娘を案内して:3 愛知川へ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 764m
- 下り
- 754m
コースタイム
(昼食)(10:50/11:50)〜天狗滝(12:30〜12:50)〜ヒロ沢出会い(13:30/13:45)〜羽鳥峠(14:40/15:00)
〜猫谷・林道分岐(15:20/15:25)〜駐車場(15:50)
天候 | 曇り 時々晴れ 風が強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有料の朝明渓谷駐車場へ駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒロ沢は終始右岸を辿ります。 ヒロ沢出会いから天狗滝間は一部不明瞭ですがペンキ目印がしつこいほどです。 林道を駐車場へ戻る途中、娘が右岸山腹にイノシシを目撃しました。 |
写真
感想
台風15号が過ぎて秋らしい気候になったある日、娘から沢の近くを歩きたいとリクエストが有った。
紅葉には間があるが、朝明のヒロ沢から愛知川に出るルートの渓谷美がふさわしいと思い歩く事にした。
思いのほか駐車台数は少なく、その人達も大半が釈迦ヶ岳へ向かって行く。
10月になりすっかり寂しくなった無人の朝明渓谷を羽鳥峠へ向かうのは私達だけだ。
秋らしく高くなった空には青空と雲が半々で、時々陽のさす天気のせいか少しヒンヤリする。
猫谷沿いの登りでほんのりかいた汗も、羽鳥峰に立つと強い風のため一気に冷めて肌寒い。
長居はつらいので早々にヒロ沢に向かう。
羽鳥峰湿原から沢水に靴を濡らしてヒロ沢を下る。
広い谷間に小屋後の残骸を見送ると徐々に谷も広がりナメの落差も大きなる。
きれいなナメも眺められるので、谷に下りて小休止して行こう。
しばらくして山腹の高捲きから立派なナメ滝を幹にしがみついて眺めたり、小さな淵へ下りたりと
寄り道をしながら行くとやがて台地に出て、河原に下りるとそこが愛知川だ。
空腹を感じたので、開放的な河原で昼食にしよう。
愛知川の渓谷美が眺められるこの場所は、いつもの賑わいも無く今日は貸切状態だ。
上流の穏やかな流れや、下流のゴルジュを眺めながらゆっくりと食事を摂る。
ここまで時間も予定通り来れたので、愛知川のシンボル天狗滝へ向かおう。
愛知川右岸へは岩壁を攀じて取り付く。
しばらくは左に渓谷の様子を眺められるが、やがて眺めも無い高捲きの道が不明瞭になる。
しかし以前と比べると赤ペンキが増え(過ぎて)道を失うことは無い。
しばらくすると流れの有る谷を横切る。ここが「七丈淵」付近と見当をつけ谷の先端まで下りてみると
緩やかなナメと白い岩壁に囲まれたエメラルド色の淵が広がって見える。
更に次の谷を横切るといよいよ天狗滝の落ち口に出る。
ここで白滝谷へのコースを右に見送り、右岸沿い高みを進むと轟音を響かせて落ちる天狗滝下流に出る。
滝を間近で見たいので、岩壁にへばりついて谷まで下りてみよう。
娘も岩をしっかりつかんで、安定した足取りで下りてくる。
天狗滝の廊下を展望できるここの岩場でも貸切状態だ。
渓谷の眺めも満喫したので同じコースを辿って羽鳥峠から朝明渓谷へ戻るが、
終始誰にも逢わず静かな一日だった。
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