赤穂 尾崎尾根 丸山209.6m・向山197m 早春の播磨灘を展望
- GPS
- 04:45
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 545m
- 下り
- 530m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
歴史の町巡り、早春の山と海を一度に楽しめる魅力あるコースでした。
JR坂越駅から坂越の街並へ。白壁と焼板の町家が並ぶ石畳の大道(だいどう)を歩いて船岡公園へ向かう。展望広場から生島(いきしま)と坂越湾を望む。生島は秦河勝(はた の かわかつ)の墓といわれており、国の天然記念物でもある原始林が生い茂っている。神域のパワーを感じながらここで体操。
この後、古刹、大避(おおさけ)神社へ。644年、蘇我入鹿から逃れた秦河勝が祭神とされている。海の守り神が祭られているが、旅の安全を願う気持ちでお参り。石段を下り、湾を眺めながら大道を引き返す。木戸門跡広場の横を抜けて、大きな「坂越尾崎遊歩道案内図」看板のある登り口へ。
さあ、ここから播磨灘展望ハイキングの始まりです。最初は八祖山(90m)、草はらを進み平らな頂上へ。眺望なし且つ山っぽくない。ピストンして次へと進む。西山(151m)、東屋のある190m峰と高度を上げてきた。楽しい尾根歩きです。うぐいすの下手な笹鳴きも、ほほえましい。
柔らかな春の日差しも歩くと、うっすら汗を呼ぶ。途中衣服調整休憩しようと思ったが、5分程で昼食場所の亀甲山(きっこうさん・206m)に着く。東屋もあり広々とした場所で、播磨灘を望む抜群のロケーション。東屋に置いてあるノートに一言記録を残す。(地元の小学生なども遠足にきているようです。)
次の小ピークを越え、南宮山(なんぐうさん)へ。この付近はその昔の境界争いの痕跡「坂越・尾崎の山境石」が長く続いている。遺構に気をとられているうちに頂上がどこかはっきりしないうちに過ぎる。次は丸山(209.6m)、狭いが東屋もある。薄暗い森を抜けてパッと明るい場所に出ると、そこに播磨灘が目に飛び込んでくるといったちょっとした感動を呼ぶ瞬間がある。海をバックに記念撮影。
そこから25分程進む。だんだん下りとなり、登り始めに見たのと同じ大きな「坂越尾崎遊歩道案内図」の看板のある反対側の登山口に着く。アスファルト道となって、しばらく進むが次の向山への分岐がわかりにくい。枯れ草木の茂みに付けてある手書きの地味なネームプレートを見つけて、もそもそとその中を登る。10分程で開けた頂上(197m)だ。もちろん播磨灘も望める。
小休憩の後、笹の藪漕ぎをしばらく続け下山となる。車道を通り御崎レストハウスへ向かう。そして潮騒を聞きながら梅ほころぶ赤穂御崎公園、大石名残の松、最後に伊和都比売神社へと海辺を巡る。
解散の後、寒河(そうご)へ全員で牡蠣オコツアー、最後は海の幸でシメでした。(NAK)
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