紅葉の塩原渓谷遊歩道

2011年11月14日(月) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 11.0km
• 登り: 872m
• 下り: 947m

コースタイム

【8:00】塩原温泉ビジターセンター駐車場　→【8:25】仙人岩吊り橋　→【8:56】小太郎が渕　→【9:19】七つ岩吊り橋　→【9:37】ビジターセンター　→【9:59】再スタート　→【10:13】福渡橋・鉄製の階段【10:21】　→不動吊り橋【10:29】　→不動の湯　→【11:05】布滝観瀑台　→【11:24】箒川ダム　→【11:56】猿岩駐車場　→【12:00】留春の吊り橋　→【13:11】回顧の滝観瀑台　→【13:24】回顧の吊り橋　→【13:31】蟇石園地　→(JRバス利用)→七つ岩→【13:53】ビジターセンター

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

駐車場は塩原ビジターセンター駐車場を利用。
帰りは「回顧橋〜七つ岩吊り橋」間をJRバス利用。運賃は350円。運転は約1時間間隔。
http://www.jrbuskanto.co.jp/bus_etc/cntimep01.cfm?pa=1&pb=1&pc=j0360011&pd=0&st=1

コース状況／危険箇所等

　危険箇所はほとんどない。敢えて言うなら、「車道を渡るところ」か!?
　「やしおコース」は、箒川沿いの変化に富んだコースで、起伏も少なく歩きやすい。途中に共同露天風呂や足湯もあるので、それを目当てに歩く人も多い。
　「回顧コース」は急な登り・下りがあり、そのほとんどが丸太の階段なので、かえって疲れる。眺望が開けるところは、コース中で一番標高が高いところにある展望台と、回顧の滝付近くらいで、あとは鬱蒼とした森の中のコースで、他の人には全く会わなかった。

　地形図だけではわかりにくいところがあるので、「塩原温泉ビジターセンター」でハイキングコースマップ(100円)を入手するとよい。HPでも同じような地図をダウンロードできる。http://www.siobara.or.jp/vc/

　auのスマホを使っているが、かなりの割合で3Gの電波が届かない所があった。スマホのGPSも森の中で使えないところが多く、ログが取れなかった部分があり、結局4つのGPXファイルを編集して1つにつなぎ直した。コース上で不自然な直線部分があるのは、GPSログが取れなかった部分である。

　温泉はいくらでもあるが、今回は「塩原グリーンビレッジ」内の「福の湯」(大人700円)を利用した。

写真

11/14 7:59

【8:00】塩原温泉ビジターセンター駐車場。20台くらい駐車可能。

11/14 8:00

ビジターセンターは9時からだが、駐車場は開いている。トイレ・自販機もある。

11/14 8:01

ビジターセンターのもみじも丁度見頃。

11/14 8:06

トイレのすぐ右手に遊歩道の入り口がある。

11/14 8:06

まずは、左の塩の湯方面に進み、「小太郎ヶ渕」を目指す。

11/14 8:11

いい感じに色づき、目を楽しませてくれる。

11/14 8:22

鹿股川の流れ。

11/14 8:25

【8:25】仙人岩吊り橋。

11/14 8:25

このような表示板がいたるところにあり、飽きさせない。

11/14 8:28

11/14 8:51

向かい側の山の紅葉が青空に映える。

11/14 8:55

11/14 8:56

【8:56】「小太郎が渕」

11/14 8:56

とても風情のある紅葉と渓谷美だが、だんご屋の店構えと付近に散在するガラクタの山には閉口した。せっかくの観光資源が台無しである。「小太郎茶屋」で検索すると、「草だんご」の評判はいいようだが・・・。

11/14 9:01

「小太郎が渕」という名前から想像していた風景とのギャップに、足早にその場を去る。

11/14 9:06

一旦車道を歩いて、ビジターセンターに向かう。

11/14 9:17

ビジターセンターと道路を挟んで「七つ岩吊り橋」がある。(計画時には見逃していた。)

11/14 9:18

11/14 19:01

【9:19】橋を渡って反対側は園地になっており、駐車場や足湯がある。バス停もあるので、ここをスタート地点にすると便利だと思う。

11/14 9:37

【9:37】ビジターセンターを見学。子どもたちがいれば、喜んだはず。自然観察やハイキング、スノーシュー等のイベントも頻繁に行っている。この冬はスノーシューに挑戦してみようと思う。

