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ヤマレコ

記録ID: 1376873 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳全山縦走

日程 2018年02月05日(月) 〜 2018年02月08日(木)
メンバー , その他メンバー1人
天候2/5晴れ後曇り 2/6晴曇り 2/7曇り 2/8快晴
アクセス
利用交通機関
電車タクシー
入山=観音平ゲート 下山=蓼科登山口(女神茶屋)

コースタイム [注]

概要と感想混ざります。

2/5㈪ 小淵沢駅〜(タクシー)〜観音平口ゲート〜観音平〜展望台〜押手川〜編笠山〜青年小屋(冬季小屋)
当初計画では新宿発特急あずさ1号に乗車はずであったが、相方のジョウさん(本文ではジョウさんと呼びます)が集合時刻まで来ず、俺が掛けた3回目の電話で起き集合、特急あずさ3号に乗車し、9時50分に小淵沢駅に着きタクシーに乗り登山口へ。計画より1時間遅れでまだましだ。冬季なのでゲートから観音平まで歩く。路面はアスファルト、氷、雪と変化する。この時点で「これはアルバイトだな」と思ってしまう。雪が多く膝上ラッセルになったのは編笠山頂上30分手前くらい。月曜日とあってすれ違う登山者も1名のみ。この日、気温まで覚えていないが暑くてオーバーズボンを履かずに1日歩いた。計画では1日目はキレット小屋までであったが、タイムオーバーかつ青年小屋冬季小屋の畳敷を見るとここに決めた。

2人の共同装備分担は(ジョウさん=米以外の朝夕食料+ガス缶3+ガスヘッド)(マヅル=テント一式+料理用鍋+アルファ米8個+ガスヘッド)

2/6㈫ 青年小屋04:40〜権現岳〜赤岳13:50〜                  赤岳展望荘〜横岳〜硫黄岳山荘17:20
2日目朝から2人ともやっと全身冬山装備。トレースもばっちりある。昨日の遅れを取り戻したいところだが、ペースは速くはならなかった。権現岳の下りの10m程の梯子は雪で埋もれてるとヤバいと先輩から聞いていたが、ちゃんとあり良かった。赤岳に着く前で時間的にペース遅い事に気付くが成るようにしか成らない。赤岳展望荘でコーヒー大休止。ここで再出発時に問題発生!ジョウさんのアイゼンが故障した!前と後を繋ぎサイズ調整できる部品がきっちり噛合わない(写真を撮り逃した)。小屋番さんから工具を借りて試みてもダメだ。仕方なしに試しにテーピングで応急処置をし、靴に装着し試しに歩きジャンプし捩じり等、外れない事を確認した。もしテーピングが外れるようなら地蔵尾根から下山するほかないと考えていた。片足でもアイゼン無しでは危険過ぎる。結局再出発が14:30頃だったか、アイゼンも様子見しながら、2人の歩く間隔をすぐ話せる距離を保ち、ゆっくりと歩き硫黄岳山荘にヘッデン使用時刻ギリギリに到着。横岳と硫黄岳の間が本山行で最も風が強く、常に30m/s、瞬間最高では50m/sくらい(18歳まで台風の島で生まれ育った俺の感覚)あった。そんな硫黄岳山荘の風下側にテントを張ったが、テント内に人1人いてても飛ばされるんじゃないかと思う突風に何度も悩まされた。テントの周囲に雪ブロック塀を作り風除けをする考えはあったが、そんな余裕は時間的も風状況的にもなく一目散にテントで暖をとりたかった。が!ガスの火は着火しにくいわ、火を風から守る仕事を交互にしなくてはならないわ、全通気口を閉めきってもテント内は寒いわ、ジョウさんは3シーズンシュラフでシュラフカバーも持っていないわ(俺はこのとき気付きびっくり)で大変だった。そんな中暇なのでしりとりもやったな〜w。寝るときは俺のシュラフカバーを貸し、俺は冬用シュラフ+60ℓスタッフバックに脚を突っ込み寝た。3シーズンシュラフで試したかったという、ジョウさんはほとんど寝れなかったらしい。マジで自殺行為だと思った。

