本州への旅 3山目 茶臼山2384m・縞枯山2403m(長野県茅野市) 草麦峠よりピストン

コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 4:41
天候 | 快晴、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
ついさっき縞枯山の山頂でアルプスの山々のすばらしさ、縦走の面白さを聞かせていただいたご夫婦もランチにしている。
感想
昨日、独鈷山の下山時に話をした地元の方によると、長野には有名なアルプスの他にもこの山のように里山だがピリッと登り応えのある山が多いとのこと。旅程の関係で昨日・今日のたった2日しか長野に居られないのが残念。この日登る山の候補は幾つも調べていたが、高山の多い長野でスタートの標高がやたら高いが今までの自己最高標高(鳥海山、2,236m)を更新するのも面白いと思い。この山に登ることした。
朝、諏訪湖湖畔を出て草麦峠(2120m)駐車場までの登りの長かったこと!峠ドライブは好きだが昨年末買い換えた車がそれまでの5MTから久々の6MT。ギアのレンジが違うので5MT時代の峠の登り・下りの人馬一体感(勾配・カーブのキツさ・緩さにかかわらず一定のスピードで走れるシフトチェンジ・アクセル開度をほぼ無意識に体がしてくれること・・この状態になるといつまでもこうして走り続けたい・・・多分ランナーズハイと同じ感覚になるんだ。)に程遠いぎこちなさ・・、3速と4速の適正レンジの感覚が掴めない、アクセルのレスポンスが前の車よりかなり鈍い・・・駐車場に着いたときすぐ後ろを走って来た地元の方(多分車好き)と少し話をしたが、「時折失速しましたね・・・」と言われ苦笑してしまった。そうです下手運転です。登山では失速しないようねせねば。
さて、登り初めてしばらくは誰も見かけず、茶臼山頂の少し手前で年配のご夫婦に追いつき、茶臼の展望台でしばらく話をする。この山のすぐ近くに住んでいて日帰り登山を楽しんでいるが、いつでも来れると思っていたので今日初めてこの山に来たとのこと。茶臼・縞枯を登って行ったん下って東側の池の多いエリアを周回したいが残雪の状況が分からないので迷っているとのこと。自分は縞枯でピストンするが地図では縞枯からの下りがかなりの急こう配で登山道の向きから残雪がありそうと(無理しない方がいいんじゃないですかとのニアンスを込めて)言っておいた。そのご夫婦より先に縞枯に向かうと縞枯山頂でまた別の年配ご夫婦に出会い色々長野の山、特にアルプスの山々の素晴らしさ、縦走の楽しさを話していただいた。要所要所に山小屋があるのでそれを利用すればザックは重くはならないので縦走もそれほどの負担はないこと強調されていた。(ご本人はテント泊で縦走するが70になったので少しキツイとのこと。)ちなみに八ヶ岳縦走をゆっくりペースで縦走するとしたら日程は?と聞くと、2泊3日とのこと。アルプスと聞くと凄く敷居は高いので八ヶ岳で泊り縦走デビューもよいかと思った。
そのご夫婦は縞枯から北側へ下る登山道の残雪を確認しに行くと言うので、自分は眺望ゼロの縞枯山頂から縞枯展望台に戻りゆっくり眺望を楽しみ、軽いランチをしてからゆっくり下山をした。ここの登山道は標高が高いせいか木々の間隔があいていて笹もほとんどなく日差しが程よく差し込んで気持ちがいい。日本の山は(平地部も)雨が多く土壌も痩せていないので植生は豊か、時には息苦しくなるほど木々草が密生していて、そうした眺望のない地帯を延々と歩いていく登山道だと変化が乏しく体より心が疲れることも多い。地球規模で考えると乾燥や痩せた土壌のため緑の乏しい国も多いので贅沢な悩みということかとも思う。
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