11/14 9:59

【9:59】再スタート。ビジターセンターから、はじめは車道を歩く。ガードレールのちょっとした隙間に渓谷遊歩道の入り口がある。わかりにくいので注意。

11/14 9:59

11/14 10:00

「七つ岩」と呼ばれる景勝。

11/14 10:05

11/14 10:07

11/14 10:07

11/14 10:09

「天皇の間」付近のモミジ。ここからまた車道を少し歩く。

11/14 10:13

箒川と福渡温泉の温泉街。

11/14 10:13

【10:13】橋を渡り終えたところに鉄製の階段がある。

11/14 10:14

この階段を見逃さずに降りる。

11/14 10:15

しばらく川沿いを歩く。

11/14 10:19

渓流釣りのキャッチ&リリース区間となっていて、他の河川は禁漁となっているこの時期には、多くの釣り人が集まる。

11/14 10:20

この先で、油絵を描く人たちが、ズラッとイーゼルを並べていた。色々な趣味の人が集まるんだな〜。

11/14 10:21

【10:21】不動吊り橋。吊り橋を渡ってすぐ右に、共同露天風呂「岩の湯」がある。

11/14 10:27

11/14 10:28

温泉街からだいぶ離れたこんなところにも足湯が。さすが塩原。今日は浸からずに先を急ぐ。

11/14 10:29

【10:29】混浴の共同露天風呂「不動の湯」。200円で利用できる。「岩の湯」もそうだが、遊歩道からは丸見えなので、入るにはちょっと勇気がいる。

11/14 10:31

小さな沢を渡る。

11/14 10:32

小さな滝があった。

11/14 10:48

キャンプ場「グリーンビレッジ」の脇を歩く。

11/14 10:53

11/14 10:55

11/14 10:56

赤もいいけど・・・

11/14 10:58

黄色もね!!

11/14 11:05

【11:05】「布滝」の観瀑台。箒川に向かってそそり立つ断崖の上にあり、絶景ポイント。ここでランチを食べたら美味しいだろうな〜。

11/14 11:06

「布滝」

11/14 11:15

なるほど〜。勉強になる。

11/14 11:15

11/14 11:20

ちょっと薄暗い林だが、テーブルやベンチが設置されている。

11/14 11:24

【11:24】「箒川ダム」

11/14 11:24

ダムの上の金網の中を歩く。

11/14 11:24

ダムの上

11/14 11:25

11/14 11:30

11/14 19:09

11/14 11:32

【11:32】車道を横断して、坂を登る。

11/14 11:47

「大網園地」の紅葉。

11/14 11:48

ここも登る。

11/14 11:53

急な下り。

11/14 11:54

また、車道を渡る。この「猿岩駐車場」から「回顧(みかえり)コース」のスタート。

11/14 11:56

【11:56】「留春の滝」方面へ急な階段を降りる。

11/14 12:00

【12:00】「留春の吊り橋」を渡る。

11/14 12:01

吊り橋の上から、水面を覗き込む。

11/14 19:09

【12:02】「留春の滝」ちょっと控えめなところがいい。直下の展望台のテーブルは満員御礼だった。

11/14 12:04

11/14 12:06

こういうことをする輩には、山に来て欲しくない。

11/14 12:12

11/14 12:52

【12:52】植林された、杉林。鬱蒼として暗くて「やだな〜」と思っていたら・・・

11/14 12:53

この看板。思わず苦笑。

11/14 13:10

足が重くなってきたと思った頃・・・

11/14 19:14

【13:11】紅葉の額縁の中にいきなり現れた「回顧(みかえり)の滝」。落差は約55m。

11/14 13:22

まさに絶景!疲れも吹っ飛ぶ〜。来て良かったと思えた瞬間。

11/14 13:23

尾崎紅葉の「金色夜叉」にも登場しているそうだ。

11/14 13:23

「回顧の吊り橋」

11/14 13:24

【13:24】今日、渡った吊り橋の中で、一番長くて、高い。

11/14 13:24

その分、見える景色はすばらしい。

11/14 13:26

翌日の地元新聞で紹介されていた。
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kouyou/news/migoro/20111114/660278

11/14 19:18

来年は、子どもたちと一緒に歩こう。

11/14 13:31

【13:31】ゴール地点の「蟇石(がまいし)園地」。本当は、「もみじ谷大つり橋」まで歩くつもりだったが、丁度バスが来てしまったので、バスに乗ってスタート地点に戻った。