2/7(水) 硫黄岳山荘〜硫黄岳〜夏沢峠〜根石岳山荘〜東天狗〜中山峠〜中山〜      高見石小屋〜麦草ヒュッテ〜茶臼山〜縞枯山〜縞枯山荘
昨晩が休めない状況だった為、早く行動する気もなく、今朝も風は止んでいない。行動開始は遅く9時前だったと思う。今考えれば風が止んでいないなら遅くても早くても一緒なので早く出るべきだった。。硫黄岳から中山峠までは良いペースで進み、黒百合ヒュッテで小休止。麦草ヒュッテで小休止ついでに水200円2L調達。あとは予定の幕場まで行くだけ。この日は俺の財布紛失未遂事件があっただけで行動中は快適だった。だが、幕場でゆっくりし俺はウイスキーを短時間1人で飲み過ぎたからか、シュラフに入り直後に唸り、外で嗚咽し大をし、幕内でもジョウさんに看護してもらい、貴重な水を500ml使ってしまった。ジョウさんすいませんでした。

2/8㈭ 縞枯山荘06:00〜雨池山〜三ツ岳〜北横岳ヒュッテ〜北横岳〜         亀甲池〜双子池ヒュッテ13:20〜双子山〜大河原峠16:30〜蓼科山荘〜     蓼科山19:00〜蓼科山登山口女神茶屋21:00〜(タクシー)〜佐久平駅
昨晩の酔った腹が残ったおかげで朝から快調だ。雨池山、三ツ岳は遠くから見るとなだらかに見えるが、結構な勾配で脚上げを強いられた。北横岳ヒュッテの小屋番さんは良い人で登山道状況を教えてくれた。北横岳山頂から亀甲池への下降路を間違えてしまい、目当ての方角に向いラッセルで下った。(北横岳下降から先すべてワカンを使った。4日間でワカンはここだけ。)このときのこのエリア経験者のジョウさんはとても頼もしかった。俺は付いて行くだけ。時間は掛かったが何とか亀甲池で登山道と合流できた。ここもこれで楽しかった。ジョウさんも珍しくわくわくな感じだった。双子池ヒュッテから俺のペースが底まで落ちてしまった。自分で原因は理解していた。北横岳からすでにあとは下山するだけだと思ってしまっていて、しかし先は長く、双子山の登りで「あ〜こんなん肉体労働アルバイトやん」と思ったらポジティブ志向にはなれなかった。反省。俺の遅れもあり、大河原峠で時間的にもエスケープするか蓼科山にヘッテン強行するかで、ちょっと喧嘩口調に2人なった。結局、蓼科山19時登頂。(蓼科山荘から頂上はアイゼンが良い)。山頂でお互いに記念写真を撮り合った。登り下りでは背後には長和町と佐久市の夜景、頭上には満点の星空があった。4日間で最終日が最高の天候だった。登ってよかった。2人だから完結できた山行であった。装備協力してくれた山岳会の先輩にも感謝。ありがとうございました。おつかれさまでした。
コース状況/
危険箇所等
わかりずらいコース=双子池ヒュッテ〜双子山(トレース及び赤テープが少ない)、大河原峠〜蓼科山荘(トレースない場合は赤テープ間隔が広いので)
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図 [pdf]

