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Yamareco

記録ID: 1456819
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

群馬)王城山・高間山 オキナグサに会いに行く

2018年05月06日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.4km
登り
408m
下り
411m

コースタイム

王城山・高間山登山口駐車場 10:35
高間山山頂 11:00〜11:20
王城山・高間山登山口駐車場 11:30
王城山山頂 12:10
王城山古城 12:20
王城山・高間山登山口駐車場 13:50
天候 晴れ 快適な気温
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川中温泉から草津方面に通じる林道に入り、王城山・高間山登山口駐車場に駐車。地図無しで勘を頼りに運転したので経路は覚えていない。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。
林道を草津温泉側から川中温泉方面に向けて走ると、この道標が現れます。見易く良くできています。このすぐ近くに車4台程度が停められる駐車場があります。更にその30m位草津寄りに30台程度停められる空地があります。
林道を草津温泉側から川中温泉方面に向けて走ると、この道標が現れます。見易く良くできています。このすぐ近くに車4台程度が停められる駐車場があります。更にその30m位草津寄りに30台程度停められる空地があります。
まずは標高差のある高間山をピークハントします。
来た時は、私以外に駐車車輌はありませんでした。
GWなのでこの山も賑わっていると思ったのですが。
まずは標高差のある高間山をピークハントします。
来た時は、私以外に駐車車輌はありませんでした。
GWなのでこの山も賑わっていると思ったのですが。
水平距離は僅か0.6kmですが、標高差は約300mあります。ウォーミングアップに丁度良い運動量と思いました。
水平距離は僅か0.6kmですが、標高差は約300mあります。ウォーミングアップに丁度良い運動量と思いました。
いきなりの笹藪。笹の丈は膝ほどで、踏み跡は明確な上ピンクリボンも高頻度に設置されているので、迷う心配はな無いでしょう。
いきなりの笹藪。笹の丈は膝ほどで、踏み跡は明確な上ピンクリボンも高頻度に設置されているので、迷う心配はな無いでしょう。
まだ勾配はこの様な程度です。
まだ勾配はこの様な程度です。
登山開始から10分で早くも中間点に到達しました。
登山開始から10分で早くも中間点に到達しました。
笹藪がいつまでも続きます。登山道の勾配は随分と急になりました。
笹藪がいつまでも続きます。登山道の勾配は随分と急になりました。
この様な勾配を直登しています。心拍数は限界の80%以上に上昇し強度のきつさを感じていますが、ペースダウンしても休まずに登り続けます。
この様な勾配を直登しています。心拍数は限界の80%以上に上昇し強度のきつさを感じていますが、ペースダウンしても休まずに登り続けます。
ピークが見えてきたか?あと100m程度と見た。ラストスパート!
ピークが見えてきたか?あと100m程度と見た。ラストスパート!
行動開始から25分で登頂。
標高差302mを0.4hで登り、高度獲得速度755m/hを記録。
途中かなり心肺を酷使したが、頑張ったことがこの記録につながった。
山頂で本日私以外ただ1名の登山者と休憩・談話。川原湯温泉駅から徒歩で縦走して来られたそうです。無事にお帰りになりましたでしょうか。
行動開始から25分で登頂。
標高差302mを0.4hで登り、高度獲得速度755m/hを記録。
途中かなり心肺を酷使したが、頑張ったことがこの記録につながった。
山頂で本日私以外ただ1名の登山者と休憩・談話。川原湯温泉駅から徒歩で縦走して来られたそうです。無事にお帰りになりましたでしょうか。
私が先に下山させていただきました。笹藪内はステップの無い登山道なので、快調なスピードで下ることができました。
私が先に下山させていただきました。笹藪内はステップの無い登山道なので、快調なスピードで下ることができました。
中間標を過ぎ、勾配が緩くなればあとはトレラン気分。僅かに走るとすぐに駐車場が見えてきました。
中間標を過ぎ、勾配が緩くなればあとはトレラン気分。僅かに走るとすぐに駐車場が見えてきました。
下山は10分で完了。駐車場に戻り、ここからは王城山の登山道です。
噂のオキナグサという植物を是非観察したいと思い、この山を選びました。
下山は10分で完了。駐車場に戻り、ここからは王城山の登山道です。
噂のオキナグサという植物を是非観察したいと思い、この山を選びました。
先に登った高間山では花の咲いている樹木が無かったのですが、ここに来て初めてヤマツツジが見られました。
先に登った高間山では花の咲いている樹木が無かったのですが、ここに来て初めてヤマツツジが見られました。
蕾ですが、深紅の色合いが美しいです。
しかし、ここで驚くのはまだまだ早かった!
蕾ですが、深紅の色合いが美しいです。
しかし、ここで驚くのはまだまだ早かった!
登山道は途中までコンクリート舗装道路(登山口で車両通行閉鎖)で歩き易いです。
登山道は途中までコンクリート舗装道路(登山口で車両通行閉鎖)で歩き易いです。
どこにオキナグサが生育しているのか、こればかりが気になります。日当たりの良い場所では、沿道の植物をつぶさに観察しながら歩きました。
どこにオキナグサが生育しているのか、こればかりが気になります。日当たりの良い場所では、沿道の植物をつぶさに観察しながら歩きました。
高間山が眺望できる場所もありました。登り25分よりも、下り10分は早かった。よくやったと回想。
高間山が眺望できる場所もありました。登り25分よりも、下り10分は早かった。よくやったと回想。
ヤマツツジやトウゴクミツバツツジが出迎えてくれたかの如く咲いています。
ヤマツツジやトウゴクミツバツツジが出迎えてくれたかの如く咲いています。
ややピンクの掛かった変種のヤマツツジも1個体ありました。
しかし、まだここで驚くのは早かった!
ややピンクの掛かった変種のヤマツツジも1個体ありました。
しかし、まだここで驚くのは早かった!
登山道は再び藪に入っていきます。順調に距離を詰めています。しかしオキナグサはどこにも生えていません。
登山道は再び藪に入っていきます。順調に距離を詰めています。しかしオキナグサはどこにも生えていません。
登山道の整備状況は非常に良い状態でした。樹林を涼しい風が吹き抜けます。
登山道の整備状況は非常に良い状態でした。樹林を涼しい風が吹き抜けます。
樹林の中、沿道にもミヤマツツジが咲き誇っています。
樹林の中、沿道にもミヤマツツジが咲き誇っています。
頂上までもう少し。王城山はアップダウンが少ないので疲れを感じません。思えば登山口の方が標高が高かったではありませんか。登山口から下ることが登山?こんな山は初めてです。
頂上までもう少し。王城山はアップダウンが少ないので疲れを感じません。思えば登山口の方が標高が高かったではありませんか。登山口から下ることが登山?こんな山は初めてです。
王城山に着きました。登山口から40分下ってきたのに登頂?なんですね。どうでも良いが。
ここで驚いたのは、ヤマツツジが咲き乱れていたこと。今までの咲き方とは訳が違います。人工的に植えたのもあるように見えましたが、素晴らしい景観になっています。
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王城山に着きました。登山口から40分下ってきたのに登頂?なんですね。どうでも良いが。
ここで驚いたのは、ヤマツツジが咲き乱れていたこと。今までの咲き方とは訳が違います。人工的に植えたのもあるように見えましたが、素晴らしい景観になっています。
王城山は誰もいませんでした。私としては、乙妻山の様に登山者が少ない山の方が、良い思い出として深く記憶に残ります。
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王城山は誰もいませんでした。私としては、乙妻山の様に登山者が少ない山の方が、良い思い出として深く記憶に残ります。
山頂には小さな祠と鳥居がありました。
山頂には小さな祠と鳥居がありました。
そして、やっとここでオキナグサと初対面しました。
踏み荒らされないように木の枝で柵が作られています。
そして、やっとここでオキナグサと初対面しました。
踏み荒らされないように木の枝で柵が作られています。
花の時期は終わっており、綿毛の生えた実ができていました。
花の時期は終わっており、綿毛の生えた実ができていました。
茎や花、葉にも白い綿毛が生えている。珍しい植物ですねえ。
茎や花、葉にも白い綿毛が生えている。珍しい植物ですねえ。
ただ残念だったのは、誰かが植えた観賞用のナルコユリが共生していたこと。観賞用のナルコユリは繁殖力が強いので、オキナグサの生存が危ぶまれます。私はこの場所の植物に手を触れることができないので、警告だけさせていただきます。
ただ残念だったのは、誰かが植えた観賞用のナルコユリが共生していたこと。観賞用のナルコユリは繁殖力が強いので、オキナグサの生存が危ぶまれます。私はこの場所の植物に手を触れることができないので、警告だけさせていただきます。
ゴールはここではなく、200m先の王城山古城らしいです。では進みます。
ゴールはここではなく、200m先の王城山古城らしいです。では進みます。
なぜこんな場所に?と思える、物置小屋の様な建物がありました。
なぜこんな場所に?と思える、物置小屋の様な建物がありました。
途中のヤマツツジも見事に満開です。
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途中のヤマツツジも見事に満開です。
王城山古城に着きました。ひっそりと静かな山頂で、野鳥の声に耳を傾けながら独り昼食を取りました。
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王城山古城に着きました。ひっそりと静かな山頂で、野鳥の声に耳を傾けながら独り昼食を取りました。
旗竿の様なものが設置されています。
旗竿の様なものが設置されています。
浅間山が眺望できました。
天候はやや曇り始めていましたが、ここまで見えれば満足でした。
浅間山が眺望できました。
天候はやや曇り始めていましたが、ここまで見えれば満足でした。
四阿山と、パルコールスキーリゾートのゲレンデが見える右端の山は浦倉山。平成28年の5月に縦走しました。
四阿山と、パルコールスキーリゾートのゲレンデが見える右端の山は浦倉山。平成28年の5月に縦走しました。
建設が進む八ッ場ダム上流の風景も見えました。
関東地方の水不足を解消するための重要なプロジェクトです。無事完工を願っています。
建設が進む八ッ場ダム上流の風景も見えました。
関東地方の水不足を解消するための重要なプロジェクトです。無事完工を願っています。
「ぐんま百名山」の山頂標と、ここにも祠がありました。
「ぐんま百名山」の山頂標と、ここにも祠がありました。
先月登頂した両神山では、アカヤシオの花のアップを撮影せず後悔したので、今回はスーパーマクロで撮りました。まずはヤマツツジ。
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先月登頂した両神山では、アカヤシオの花のアップを撮影せず後悔したので、今回はスーパーマクロで撮りました。まずはヤマツツジ。
紫色はミトウゴクミツバツツジ。花弁の決まった場所に面白い「文様」があるんですね。
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紫色はミトウゴクミツバツツジ。花弁の決まった場所に面白い「文様」があるんですね。
この一帯に咲いているツツジを目的に来ていると思われるクマバチがあちこちで見られました。登山者の方は蜂をおどかして刺されないように注意して下さい。
この一帯に咲いているツツジを目的に来ていると思われるクマバチがあちこちで見られました。登山者の方は蜂をおどかして刺されないように注意して下さい。
さて、ツツジの咲き誇る山頂からはこれでお別れです。
こんないい山だとは思いませんでした。
さて、ツツジの咲き誇る山頂からはこれでお別れです。
こんないい山だとは思いませんでした。
下山時に足下で見つけたミヤマナルコユリ。野生種です。
これ以上は成長しません。
下山時に足下で見つけたミヤマナルコユリ。野生種です。
これ以上は成長しません。
帰路の嬬恋村から見えた浅間山。
見る方向によって姿が大きく変わる山です。
帰路の嬬恋村から見えた浅間山。
見る方向によって姿が大きく変わる山です。
頂上付近の尾根に巨岩が乗っかっています。あれが落ちたらどこまで転がっていくのだろう・・・と考えました。
頂上付近の尾根に巨岩が乗っかっています。あれが落ちたらどこまで転がっていくのだろう・・・と考えました。

感想

sumakさんの2017年5月の記録がとても参考になり、同じルートで登山して参りました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1127834.html
ぐんま百名山ということは意識せず、新潟県から群馬県の数々の山に遠征していますが、この山は群馬県の山の中では、今までで最高に楽しめました。登山道の整備状況が良く、今回のヤマツツジの開花は実に見事!期待通りオキナグサも観察できました。

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