神武寺から湘南鷹取山 ちょっとだけバリエーション
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
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コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。岩道なので、雨の日は滑ると思います。 |
その他周辺情報 | 東逗子駅前のそば屋に寄る。ごく普通だが、おいしかった。 |
写真
感想
来週は天気がよくないらしいので、この週末は山に登るつもりでいた。
だが、先立つものもなく、お出かけ日和で花粉も多く飛びそうなので、近場を散策することにする。
湘南鷹取山はクライミングの練習場所。
行ってみたことがなかったので、どのようなところなのか確認の意味で出かける。
飲み物くらいを用意して横須賀線東逗子で下車。
一度も降りたことのない駅だが、駅前は落ち着いたたたずまいだ。
線路を渡り、少し山に向かえば、神武寺の入口。ここから岩畳の参道を歩く。
道は一直線に登っていて、傾斜のきついところもある。樹林の中で眺めはよくない。
登りつくと、医王山の額のかかった山門。本堂は左下のようなので、薬師堂だけ見る。
医王山は薬師如来が由来らしい。天台宗の寺である。
結構ハイカーがいるのに驚く。
薬師堂の左手から山道に入って、狭いところもある尾根を上り詰める。
そのあとは尾根道を上下しながら高取山に向かう。
岩がごつごつ出ていて足下はよくないが、道標などの整備はされている。眺めは三浦二子山が見えるくらい。送電線や鉄塔も多い。真下は横横が走っていて、車の音もうるさい。
岩の間の狭いルートを抜けると鷹取山。10人くらいがクライミング中である。
石切場跡なので、角度はほぼ垂直。ホールドも細かく、僕はこういう岩は苦手だ。
アイゼンも可能なのか、岩肌は穴だらけだ。
裏側も同様で、展望台の真下はハングしていて、クリアするのは大変そうである。
その展望台からは横須賀や横浜がよく見えるが、今日は見事に霞んでいる。
冬晴れの日ならよいのかもしれないが、肝心な湘南方面はまたもや送電線と鉄塔である。鉄塔と鉄塔の間にわずかに江の島が見えるだけだ。
ちょっとガッカリして下ることにする。
下りは京急田浦にそのまま降りると、横浜経由で遠まわりとなるので、地形図にあった破線を東逗子に戻ることにして道を探す。
2本ある破線のうち東よりの一本を探すが、かすかな踏み跡があるものの途中からはっきりせず、消えてしまったので、登り返してもう一本の道を探す。
来た道の途中からトラバースするコースと別れ、尾根通しに少し進むと踏み跡があって南に下っている。
あせてはいるが緑や黄色のテープがあり、急な岩場には切れそうなロープがある。道は急下降しているが、間違いなさそうだ。
落ち葉が厚く積もっているので、スニーカーでは滑ってしまう。注意しながらの下り。
途中まで下ると鉄塔に出た。巡視路になっているらしい。藪っぽいところを過ぎれば、舗装路に出る。
途中の梅などを眺めながら歩き、駅に出る。
住宅街の一角に鷹取山の道標があったから、田浦に少し進めば降りる道があったらしい。藪をいく必要はなかったのかもしれないが、まあ楽しかったから良しとする。
2時間くらいの散策だけれど、ルート探しなどもあったから汗をかいた。
手頃な運動だが、あの送電線は完全に景観を損ねていて残念である。
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