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 7:56
登山道入口はこちら。
難所のぞき。でも難所がよくわかりませんでした‥
2011年08月29日 08:14撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 8:14
難所のぞき。でも難所がよくわかりませんでした‥
この頃は山頂から展望がまだ期待できると思ってました‥
2011年08月29日 08:41撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 8:41
この頃は山頂から展望がまだ期待できると思ってました‥
一ぷく処。少しだけ休憩しました
2011年08月29日 08:53撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 8:53
一ぷく処。少しだけ休憩しました
ガスってきて日本海側ほとんど何も見えず。
2011年08月29日 09:23撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 9:23
ガスってきて日本海側ほとんど何も見えず。
これが中ノ池?
2011年08月29日 09:25撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 9:25
これが中ノ池?
笹平に出ました。
2011年08月29日 10:02撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:02
笹平に出ました。
2011年08月29日 10:06撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:06
2011年08月29日 10:08撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:08
蝶が仕事中。
2011年08月29日 10:09撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
1
8/29 10:09
蝶が仕事中。
荒菅沢
2011年08月29日 10:11撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:11
荒菅沢
山頂の向かいの峰。ここを下って行くと小谷温泉に行けます。
2011年08月29日 10:21撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:21
山頂の向かいの峰。ここを下って行くと小谷温泉に行けます。
山頂。ガス。
2011年08月29日 10:22撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:22
山頂。ガス。
たまに晴れて笹平。
2011年08月29日 10:40撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:40
たまに晴れて笹平。
カップラーメン。なぜか富士吉田うどん(笑)先日北岳〜間ノ岳に登った帰りに買ったやつ。
2011年08月29日 10:49撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 10:49
カップラーメン。なぜか富士吉田うどん(笑)先日北岳〜間ノ岳に登った帰りに買ったやつ。
蝶々が求愛活動してましたが、微妙な写真に。密かにセミもおります。もう死にそうでしたが‥
2011年08月29日 11:22撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 11:22
蝶々が求愛活動してましたが、微妙な写真に。密かにセミもおります。もう死にそうでしたが‥
結局山頂に居る間はこのくらいしか見えず。無念(泣)
2011年08月29日 11:22撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 11:22
結局山頂に居る間はこのくらいしか見えず。無念(泣)
笹平から雨飾山
2011年08月29日 11:33撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 11:33
笹平から雨飾山
蛇のしっぽ。ここから下山まで、6匹も遭遇しました((((;゜Д゜)))))
2011年08月29日 11:38撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 11:38
蛇のしっぽ。ここから下山まで、6匹も遭遇しました((((;゜Д゜)))))
小谷温泉と銀岳or鋸岳分岐
2011年08月29日 11:40撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 11:40
小谷温泉と銀岳or鋸岳分岐
鋸・銀岳分岐
2011年08月29日 12:01撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:01
鋸・銀岳分岐
水場。冷たくて水も美味しかった!頑張れば単独幕営もできそうな気がした。
2011年08月29日 12:07撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:07
水場。冷たくて水も美味しかった!頑張れば単独幕営もできそうな気がした。
ガスって何の感慨もない縦走
2011年08月29日 12:18撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:18
ガスって何の感慨もない縦走
うっすらと見える登山道
2011年08月29日 12:24撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:24
うっすらと見える登山道
はしごはたくさんありました。
2011年08月29日 12:28撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:28
はしごはたくさんありました。
何も撮るものがないので花を撮ってみた
2011年08月29日 12:33撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:33
何も撮るものがないので花を撮ってみた
岩場をトラバース踏み跡はやや薄い
2011年08月29日 12:33撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:33
岩場をトラバース踏み跡はやや薄い
最初は数えていたピークのアップダウンも面倒になってきた。たぶん5〜6個あったような気がする
2011年08月29日 12:45撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 12:45
最初は数えていたピークのアップダウンも面倒になってきた。たぶん5〜6個あったような気がする
やっと鋸と雨飾温泉への分岐。こんな天候で行く気になるわけない‥大人しく下山
2011年08月29日 13:16撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 13:16
やっと鋸と雨飾温泉への分岐。こんな天候で行く気になるわけない‥大人しく下山
こんな沢を4つほど越えます
2011年08月29日 13:40撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 13:40
こんな沢を4つほど越えます
雨のおかげか水量が多く岩が滑りやすい
2011年08月29日 13:52撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 13:52
雨のおかげか水量が多く岩が滑りやすい
最後の渡渉。ここを越えるとすぐに駐車場でした
2011年08月29日 14:28撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
8/29 14:28
最後の渡渉。ここを越えるとすぐに駐車場でした

感想

鳥海山を下山して、次はどうしようか悩みましたが、他の東北の山登ってから延々と日本海岸沿いを帰るのは体力的にキツイ。
高速割引がないことを考えるとコスト的にもキツイ。
ってことで、できるだけ下道で帰ってコスト削減しようと、少なくとも新潟まで戻ることにしました。

