日帰り 両神山
過去天気図(気象庁) | 2004年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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感想
前回の休みに続き、またしても山です。
今まで出かけられなかったうっぷんを吐き出すように、かつ全然運動しなくて不健康になってしまった体を回復させるべくこれから通います。
というわけで今日は秩父の山奥にある百名山のひとつ両神山に行ってきました。張り切って朝一で行こうかなぁとも思ったんだけど、「キル・ビル」が見たくてしゃあなかったので行く前に見る。見てよかった。
心置きなく11時出発。どんどん山に入っていき、国道でも県道でもない林道に突入、瓦礫が道路に転がっていてかつ一車線の山道を30分ぐらい走らせると登山口に到着。今日駐車場には2台車が停まっている。人に会えるだろうか。
この山はいろいろ登山道があるのだが、一番頂上に近いこのルート。なんでもベテラン以外は登山禁止ルートらしい。登山口にも初心者の方はご遠慮くださいという看板さらにその脇には山岳事故のリストまでのっけてる。さらになんとかっていう登山道が廃道になったらしい。
のっけから恐怖心を煽られるが、まぁ行ってみなきゃわからんさ。ってことで構わず13時出発。細い登山道を汗だくになって進む。
1時間かかるはずの稜線まで30分で到着。まだまだいけるので休まずどんどん進む。こっから岩場登場。これが初心者お断りの理由。ちなみに20年来の登山愛好家のワタシだが、岩場は初心者並み。基本的に高所恐怖症なので下が見えるトコはダメ。下りも滑るので苦手。
という感じですが、今回は下が見えないとこだったのでどこに足かけんだ!的な岩場も多かったにも関わらず、まぁ難なくこなす。
んでまず一つ目の頂上。ここで14時。飯の時間なので買っておいたパンを食う。(体の為を考えたら菓子パンも禁止なのだが、今日はパン3割引の誘惑に負けた・・・。)
岩場の続く中でなんか高いとこで休憩してても怖くなってきたので飯を食ったらとっととまた進む。またこっからも岩場の連続。緊張しながら着実に進んでいく。
んで15時30分山頂に到着。またしても人に会えず、山頂にも人はいず・・。まぁただ景色はかなり良かったので満足。そこでいつものように満足するまで景色を眺めながらぼ〜っとのんびり。
気が済んだら下山。帰りは行きの大回りするルートとは違い、山頂と駐車場を一気に結ぶ別のルートで帰る。んでそっちのルートへ歩き、分岐まで達すると!なんと登山道が立入禁止になってるではないかぁ!どうやら登山口に書かれていたのはこのルートの事だったらしい。現在16時。来た道を戻って下山すると夜になってしまう恐れがありヘッドライトを持ってない今日、それをやるのはかなり危険だ。とりあえず他に下山ルートがないか村の観光課に携帯でTELして確認してみる。(携帯ってめっちゃ便利だ〜!)まず他にルートはないらしい。んでもってこの道が廃道になったのは相当前の事らしい。(ちなみに今日使ってるガイドブックは13年前のもの)戻るしか道はないんですか?って聞いたらその道も使えないことはありませんが危険でオススメできかねます。と。とりあえずルートファインディングさえしっかりやって危険箇所を慎重に歩けばいけるらしい。
時間はない。一歩間違えれば遭難。ここで滑落する確率の方が、真っ暗の中歩くよりも断然低い。というわけでロープで遮られた立入禁止を乗り越え、廃道となった道を緊張しながら下山することに。枯葉が幾重にも覆い重なり、道を見えにくくしているものの、以前使われていただけあって登山をしてる人なら道は判別できる。時折沢を横切るなどの危険箇所、また崩落箇所などがあるものの、そこまで大幅に荒れた道ではない。これ以上の道を今まで複数回経験した事がある為、途中から緊張はとかれ余裕で下山。1時間15分のルートを30分でした。
これでもかと連続した岩場、360度の景色、廃道登山道の強行突破など、稀に見る中身の詰まった山行だったなぁ。
など余韻に浸りながら運転。なんかまだ緊張してるらしく呼吸が変。(笑)まぁ温泉で疲れを癒したら復活したんですが。そんな1日でした。
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