撮影機器：

EX-H10 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

taka-f

　前回の山行(よかったら参照してくださいね。)では、数ある候補の中から、見事ハズレくじを引いてしまい、長女には、学校に提出する日記にまで「つまらなかった」と書かれてしまい、ちょっと凹んでしまいました。
　今回は1年に2回だけある平日の休み。娘たちは学校に行っているので、トレーニングと下見を兼ねて、出かけることにしました。
　場所は、前回の候補にも挙がっていた「塩原温泉」。前回は紅葉真っ盛りのココをスルーして、標高の高いところに行ってしまったための失敗でした。あれから1週間ほどしかたっていないから、まだ間に合うかも・・。ということで、来年娘たちを連れてくるときの下見という名目で、紅葉真っ盛りの平日の塩原温泉の渓谷遊歩道を歩いてみました。
　栃木県に住んでいる自分にとって、塩原は、スキーに行く時に通るとか渓流釣りに行くくらいの認識しかなく、きちんと観光したことがありませんでした。しかし、前回の山行を反省したとき、川があって滝があって吊り橋があって紅葉がきれいで、意外と歩き甲斐がありそうだと感じました。実際に歩いてみると、予想以上でした!箒川が作る渓谷美は、日光に勝るとも劣らないし、さらに絶景ポイントが歩いて回れる範囲に集中しているので、本当に変化に富んだコースとなっています。明治時代、尾崎紅葉や田山花袋など、多くの文人に愛された理由がわかった気がしました。また、紅葉する樹木の種類が豊富なため、色々な色が楽しめるだけでなく、紅葉を楽しめる期間が長いのも特徴です。起伏のあるロングコースを歩くことで、もう見頃を過ぎてしまったところから、まだこれから紅葉するところまでを見ることができ、季節の移り変わりを肌で感じられます。
　ただし、2つのコースを結んで1日で歩くのは結構キツイので、子連れで来るときは、「やしおコース」の方をオススメします。

　ランチは、塩原名物「スープやきそば」にしようと思い、「こばや食堂」を訪ねてみましたが、運の悪いことに「本日休業」の札が・・・。「スープやきそば」は次回に持ち越しです。

コメント

gan103

鹿股川
以前から塩原の箒川辺りを漕げないかと思っていましたが、taka-fさんの写真の中でよさそうな川を見つけました。
鹿股川の仙人岩吊橋の辺りは水ありましたか？景色良さそうですね。今度下見に行ってみます。春先水が出ている間の勝負って感じですね。

taka-f

RE:鹿股川
　gan103さん、お久しぶり！です。ヤマレコ登録、歓迎いたします。

　鹿股川ですが、景色は確かにいいです。特に紅葉は抜群！ただ、フネのことはよくわかりませんが、帚川に比べると、水量は少ないので焦げる区間・時期は限られてくるのではないでしょうか。

　ところで、カヌーって真冬でもやるんですか？もしオフシーズンならば、良かったら、いっしょにスノーシューやってみませんか？今年初挑戦しようと思っているところなので・・・。バードウォッチングも兼ねられそうですよ

　とりあえず、最初は塩原ビジターセンターのイベントに参加してみようと思います。

papakaoru

下調べ、ご苦労様です。
はじめまして、taka-fさん。

塩原はまだ紅葉が見られたんですね！
私も県内の山を主に歩いていますが、
時々、子連れハイキングも楽しんでいます。
昨年『やしおコース』を歩きましたが、家族には好評でした。

スープやきそばですが、私も店を探しているうちに、車で通りすぎてしまいました。

奥日光にも雪が降ったようですし、『スノーシュー』楽しみですね♪

taka-f

RE:下調べ、ご苦労様です。
papakaoruさん、初めまして。コメントいただき光栄です。

塩原の紅葉は、場所によっては真っ盛りでしたよ。１１月は例年より暖かい日が続いたので、紅葉前線がいつもよりゆっくりのような気がしています。これも温暖化の影響でしょうかね？今週末くらいまでは、まだ楽しめるようですよ。

スープやきそばのお店は、ネットで調べると何件かヒットしますが、私が車で通過したときには、営業中のお店がありませんでした。「こばや食堂」さんは、「本日休業」でしたが、他のお店は、「本日休業」なのか、お店を畳んでしまったのかは残念ながら不明です。今度、塩原に行くまでに、もう少しリサーチしてみたいと思います。

ご存じの方がいましたら、情報提供お願いします！

gan103

カヌーのオフシーズンは
今年からなくなってしまいました。
フルドライのスーツを買ったので真冬雪が降っていても漕げるようになりました
スノーシューは体力が無いので無理だと思います

ちなみにスープ焼きそばのもう一軒の店は「釜彦」＠那須塩原市塩原265-10です。
こばやより甘めのスープだったと思います。いや、逆か？