装備

備考 厳冬期なのでそれ用の装備を。行動食は多めに。

写真

新宿発特急あずさ3号
2018年02月05日 07:23撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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新宿発特急あずさ3号
観音平ゲート。ここからもうアルバイトである。
2018年02月05日 10:15撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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観音平ゲート。ここからもうアルバイトである。
林道終点。観音平1560m
2018年02月05日 11:17撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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林道終点。観音平1560m
地図で時間計算をしているジョウさん
2018年02月05日 13:13撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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地図で時間計算をしているジョウさん
編笠から青年小屋を見下ろす
2018年02月05日 15:58撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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編笠から青年小屋を見下ろす
青年小屋の表。
2018年02月05日 16:19撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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青年小屋の表。
素敵な居間のような冬季小屋に幕を張る
2018年02月06日 04:37撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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素敵な居間のような冬季小屋に幕を張る
2日目の1枚目の写真。権現小屋を通過。
2018年02月06日 08:43撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2日目の1枚目の写真。権現小屋を通過。
権現岳を踏むジョウさん
2018年02月06日 09:00撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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権現岳を踏むジョウさん
火曜日に単独で赤岳に来たおっさん。あすは展望荘から硫黄岳に縦走するのでトレースをよろしく頼まれた。あ〜そうですか〜w
2018年02月06日 13:50撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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火曜日に単独で赤岳に来たおっさん。あすは展望荘から硫黄岳に縦走するのでトレースをよろしく頼まれた。あ〜そうですか〜w
高見石小屋でお姉さん2人と立話。
2018年02月07日 12:52撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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高見石小屋でお姉さん2人と立話。
雪山でたまに癒してくれる動物の足跡。シカなのか?人間と同じように歩きやすい登山道と歩き立木でおしっこしているのだろう。うん、かわいいw
2018年02月07日 13:40撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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雪山でたまに癒してくれる動物の足跡。シカなのか?人間と同じように歩きやすい登山道と歩き立木でおしっこしているのだろう。うん、かわいいw
立派な麦草ヒュッテ。ジョウさんはここでホッカイロを買ってたな。
2018年02月07日 13:47撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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立派な麦草ヒュッテ。ジョウさんはここでホッカイロを買ってたな。
縞枯山荘ここも立派だ。要予約らしい。
2018年02月07日 16:57撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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縞枯山荘ここも立派だ。要予約らしい。
最終日の4日目に快晴。
2018年02月08日 07:42撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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最終日の4日目に快晴。
縦走してきた南八ヶ岳方面を。
2018年02月08日 08:32撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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縦走してきた南八ヶ岳方面を。
あまり詳しくないが、南ア、中央ア、乗鞍、北ア、浅間山など見渡せる。
2018年02月08日 08:32撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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あまり詳しくないが、南ア、中央ア、乗鞍、北ア、浅間山など見渡せる。
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ノートレースを進む。ジョウさん
2018年02月08日 10:10撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ノートレースを進む。ジョウさん
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亀甲池。ここを幕場にすれば良い所だ
2018年02月08日 12:29撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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亀甲池。ここを幕場にすれば良い所だ
双子池ヒュッテ。営業はしていなかった
2018年02月08日 13:28撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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双子池ヒュッテ。営業はしていなかった
双子山を踏むジョウさん
2018年02月08日 15:13撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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双子山を踏むジョウさん
最後のピーク。蓼科山。19時である。この時刻に登頂したのは初めてだったけど、気持ちがいいものだった。
2018年02月08日 19:08撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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最後のピーク。蓼科山。19時である。この時刻に登頂したのは初めてだったけど、気持ちがいいものだった。
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唯一ジョウさんが写真を撮ってくれと言った。さすがに嬉しかったのだろう。(^^)
2018年02月08日 19:09撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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唯一ジョウさんが写真を撮ってくれと言った。さすがに嬉しかったのだろう。(^^)
21時タクシーを待つ。女神茶屋。調べるとこの日は東京への電車はもうなし!佐久平に行ってビジネスホテルでゆっくりしました。
2018年02月08日 21:06撮影 by RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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21時タクシーを待つ。女神茶屋。調べるとこの日は東京への電車はもうなし!佐久平に行ってビジネスホテルでゆっくりしました。
撮影機材:

感想/記録
by maduru

八ヶ岳の縦走は一生に一度やれば十分だ。黒部横断とか北アルプス冬季縦断などに次の縦走系目標になるかな〜。俺の今の登山の志向がClimbing(岩、アイス、沢、稜など、アルパインを目指す)なので、自分からは縦走系は当分考えないだろう。
今回も何度もネガティブワードで頭に出てきた、クライマーが揶揄する時に使う「アルバイト」。まさにそれだった。
今回の山行の意味は、ジョウさんと2人で最後まで歩き切るという事だと思っていたし、4日間でいろいろあったが、そうできて良かった。ありがとうございました。

下山後は両足足首から先が腫れ上がり、顔も若干の霜焼に。ゆっくり休養します。
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