高野山町石道（慈尊院〜金剛峯寺）

2018年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,507m
• 下り: 762m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

※南海高野線の高野下〜極楽橋までの区間は2017年秋の台風の影響で運休してます（2018年4月復旧予定)。
よって、帰りは、高野山から代行バスで橋本まで帰りました。1時間強程かかりました。

コース状況／危険箇所等

最後の大門への登り200mくらいはアイスバーンになっていて、どこに足を置いても滑る状況。ここだけチェーンスパイクを付けた方が安全です。

写真

8:15 九度山駅をスタートです。ちなみに九度山という名前は、空海が、高野山から慈尊院に住んでいた母親に九度会いに行ったことに由来しています。

慈尊院まで雰囲気のある民家の中を歩きます。

8:35 慈尊院
多宝塔左の階段を上がります。
この階段の途中に180番の石柱があります。

8:48 丹生官省符神社
慈尊院を鎮守してます。

丹生官省符神社の右手に町石道が続いています。

2/24 8:59

町石道の由来である石柱が、1町毎に建てられてます。

竹林と石柱

9:00 一面、柿の木の、ひらけた場所にでます。

9:17 展望台付近まで舗装された道を上がってきました。
遠くに金剛山が見えます。

途中みかんの無人販売がありました。100円なので行動食として買っても良かったな、と後悔。

柿の木畑の上部から舗装された道は終わり、登山道にかわります。

登山道といってもこのような広めで、凹凸の少ない歩きやすい道です。登りも下りも、キツイ傾斜はほとんどありません。

9:33 榧蒔石
ちょっとだけ脇道に入ったところにあります。

9:35 銭壺石

ひろーく平らな道も多くあり、非常に歩きやすいです。スタスタ歩きます。

10:10 六本杉
ここは左手前に。右は丹生都比売神社方面です。

この辺りはなだらかな道が続きます。

10:35 二ツ鳥居

この先矢立茶屋まで緩やかなアップダウンを繰り返します。

途中ゴルフ場にでますが、誰もいませんでした。

ゴルフ場の先に集落があります。公衆トイレもここにあります。

11:55 矢立茶屋
二ツ鳥居からめっちゃ長かった思いがあります。

ここでお昼ご飯。シェラカップのワンバーナークッキングをお茶やさんの脇で。
12:40 大門に向けて出発します。大門まであと6km。

12:50 袈裟掛石
矢立を出て比較的すぐです。石の隙間を通ると長生きできるとのこと。

この隙間。

12:54 押上石

日陰は雪が多いです。

13:38 鏡石

橋の上には多くの雪が残ります。

でも、日が当たる場所には雪はありません。

大門への最後の登り。ここは非常に危険な状態でした。
雪が凍りついた状態で、踏み固められててツルツル。
しかも登山道全面が凍っていて、避けて登るのも出来ない箇所もあり、手で木にしがみつきながら登りました。。

14:15 大門
九度山駅からちょうど6時間でした。

土曜日なのに、意外と閑散としていました。電車運休の影響ですかねー。

根本大塔
雪が多く残ります。

そして最終目的地の金剛峯寺。
お庭にもまだまだ雪がありとても綺麗でした。この時間、気温は5度。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

take_hiro

もっとキツイ登りの連続かと思っていたのですが、そこまでキツイ登りはなく、下りもあれば平らなところも多くあり、非常に歩きやすかった、というのが一番の印象でした。なのでペースは比較的速くスタスタ歩けたかと思います。
ただ、23kmという距離がとにかく長い。二ツ鳥居からはちょっと飽きてしまうくらいでしたが、「修行の道」と割り切って歩を進めました。