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記録ID: 133360
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ハイキング
東北

しばらくゆけなくなった立石鍾乳洞・立石山

2011年01月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:35
距離
2.7km
登り
350m
下り
456m
天候 曇り時折晴れ間有り
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
駐車場は10数台の駐車が可能である。トイレや登山ポストなどはない。駐車場には簡単な略図が掲げられていたが、初めてのものにはひどく理解しがたい図であった。簡易的な橋ともいえるコンクリートのブロックが川に沈めてあり増水時以外は安全に川を渡ることができる。増水時にはかなり危険を感ずるブロック橋ではある。左手に立石を眺めながら対岸に渡りやや右手の山の方に進むが登山道はわかりづらい。何とか見当をつけて登ってゆくが登山道の幅は狭い。しばらくゆくと急な崖のところがあり道は半分崩れており左手にはトラロープが張ってあるがアテにはできない。間もなく一服峠と思われたがはっきりとしない。立石山分岐を過ぎて少しゆくと右下の沢に下りて行く道があり、沢の徒渉後かなりワイルドな道を転落に注意しながらたどって行くと清流洞、その後、子宝の泉を経て立石鍾乳洞に至る急坂を登ると大穴がぽっかり空いている。ともかくこのルートは短いがワイルドで未整備なルートであり、一度でも行った経験がある場合はともかく、初回単独行ではそれなりの事前調査と覚悟をもって行くべきルートである。まして、鍾乳洞への入洞は単独では絶対おすすめできない。
駐車場からここのシンボルの立石を見る。
2011年09月13日 23:12撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:12
駐車場からここのシンボルの立石を見る。
駐車場を下りてブロック橋に向かう。
2011年09月13日 23:12撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:12
駐車場を下りてブロック橋に向かう。
徒渉後、右手の山の方に進むが道がわかりずらく戸惑うことも多い。
2011年09月13日 23:12撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:12
徒渉後、右手の山の方に進むが道がわかりずらく戸惑うことも多い。
次第に道がはっきりしてくる。
2011年09月13日 23:13撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:13
次第に道がはっきりしてくる。
道が半分崩れており、トラロープもアテにはできない。
2011年09月13日 23:13撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:13
道が半分崩れており、トラロープもアテにはできない。
立石山分岐を過ぎて間もなく右下に下る。この写真は下から見上げたところ。
2011年09月13日 23:13撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:13
立石山分岐を過ぎて間もなく右下に下る。この写真は下から見上げたところ。
清流洞か?
2011年09月13日 23:13撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:13
清流洞か?
とにかくここら辺の道は未整備に近く、快適な山歩きはできない。
2011年09月13日 23:13撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:13
とにかくここら辺の道は未整備に近く、快適な山歩きはできない。
ここは手前側に下りて行くのだが足下が悪く転落注意の場所。
2011年09月13日 23:13撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:13
ここは手前側に下りて行くのだが足下が悪く転落注意の場所。
子宝の泉。ここまで来ると間もなく鍾乳洞前の急坂となる。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
子宝の泉。ここまで来ると間もなく鍾乳洞前の急坂となる。
子宝の泉周辺の登山道。狭くて滑りやすい。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
子宝の泉周辺の登山道。狭くて滑りやすい。
鍾乳洞入り口からは遠くダム湖に至る道路が見える。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
鍾乳洞入り口からは遠くダム湖に至る道路が見える。
帰りがてら沢の上流まで足を伸ばすと簡易ダムがある。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
帰りがてら沢の上流まで足を伸ばすと簡易ダムがある。
上流側から沢を下る。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
上流側から沢を下る。
上流側から沢を下る。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
上流側から沢を下る。
帰路、立石山に登る。途中の景色。
2011年09月13日 23:14撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:14
帰路、立石山に登る。途中の景色。
途中の道はあって無きがごとしの急峻な道であった。
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
途中の道はあって無きがごとしの急峻な道であった。
急峻な道を抜けようやく道らしき道が出てきた。
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
急峻な道を抜けようやく道らしき道が出てきた。
とりあえず頂上。ここが立石山かどうか未確認。
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
とりあえず頂上。ここが立石山かどうか未確認。
帰り道の様子-1
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
帰り道の様子-1
帰り道の様子-2
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
帰り道の様子-2
帰り道の様子-3
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
帰り道の様子-3
帰り道の様子-4
2011年09月13日 23:15撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:15
帰り道の様子-4
ようやく立石まで帰ることができた。
2011年09月13日 23:16撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 23:16
ようやく立石まで帰ることができた。
駐車場の地図。小生にはわかりづらかったもの。
2011年09月14日 19:10撮影 by  E-5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 19:10
駐車場の地図。小生にはわかりづらかったもの。
撮影機器:

感想

 この山域は阿武隈山系のはやま湖手前の鍾乳洞を抱えた小さいがおもしろい山域である。小学生の頃と中学生の頃何度か行ったところではあったが、今回40数年ぶりに鍾乳洞を目指し行ってみたものの初めて訪れたところと何ら変わらなかった。肝心なところではもはや昔の記憶は完全に絶たれ、GPSと駐車場にあった簡単な略図が便りの山行となった。昔キャンプを張った川岸から立派なブロック石を渡って対岸にゆくが何とか見当をつけて右手の山の方にゆくも道がわかりずらい。ある程度事前にほかの方の書いた記録を読んで予備知識を得てはいたのだが全くその通り(わかりづらい山域)であった。案内板も所々にはあるのだが親切とは言い難い。今にも崩れそうな道を何カ所か過ぎ左手の立石山分岐を過ぎると間もなく右下の沢に下りて行く急な道が分岐している。この分岐を右折しないでまっすぐゆくと道は砂防堤の方に続いている。この分岐点を右折して下り沢を渡ると岩や沢が交錯し急な崖のような道もあるひどい道となる。子宝の泉を過ぎて急坂を登り切るとようやく立石鍾乳洞(大穴)である。今回は単独行であり大穴の入り口に立ったところコーモリの出迎えにびっくりもし、とても一人で奥に進む気持ちにもなれず早々に引き返すに至った。先ほどの沢の分岐点まで戻り返し、右折して砂防堤の方まで駒を進め砂防堤から沢を下って再び先ほどの分岐点まで戻り、帰路、立石山に登ることとした。この山は全く道幅のない急な登山道でありワイルドな登山道であった。この山域全体が未整備であり一般の来訪者の門戸をあえて閉ざしているような印象であるが、それ故に狭く小さな山域ながらもわくわくするようなスリルが味わえるのかもしれない。あえて過剰な整備を進めず最低限の整備にとどめた方がこの山域の魅力の維持につながりそうではある。
 この度の東北大震災に伴う福島原発の放射能汚染が危惧されるため、山行後半年以上がたつのであるが今後しばらくは行くことができない寂しさもあり記録に残すこととした。写真も肝心の立石鍾乳洞の入り口の写真もないのであるが後世の山好きの後輩たちのために残すべき記録の一つにでもなればと思い登録することにした次第である。以上はH23,9,13記

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