燧ヶ岳北面にある田代巡り
- GPS
- 04:06
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 535m
- 下り
- 547m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
尾瀬といえば至仏山や燧ヶ岳ですが、今回はあまり名の知れていない大杉岳を計画。御池を挟んで燧ヶ岳の対面にある山です。良い山かどうかはわかりませんが、登ったことのない山に登りたいってのが自分の基本のところにあるのであります。結果的に行くことができず、残念でしたけど…
燧ヶ岳は北斜面なので、少ないながらも雪は付いてそう。大杉岳は南面のため雪融けが早いです。夏道登山口を偵察。雪と地肌が疎らです。少し背負って歩けば、そのうち全面雪になるのかな…とは思ったけど、今日の大杉岳はやめることにしました。また雪がたっぷりある時にリベンジだな。
…ということで、燧ヶ岳に向かいます。お手軽な大杉岳から少し行程が増えてしまいます。かといって、途中までってのもナンですし…。地図を見てると、御池周辺には○○田代というのが、あちこちに点在しています。それらを繋ぎながらの周遊コースを思い付きました。下りルートに若干不安はあるけど、行きながら考えるとしましょう。
まずは御池田代から。駐車場のある御池の由来になった田代かな…?とか思ったり。御池田代は雪融けが進んでて、草がだいぶ露出していました。景色としては一番良かった田代でした。一段登ると姫田代。姫田代はこじんまりとした田代。この一段上にあるのが上田代。大きな田代だったけど、一面雪なのでただの雪原って感じ。
真上の空は朝から青空が広がっているのですが、燧ヶ岳や駒ヶ岳など高い山にはしぶとく雲が残っていました。寒気の影響なのかな…?上田代まで登った頃から高い山の雲がなくなってきて、燧ヶ岳が全容を現します。
次の田代はメインルートに戻って広沢田代。…の予定が、上へと追い上げられてパスすることに。この登りはあまりスッキリしてなくて、急斜面あり、雪の切れたとこ(笹薮)あり…でした。このまま熊沢田代への急斜面に取り付きます。振り返ると、登る予定だった大杉岳が。見た目はパッとしないなあ…。行ってみるとどんなもんか…ですね。対面する燧ヶ岳の見え方も気になるところです。雪はある程度からは繋がってる様子でした。
1986mポコまで登ると、景色がパーッと開けます。熊沢田代越しの燧ヶ岳がいい感じ。振り返ると、大杉岳から会津駒ケ岳にかけての山並み。そして、ここが本日の最高到達地点となります。燧ヶ岳の山頂まで小1時間あれば登れそう…。でも、今日は田代めぐりを優先しましょう。ここでシールをはずします。
まずは熊沢田代に向けて滑ります。ところが!雪が切れてる…。湿原の取り付きで木道が露出していました。板を脱いで歩くことになりますが、湿原や木道が露出してた方が、景色としてはポイント高かったです。ちなみに、1986mポコを東側から巻き気味に辿ると雪が繋がってて、板をはずさなくても大丈夫だったみたい。
熊沢田代の東面に向けて滑り込みます。はじめは傾斜のある疎林斜面。雪が緩み過ぎててちょっと滑りにくかったです。下には次なる湿原であります東ノ田代がよく見えております。ここから見る限りでは、雪はそこそこ付いてそう。山腹を横切る沼山峠への車道くらいまでは、雪は繋がってそうに見えます。どんどん下りますか!
東ノ田代は上の段には上がれず、下の段を横切りました。そして、またまた急な斜面を下っていくとメラッパシ田代。そのあとも名のない田代があったり。燧ヶ岳の北側の山腹は、急斜面→田代→急斜面→田代…が連続する地形が特徴的です。一部で針葉樹が密になったけど、ほとんど苦労することなく車道に下りることができました。
車道に出て少し歩き、一つ目の沢を渡ったところで再びスキーを履きます。車道を歩くよりスキーで歩く方がいいかな…と思ったのですが、無理やり感が強かったです。結果的には素直に車道テクテクがスッキリしてたような…。もう少し雪が多ければよかったんですけどね。大杉岳に登れず残念ではありましたが、通ったことのない今日のルートも楽しめました。
ぶなぱうの記録は http://buna-pow.com/
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