屋久島 縄文杉ルート
コースタイム
(復路)12:50縄文杉-16:15荒川登山口
天候 | 強雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
屋久杉自然館にて荒川登山バスに乗り換え30分 |
写真
感想
鹿児島より金曜最後の便で屋久島の地に降り立つ。
翌日朝4:50にガイドさんに宿までお迎えにきてもらって
ツアー参加客7名で車に乗り込み屋久杉自然館へ。
荒川登山バスに乗り換え登山口へと向かう。
バスを降りてセンターの中で慌しく食事を取る。
ホテルでおにぎり二つの朝食弁当と
具の多い登山弁当を受け取ったのだけど
隣の人が、具の多い登山弁当を朝食にとっていたのを見て
頭良いーと心の中で思って真似する事に。
レインウェアに着替えて、トイレも済ませて準備完了。
6:30登山口出発。トロッコ道を歩くのは初めてであり
歩くリズムが枕木によって制限されて非常に歩きにくかった。
途中、板敷きの道に変わってからは幾分か歩きやすくなる。
私たちのチームは女性ばかりで、ガイドさんのペースの速さに
不安になり「早いよね?」とこそこそ話。
でも、このペースでないと10時間で
行って帰ってこれないのだろうと思い必死でついていく。
このトロッコ道は大変に単調で歩きながら眠たくなることもしばしば。
縄文杉ルートは多くがこういった道なので登山が好きな人は
少し退屈に感じるかも。
橋を渡る時だけは手すりがないので目が覚める。
途中、列車が近づく合図があって線路脇によけ通りすぎるのを待つ。
目の前を通り過ぎていくので結構迫力があって
2週間に1度位しか遭遇しないことを聞いて得した気分になる。
小杉谷集落、楠川分かれ、三代杉と順調に通過して
途中、仁王杉の話を聞く。
この仁王杉は阿形と吽形があったけど左手の吽形と呼ばれる
杉は崩壊してしまっているとのこと。残った阿形の大きさに圧倒。
8kmのトロッコ道を終えて大株歩道といわれる登山道に入っていく。
ここからがしんどいですよー。とガイドさんの脅しがはいるけど
登山をしている人ならまったく大丈夫。
景観保護のために急登の道以外はデッキ敷きになっているので
歩きやすかった。登山感はやや少なめ。
扇杉は昨年に自然崩壊してしまったそうで
横たわっている姿が泰然としていて雄大だった。
そして、これが見たかったために屋久島にきたといって過言ではない
ウィルソン株に到着。
辺り一面、多種多様の緑でなんとも幻想的。
株の中に入って右手のポイントでハートの写真を収めて満足満足!
メデューサー杉、夫婦杉を通りすぎて、大王杉に辿りつきます。
それまでの大きさとは比べ物にならなくて、感動。
そして、縄文杉に辿りつくも先客万来で少し興ざめ。
私もその中の一客なのでしょうがないのだけど。
それまで見てきた杉と比べると皮膚もかさかさで白髪がぼうぼうで
かすかな呼吸をしているおじいちゃんという感じなので
人が押しかけてしまうのは、迷惑なのかなと。
テラスの上で写真撮影に興じている人と生気のない縄文杉のギャップが
なんともいえない空間でした。
でも、屋久島に初めて行って縄文杉見てないというのもなぁ。
帰りはこれでもかっていうくらいの大雨になってきたので
全員一致で大急ぎで来た道を戻る。
ただでさえ歩きにくいトロッコ道が小川になって
長時間の歩行でくたびれた足にこたえた。
3Kという単語が頭のなかをめぐる。
登山口に帰って来た時はやっと終わったという感じ。
帰りは無心で歩いたので驚異の速さで3時間半程で帰ってこれた。
屋久島は雨がよく降るといわれているけれど、一度に降る量が多いだけで
実は晴れの日が多いとガイドさんが教えてくれた。
それなのに、昨年から計画を練って
一番気候の安定している10月を選んだにも関わらず
3日間とも雨に降られる私ってやっぱり。。。
翌日は白谷雲水峡へ。。
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