新潟シティマラソン

コースタイム
新潟市陸上競技場
18'27
5km 18'27
18'21
10km 36'49
18'23
15km 55'13
18'18
20km 1゜13'31
18'30
25km 1゜32'02
18'30
30km 1゜50'32
19'14
35km 2゜09'47
19'17
40km 2゜29'05
8'14
新潟市陸上競技場 2゜37'19
TE 5
3274 kcal
Hrav 146
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
10月9日に新潟シティマラソンに参加した。この大会では、過去最多の約1万人の参加。
種目は10kmとフルマラソン。両種目のスタート地点は、新潟市陸上競技場。
大会当日の朝、競技場から少し離れた所に車を停めて、歩いて向かった。そこから、ものすごい人。
新潟でこんな人の波を見るのも珍しい。
道中、ピンクとブラックのアフロ(かつら)の女の子二人と遭遇し「おはよう!アタマかっこいいね!」と
声をかけると、待ってましたとばかりに、ニッコリ応じてくれた。少し話をしながら歩いた。もはやお祭りだ。
招待選手は世界陸上マラソンの日本代表、尾田賢典さん。
スタートライン最前列で、運よく尾田さんの隣に並んだ。思ったよりも小柄だった。
周りのランナーから求められる握手に、人懐っこい笑顔で応えていた。
私にとっては、一年ぶりのフルマラソン。
山ばっかり走っていたので、ロードで42kmも走れるのか非常に不安だった。
ついこの間までは、トレイルで50km走ることの方が、
フルマラソンより何倍も大変なことだと思っていたのに今は考え方が逆転している。
ロードの動きで、休まず走りきれるのか、全くもって自信がなかった。
まあ、何とかなるだろうとスタートラインに立つ。
これぞ、ぶっつけ本番。
新潟市の中心市街地を駆け抜け、新潟のシンボル萬代橋を通過。知り合いの写真家に手を挙げる。
新潟南高校ダンス部がコース沿いに一列に並び、金色のボンボンを持って応援してくれたのにはヤラレタ。
テンション高まり、「イエ〜イ!」と両手を上げると、
彼女たちが、金ボンボンを真上にかざし、キャーカッコイイ!と黄色い声を一斉に上げてくれた。
(幻聴ではないはず)
割と前の方で走っているランナーたちは記録が気になるのか、真剣な顔で脇目も振らない。
南高校ダンス部の応援に応えたのは、きっと私が最初だったのだろう。
だから、ドッカーンと盛り上がったのだろう。
県庁を通過して千歳大橋を通り、幾つかカーブを繰り返してから海岸線にでる。
長い海岸線は強風だと苦しいが、この日はそよ風で心地いい。
折り返し点を過ぎると、後続のランナーたちとすれ違う。
いろんな人が声をかけてくれたので、長い直線の海岸線でも一切飽きない。
この次は誰がいるんだろう、誰に会えるのだろうと楽しみすら感じることができた。
30km過ぎからいよいよ、しんどくなったものの、なんとか前に進んでいた。
35kmまで来たときに、完走できる目途がついて、ほっとしたものだった。
ここまでくれば、惰性でゴールに辿り着ける自信はあった。
去年よりも1分くらいタイムを縮めてゴールした。よく走ったものだ。
大満足の結果に反して、ライバルに負けた悔しさと、タイムへの欲が湧きあがってきていた。
やっぱり山ばかり走っているのだから、ロードでの動きに精彩を欠いても仕方ない。
ロードでタイムを縮めるために走りたくはない。
大好きな山に身を委ねて、これからも走り続けたい。
新潟市内の銭湯で疲れを癒した。背中に大きな龍が描かれたヤクザさんがいて、びっくりした。
ふと横をみると、別の人は左腕に同様の刺青が。一瞬凍りついてしまった。
目を合わせないように、水しぶきを一滴たりともかけないように、しーずかに入浴した。
夜は、朱鷺メッセ最上階の展望室を借り切って、ランナー仲間と打ち上げした。
思いっきり走って、気の合う仲間と、大好きな酒を飲む。最高の一日だった。
それにしても、足の疲労がまだとれない。
数日前に信頼のおける整骨院で鍼を40本も刺してもらったというのに。
いかにロードランが足に負荷があるか改めて実感した。
山ばっかり走っていたから、ロードの足づくりができていなかったのだろう。
まあ、それでいいや。紅葉した山へ早く行きたい。
山へ帰ろう。
東京マラソンは抽選から外れてしまった。
ちょっとだけ(いや、かなり?)ホッとしている
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