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記録ID: 1363510
全員に公開
沢登り
中国山地東部

花見山 下の谷の滝 上の滝と下の滝 (岡山県新見市)

2015年09月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:40
距離
7.9km
登り
481m
下り
479m

コースタイム

下の谷の滝(上の滝):
駐車地点(12:29) → (13:17)下の谷の滝(13:52) → 駐車地点(14:33)

下の谷の滝(下の滝):
駐車地点(10:49) → (11:25)下の谷の滝(12:28) → 駐車地点(12:50)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■ 下の谷の滝(上の滝=幻の滝) (訪問日:2015.9.18)
新見千屋温泉「いぶきの里」にひと言お断りをして車を置かせてもらってから、キャンプ場の中を抜け、スキー場の傍を通り、花見山登山道〜滝見道を歩けば約50〜60分で到着できます。比較的アップダウンも少なくて歩きやすい道です。
下の滝から約400mの沢登りでも到着できます(かなり困難ときいています)。

■ 下の谷の滝(下の滝) (訪問日:2014.4.9)
新見から国道180号線を北上して「いぶきの里」の南にある原組という集落からアプローチします。民家と民家の間にある西に入っていく林道を進みます。いきなりダートですが、道幅は十分にあります。無理をせず適当なところに車を停めます。
左手に沢の音を聞きながら歩き、左手に二連の砂防ダムが見えてきたらもうすぐです。20分ほどで到着できます。
コース状況/
危険箇所等
※ ルートログは手書き(滝の位置はほぼ正確)

■ 上の滝(幻の滝)(2015.9.18 現在)
かつてはアクセスが困難でしたが、現在は観光滝のような滝見道がついています。

■ 下の滝 (2014.4.9 現在)
以前は2tトラックでも入っていけたであろう幅広の未舗装林道なので、難しくはないです。しかし草木が茂ると非常に厳しいヤブコギ必至の道となるようです。
その他周辺情報 新見千屋温泉「いぶきの里」はお勧めです。
下の滝へのアプローチ。国道180号線、原組のこんなところからアプローチします。車でも行けますが、国道付近に駐車して歩いていったほうが無難。
2014年04月09日 10:49撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
4/9 10:49
下の滝へのアプローチ。国道180号線、原組のこんなところからアプローチします。車でも行けますが、国道付近に駐車して歩いていったほうが無難。
ダートを少し進み、すぐに諦めて路肩に駐車。
2014年04月09日 11:01撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
4/9 11:01
ダートを少し進み、すぐに諦めて路肩に駐車。
こんな道を歩いて行きます。気候がよくなると茂ってとんでもないヤブになるらしいので、鎌を持ってきたけど使わなかった。
2014年04月09日 11:01撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
4/9 11:01
こんな道を歩いて行きます。気候がよくなると茂ってとんでもないヤブになるらしいので、鎌を持ってきたけど使わなかった。
砂防ダムが見えてきたらもうすぐ。
2014年04月09日 11:18撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
4/9 11:18
砂防ダムが見えてきたらもうすぐ。
到着しました。拡大できます。
2014年04月09日 11:25撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
4/9 11:25
到着しました。拡大できます。
これでほぼ全景。上段下段を同時に見ることができるのはこの季節限定。拡大できます。
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これでほぼ全景。上段下段を同時に見ることができるのはこの季節限定。拡大できます。
上段だけ。下段の左岸をよじ登って行きました。さらに400m遡行すれば下の谷の滝(上の滝)へ行けるはず。拡大できます。
上段だけ。下段の左岸をよじ登って行きました。さらに400m遡行すれば下の谷の滝(上の滝)へ行けるはず。拡大できます。
上の滝へのアプローチ。新見千屋温泉「いぶきの里」に車を停めさせてもらいます。
2015年09月18日 12:29撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:29
上の滝へのアプローチ。新見千屋温泉「いぶきの里」に車を停めさせてもらいます。
オートキャンプ場の中を歩いて行きます。
2015年09月18日 12:30撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:30
オートキャンプ場の中を歩いて行きます。
キャンプ場だね。
2015年09月18日 12:34撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:34
キャンプ場だね。
控えめな「立ち入り禁止」の看板。スキー場の際の道を進む。
2015年09月18日 12:37撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:37
控えめな「立ち入り禁止」の看板。スキー場の際の道を進む。
スキーをしたことがないので、打ち下ろしのゴルフコースにしか見えない。
2015年09月18日 12:42撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:42
スキーをしたことがないので、打ち下ろしのゴルフコースにしか見えない。
案内によると「下の谷の滝」と書いてある。滝の上流の谷ルートは消してある。
2015年09月18日 12:44撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:44
案内によると「下の谷の滝」と書いてある。滝の上流の谷ルートは消してある。
花見山登山道の休憩舎。
2015年09月18日 12:57撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 12:57
花見山登山道の休憩舎。
これ以上は望めない滝見道(登山道)。
2015年09月18日 13:03撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:03
これ以上は望めない滝見道(登山道)。
多すぎないか、休憩舎。
2015年09月18日 13:07撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:07
多すぎないか、休憩舎。
花見山との分岐。
2015年09月18日 13:08撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:08
花見山との分岐。
滝へは、あっち向いてほい、直進です。
2015年09月18日 13:08撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:08
滝へは、あっち向いてほい、直進です。
「下谷の滝」ではなく「下の谷滝」。
2015年09月18日 13:08撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:08
「下谷の滝」ではなく「下の谷滝」。
2015年09月18日 13:08撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:08
到着しました(撮影は帰る直前)。
2015年09月18日 13:52撮影 by  FinePix Z2000EXR, FUJIFILM
9/18 13:52
到着しました(撮影は帰る直前)。
これでほぼ全景。拡大できます。
これでほぼ全景。拡大できます。
これでほぼ全景。拡大できます。
これでほぼ全景。拡大できます。
上のほうだけ。拡大できます。
上のほうだけ。拡大できます。
上のほうだけ。拡大できます。
上のほうだけ。拡大できます。
撮影機器:

