黒松内岳ぶな滝の沢左股
天候 | 曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
写真
感想
黒松内岳のブナ滝の沢を遡行するために夏道登山口へ向かう。
駐車場から数十mで入渓地点のブナ滝が見える。
林道からちょっとだけ降りて入渓!!
ブナ滝を登ってしばらく歩くと、折れ曲がった雰囲気のよい滝が現れた。
随時、何ヶ所か2〜3mの滝が現れるが、高巻きするほどでもなく何とか直登で乗り越えた。
Co285の分岐を右に行くと、右股で夏道に出ることが出来るが今回は左股を遡り山頂を直登気味に目指した。
分岐を過ぎてまもなく、10mちょっとはあるような垂直壁の滝が現れる。
あーでもないこーでもないと直登の作戦会議の末、結局は右岸を高巻く事になった。
急な巻き道を進むと、この滝の上にはさらに2段の滝があり、上の段の滝を直登した。
沢のまわりにはリンドウや大文字草が所々咲いていて、倒木にはたくさんのキノコが生えていた。
キノコは、ムキタケかなと思って採ってみたが、結局ムキタケかツキヨダケか区別がつかないので食べなかった。
源頭に近づくと、人の声が聞こえて夏道が近いのかな?と話していると。
こざるちゃんが聞き覚えのある声だと言うのだ。
なんとganさん率いる4名パーティーだった。
藪の向こうまで急な斜面をトラバースしてひらけた所に出ると、皆さんと笑顔でご対面(^_^)v
別の沢から登ってきて山頂でラーメンを食べて左股の沢を降りるようだ。
山頂でも夏道でもないこんなところで会うとは驚きだ。
今年は、本当にいろんな人と出会う事が多い。
皆さんと別れ、最後の急な岩場を登り少しだけ藪漕ぎをすると、入渓から3時間半で山頂に到着。
山頂では、休憩中の登山者に、どこから登ってきたの?とか濡れないの?とか興味津々で質問攻めにあってしまった。
山頂からは太平洋(噴火湾)も日本海も両方見ることが出来た。
噴火湾側は、駒ケ岳もうっすらと確認できた。
山頂で休憩して、下山開始です。
思った以上に、薮漕ぎと岩場登りで体力消耗してしまったので、夏道を降りることにしてもらった。
下山途中、山頂方面を振り返と急峻な山頂と左手には登ってきた沢の筋が確認できた。
登山道や倒木にはたくさんのキノコが生えていて、ちょっとした観察会の下山となったのだ。
ブナ滝の沢、水量はさほど多くなく、手頃な滝が多くて初心者の我々には十分楽しむことが出来た沢だった。
最後の岩場の急登は、日頃の壁練習の成果も発揮できたし、クライミングやっていてよかったな〜と思う瞬間だった。
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