烏帽子岳・湯ノ丸山 〜東御からの絶景をお届け〜
- GPS
- 04:36
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 623m
- 下り
- 617m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯の丸スキー場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に雪が少ない。日陰に凍結個所はあるものの、全ルートでツボ足。 ◆烏帽子岳 雪のある夏道を歩ける。山頂周辺に雪はなかった。 下りは積雪期の直登ルートを下降。気温が高くて雪が緩かった。 ◆湯の丸山 烏帽子岳から下ってからの登り返し。樹林帯の日陰の雪は凍結しているものの、石も出ているので、足の置き場を間違わなければ問題なし。 |
その他周辺情報 | ◆コンビニ 小諸ICから順に 1. ローソン 2. セブンイレブン 3. ローソン |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
夜明けの迫る上信越自動車道を西へ走る。運転中の視界の片隅に見える信越国境の山々には雪が少ない。この時期であれば浅間山にあるはずの白い縦縞は見られない。小諸ICから高速を出て湯ノ丸山の登山口である地蔵峠に向かい、標高1800mに至り、ようやく樹林帯の斜面に雪が確認できた。
今回の参考計画は、去年登ったルートを辿るのは味気ないので逆回りで。
地蔵峠→中分岐→烏帽子岳→湯ノ丸山→地蔵峠
地蔵峠の駐車場付近に積雪はない。スキー場も雪不足で一部コースを閉鎖しているようだ。湯ノ丸キャンプ場に向かうとすぐに雪道となる。樹林帯を進んで中分岐から湯ノ丸山の南側に穿たれた巻き道を経て、湯ノ丸山と烏帽子岳の分岐に到着。ここは北側が開けていて、近くに四阿山、遠くに高妻山・火打山・妙高山が良く見える。
去年、烏帽子岳に登ったときは、斜面を斜めに登って小烏帽子岳の南側に至る夏道は雪に覆われていたため、小烏帽子岳の北側に至る直登ルートを選択した。今年は夏道に雪が少なくてトレースもあるので、歩いたことのない夏道を使う。小烏帽子岳の南に着くと、西に北アルプスの面々が堂々と立ち並んでいた。南には富士山から御嶽山まで。雪の少ない稜線上を小烏帽子岳まで登る。戸隠連峰も見えた。更に稜線を北に進み、烏帽子岳に登頂。
はたして幾つの山が見えているのだろうか。
確認できた日本百名山だけを挙げてみると、富士山、赤岳、蓼科山、霧ヶ峰、美ヶ原、木曽駒ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、常念岳、鹿島槍ヶ岳、立山、剱岳、五竜岳、白馬岳、高妻山、火打山、妙高山、四阿山、草津白根山、谷川岳、至仏山、燧ヶ岳、武尊山、日光白根山、浅間山、雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山の計31座。地蔵峠から歩き始めてわずか2時間でこの大展望を楽しむことが出来た。
烏帽子岳から緩い雪質の積雪期ルートを下降し、件の分岐から湯ノ丸山に登り返す。山頂直前まで雪の残る樹林帯をひたすら登り、辿り着いた湯ノ丸山の広い山頂には雪がなかった。展望は烏帽子岳とほぼ変わらないが、八ヶ岳の向こう側に南アルプスの山らしき頂上が浮かんでいる。おそらく北岳と甲斐駒ヶ岳だろう。気になることと言えば、浅間山から噴煙が立ち上っていなかったことだろうか。
湯ノ丸山から地蔵峠に下る。途中でスキー板を付けた登山者がいたが、ところどころ笹や石の見えているこの斜面を滑るのは難しいだろう。スキー場では何かの大会が催されていた。スキーやスノーボードの競技は詳しくないが、たぶん『男子回転』だったと思う。
先々週の会津駒ヶ岳に続いて終始ツボ足山行となった。北陸における豪雪のニュースの印象からだろうか、今冬は雪が多いと誤認識していたようだ。もう3月中旬で、桜の開花宣言が出るほど暖かくなってきている。しかし、今週半ばには残雪期としては珍しく豪雪予報が発表されている。次の週末は雪崩に警戒が必要だと思われる。
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