そこでパッと思い浮かんだのが、妙高近辺。雨飾山を雨飾温泉側から登れば温泉探す労力も要らないし、平日マイナールート(?)で、静かな山行にできそうだと思ったのでした。

延々下道で糸魚川‥はさすがにキツく、新潟は半分くらい高速乗りました。休日割引も利くし。
仮眠したりして、雨飾山荘に着いたのは1:00くらい。
なかなかハードな林道でしたが、まぁ山道も慣れてたのでそれほど苦もなく到着。
しかし、砂防工事道路を上に行くとどうなるんだろ?と上に登っていったら真っ暗だし、土砂崩れっぽいのがあったりして、ちょっと怖かったです。
駐車場に戻り、空を見ると満天の星空。テント場に行く気力もなく酒飲んでたら、意識失いました。

帰りを楽にするため早起きするつもりでしたがとにかく眠かったので、翌日も寝坊しまくり‥
気づいたら仕事の時に起きるアラームで目覚めました。7:30。おそっ!
駐車場に2台止まっていましたが、一台は宿泊客、一台は登山客だった模様。
私が寝ている間に出発していったようです。
朝ご飯食べて準備をして出発。ピストンなら十分、周回するなら水場に期待して水は2L+薄めたアクエリアス500ML。

山荘で届出を出して登っていきます。この間に、あとから着いた二人組みの方々が先行していきました。
標高図で見たとおり、一気に標高を上げていく登山道で、しんどいです。
しかしいつもより軽荷にしたおかげでやや楽かも。すぐに先行者追い越しました。
登山道がここ数日の雨で濡れていたので、ツルツル滑ります。登りだからまだ気楽ですが、下りは気を遣ってしんどそう‥。
この時点ではピストンするか、周回にするか決めてませんでした。
いっぷく処で少々休憩。晴れたり曇ったりですが、やはり基本的に暑い。汗だくです。
さらに突き進むと稜線が近づいてきました。風が出てきて気持ちよい。笹平に到着です。

少し進むと雨飾山の山頂が見えてきました。が、周りはガスガスでした。
晴れると思ったんだけどなぁ‥
笹平と山頂は晴れていたため、暑い中、最後の山頂までの登りを進み、山頂到着。
5-6名の方がいらっしゃいました。写真好きな方を少々登山とカメラについて談義しながら、カップラーメンタイム。
新潟の山なのに、先日北岳〜間ノ岳縦走した帰りに買った富士吉田うどん(笑)

その後も晴れるのを待ちましたが、たまに少しだけ晴れるだけで、基本周りはガス。
山頂は直射日光。暑くてたまりませんので、下山することに。
下山していくと、追い越した二人組みの方々とすれ違いました。
これが今回の登山で最後に会った登山者でした‥(汗)
会ったのは蛇くらい(この後下山するまで5回も遭遇)。金山分岐まで、急下り。そしてツルツル滑ります。
とにかく慎重に下ったので、精神的に疲れました。水場でホッと一息。
ここからはエラい登りが。でも足はまだ十分。しかし、飽きるほどのアップダウン。
4個くらいはピークを覚えてますが途中で諦めました。ガスでひらすら単調です。
更に森林地帯に入ると、登山道に大量の蜘蛛の巣‥。やっと鋸岳分岐につきました。
ガスガスなので鋸をピストンする気にもなりません。

しかしここからも大変でした。沢を3-4個越えましたが、岩場はツルツルだし、トラバース道はデンジャラスだし。
滑ったら何m転げるんだろ‥基本的に細い登山道が多く、路面も脆いところも。
歩く人が少ないからでしょうか、背の高さ以上の草が伸びてるところもあって、踏み後も薄く登山道かどうかよく分からない。
蜘蛛の巣と蛇、ツルツル岩で常に気を遣ったのでノロノロペースだし、本当に疲れました‥
蜘蛛の巣が眼鏡(コンタクト忘れた‥)や顔にひっかかったときは寒気で鳥肌でした(泣)
蜘蛛は嫌いだ‥

でも、それなりに印や梯子、登山道はこっちだよ的な雰囲気はあるので、ある程度山登ってる人なら迷わないかな?
なだらかな登山になり、やっと気楽にダッシュでき、いつもどおりハイペースで駆け下ると最後の沢に出て、簡単に渡れる場所を探して渡渉。
林道歩きがちょっと続くのかなーと思ったらいきなり駐車場に出て、最後は拍子抜けでした(笑)
本当に精神修行というか、体力よりも折れない心が重要な登山となりました。

靴もズボンもドロドロ、腕には蜘蛛の巣がついたりして不快だったので、すぐに温泉へ。
内湯は熱かったですが、入れないほどではありません。外湯「都忘れの湯」は外気のためか温度も程よく良い湯でした!

で、帰りはひたすら下道で名古屋へ‥
さすがに最後、瑞浪から高速使いましたが。
三日間低山(?)ばかりでしたがどれも印象に残るいい遠征となりました。
東北も良い山が多いですし、今後開発(?)していきたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1053人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら