こんな事もあるさ！不完全燃焼の高尾花散策

2018年05月11日(金) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 10.8km
• 登り: 672m
• 下り: 658m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:20

5:30 高尾山口駅
5:35 5:45 高尾山・清滝駅
7:20 7:30 高尾山
7:40 7:50 もみじ台
8:30 8:30 高尾山
9:40 10:00 霞台園地
10:50 高尾山口駅

稲荷山コース4差路から上は泥濘が続きスニーカーでは歩行困難と思われます
もみじ台南巻道は草が生い茂ってきて歩き辛くなってきました

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

京王線高尾山口駅 - 京王線高尾山口駅

写真

今日は久し振りに始発に乗車して高尾山へ行きます　京王片倉駅に電車が停車している間に富士山が確認出来ました

何か久し振りな気がする清滝駅　今日は先ずここにお邪魔しなければなりません

勿論ケーブルカーは未だ動いていません　ケーブルカーは季節によって化粧直しをするのでしょうか　「若葉」をイメージしている様です

もう多くの方がご存じの清滝駅ホームのセッコク(石斛)が見頃になりました

少しピンクがかっている花もあります　八王子真覚寺の石斛はもう少し濃いピンク色をしています

清滝駅のセッコクは比較的低い位置に咲いていますので6号路のセッコクよりは撮影が楽です

とは言っても当然望遠で撮影しました　この透き通る様な白色もなかなか綺麗です

さて、6号路を目指して先へ進みます　ハルユキノシタ(春雪の下)が咲いていました　ピンクのユキノシタ(雪の下)も期待していましたが未だ蕾の状態でした

タニウツギ(谷空木)が朝日を浴びて眩しそうでした

こちらはキスゲ(黄萓)の仲間でしょうか　ニッコウキスゲの近縁種で東京近郊にのみ分布するムサシノキスゲは府中の浅間山で見頃の様です

6号路に入るとここは未だシャガロードでした　シャガとウワバミソウしか目に入りません

6号路のセッコクが目当てだったのですが見事空振り　仕方ないので何時ものセッコクの咲く木の奥の山側に咲いていたガクウツギを撮影です

お次はホシザキイナモリソウ(星咲稲森草)　ここも空振りです　今年は多くの花が早く咲くので期待していたのですが...

花の気持ちは私には分かりません　しっかり咲いていてくれれば感謝したのに...

本家のイナモリソウとは全く形が異なりますが一応イナモリソウの亜種らしく高尾特有の花らしいです　(2016年5月19日撮影)

仕方ないのでホシザキイナモリソウの咲く場所の上に咲いていたマルバウツギ(丸葉空木)を撮影です

6号路を離れ稲荷山コースに入ると直ぐ登場したのはツリバナ(吊花)の花です　地味な花ですがあの綺麗な赤い実が楽しみです

ここにもマルバウツギ　ミツバウツギが終わりコゴメウツギはもうそろそろ終盤　今の高尾はこのマルバウツギが全盛の様な気がします

私としては珍しく少しでも早く富士山を見たいと稲荷山コースから階段を上り高尾山山頂へ向かいました

今日は丹沢山系も撮影しておきましょう

着脱が面倒だからと今日はPLフィルターを使用しなかった為空の青さが表現出来ていません

まあそれでも富士山が見えただけで良しとしましょう

ニセアカシアが大見晴台近くに咲いていました　花言葉の「甘い誘惑」のとおり甘い香りがするらしいのですが未だ確認したことはありません

こちらはもみじ台からの富士山　ここで休憩です

ネクターの容器が紙なのが軽くてGOOD　無塩ミックスナッツ　ナッツダイエットをしている訳ではないのですがとにかく美味しい

半月前に大きな蕾を確認していたツレサギソウ(連鷺草)ですが何だこれは？　がっかり

2017年5月18日に撮影したツレサギソウ　再会を期待していたのですが...

もみじ台南巻道は草や木が生い茂って歩き難くなっていますがその中でガクウツギが沢山咲いています

今日は大岳山が気のせいか近くに見えました　定番の高級トイレ横から

何か見て下さいとばかりに咲いていたキンラン(金蘭)

3号路ではギンリョウソウ(銀竜草)を期待していたのですが見つからず　これは2017年5月18日に3号路で撮影したものです

サイハイラン(采配蘭)は予想通りでした　危険を冒してまで近寄る程でもないので遠くから撮影しました

十一丁目茶屋横のベンチが何か気持ち良さそうでしたのでここで早過ぎるランチにします

今回はペッパーソーセージの代わりにSPAMを焼いて入れてみました　フルーツ3種 アメチェの登場です

チーズタルトが美味しかったというレコに刺激されて1個250円のタルトを4個買いました　エッグタルトにも近いかも

その先の休憩所からここにもニセアカシア

1号路を帰路に選んだ理由はユキノシタ期待でしたがご覧の通り蕾です

これは2017年5月18日に同じ場所で撮影したユキノシタ

こちらも2017年5月18日に同じ場所で撮影したイナモリソウ(稲森草)　今年は多くの花が1週間は開花が早いと予想したのですが残念でした

1号路の大木の上に咲くセッコクの花　1号路のセッコクも6号路と同じく開花は例年並みでしょうか　不完全燃焼の高尾花散策でした

(番外編：八王子堀之内)
ローズゼラニウム フウロソウ科　葉には甘い「ばらの香り　冬の終わりから夏にかけて淡いピンクの花を咲かせる

(番外編：八王子堀之内)
シロバナコバノタツナミソウ(白花小葉の立浪草)

(番外編：八王子堀之内)
モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)

(番外編：八王子堀之内)
アメリカシャクナゲ(亜米利加石楠花)　別名：カルミア・ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)

(番外編：八王子堀之内)
ノビル(野蒜)の花　開花すると大変綺麗です

(番外編：八王子堀之内)
オカタツナミソウ(丘立浪草)　タツナミソウと違い花の向きが広がっています

(番外編：八王子堀之内)
ナニワイバラ (難波茨)　香りのよい大きな白い花を咲かせる花径7〜8センチの5弁花

(番外編：東京薬科大学)
カワラナデシコ(河原撫子)

(番外編：東京薬科大学)
スイカズラ(吸葛) 花が白色から次第に黄色になるのでキンギンカ(金銀花)　冬場を耐え忍ぶ事からニンドウ(忍冬)という別名がある

(番外編：長沼公園)
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)　

(番外編：長沼公園)
ナツハゼ(夏櫨)　夏にハゼノキのような紅葉が見られることから名づけられた木　知らないと見過ごしてしまう程極小の花が咲きます

(番外編：長沼公園)　
コアジサイ(小紫陽花)　紫陽花の中で最も早く咲くのがこの花でしょうか　花火の様です

(番外編：長沼公園)
サイハイラン(采配蘭)

(番外編：長沼公園)
ハコネウツギ(箱根空木)　花が白色から紅色に変化していきます

(番外編：長沼公園)
ナワシロイチゴ(苗代苺)　決して開花しないこの花は何か華麗です

(番外編：自宅)
2年前に根を切って虐めたのでやっと開花した柚子の花　植樹して20年も経つので今年こそは実を付けてくれるでしょうか

感想

ランツベルク

今年は多くの花の開花が早いので昨年より1週間早目に狙いの花を求めて高尾山山行を実施しましたが不完全燃焼で走行距離が何時もより短く、暑くもなく歩き易い状況だったにも関わらず大変疲れました。

これなら何時もの自宅周辺の花の方がましかも知れないと番外編の追加です。(笑)

Landsberg