装備

個人装備
ロープ10m 懸垂下降具 ヘルメット スパイク長靴 一眼レフカメラ 三脚 のこぎり

感想

地元の方にうかがうと、この谷は「下の谷」と書いて「しもんだに」と発音するそうです。

下の谷には滝は二本かかっていて、滝屋の間では、下流の滝を「下の谷の滝」、上流の滝を「幻の滝」と呼んでいました。上流の滝は下流の滝から400mほど遡行すれば到着できるのですが、トライされた方によるとムリだったそうです。

最初に滝の存在が知られたのは下流の滝です。地元で山仕事をする方だけが知っていたそうです。存在は知っていても、見たことはないという人も珍しくなかったようです。
上流の滝の存在はごく一部の人が知るだけで、アクセスも厳しかったためか、誰が言い出したのか「幻の滝」と呼ばれていました。

その後、キャンプ場の整備などに伴って滝見道が整備され、アクセスが非常に楽になった上流の滝が「下の谷の滝」と呼ばれるようになり、下流の滝が忘れられそうになっています。いぶきの里の温泉で配布されていた簡易的な案内にも、上流の滝を「下の谷の滝」と記載して、この谷には滝が一本しかないと受け取れる表現になっていました。

滝屋をやっていた私には少々違和感があるのですが、下の谷にかかる二本の滝を「上の滝」「下の滝」と分けて表現することにしました。


上の滝は、総落差25m、三段の滝。水があれば見事な滝です。
下の滝は、上段18m、下段6m、総落差24m二段の滝です。上下段同時に見るには枝葉のない時期限定です。

どなたかこの「下の谷」を遡行して花見山に登頂してもらえないだろうか。

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