京の紅葉散策(1) 沢ノ池から高雄・錦雲渓へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 488m
- 下り
- 546m
コースタイム
白雲橋〜指月橋〜灌頂橋〜高雄橋〜もみぢ橋〜高雄茶屋〜硯石亭〜清滝橋〜(錦雲渓)〜堂尻橋〜
金鈴橋〜渡猿橋〜青竜橋〜16:30頃「清滝」バス停
天候 | 風弱く、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
阪急電鉄 : http://rail.hankyu.co.jp/ 京都市バス: http://www.city.kyoto.jp/kotsu/rakunavi/index.html 帰り:清滝〜(京都バス)〜阪急嵐山駅〜(阪急電鉄)〜大阪市内 京都バス : http://www.kyotobus.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
鷹ヶ峰地区〜坂尻の集落(登山口) : 一般車道及び舗装林道 登山口〜上ノ水峠付近 : 歩き易い山道 上ノ水峠付近〜沢ノ池 : 舗装林道 沢ノ池〜福ヶ谷林道〜白雲橋(高雄): 歩き易い山道及び舗装林道 高雄地区 : 一般車道及び遊歩道(坂や階段多し) 錦雲渓 : 遊歩道〜歩き易いハイキング道 清滝地区 : 一般車道及び河畔遊歩道 |
写真
感想
先週は修学院界隈を徘徊してみましたが、離宮以外は何処も紅葉の色づき
はさっぱり進まず竹林の青さがやけに目立っている始末でした。それでも
今週に入ってやや冷え込みが強まり、今後への期待が少し膨らみました。
京でいちばん早く見頃を迎える「指標紅葉」は、神護寺金堂前石段のタカ
オモミジとされていますが、そうであれば、やはり三尾の様子が気になっ
て仕方がありません。三尾の色づき情報を調べてみても、見頃「当確」が
出ていたのは、神護寺境内だけで高山寺や西明寺は「色づき始め」、清滝
方面はまだ「青葉」の情報だったように思います。せっかくの京歩きで、
二週続けての空振りは避けたく、場所的に近い沢ノ池を「保険」として散
策プランに入れてみました。
沢ノ池は、年初の厳冬期、めずらしく全面結氷した折に訪れ、たたずまい
の素晴らしさは確認済みでしたが、池周辺から仏栗峠にかけて、落葉広葉
樹の多そうな印象が残っていました。うまくすれば、標高の高い池周辺は
錦繍になっているかも・・・結果的には、保険がハズレて、本命がまずま
ずの色づきでした(笑)。
バスを降り、先ずは、通り道の源光庵を覘いてみましたが、もみじ葉には
既に種子が付いてしまい、見るも無残な状態。落胆していると、お寺の方
が同じ鷹ヶ峰の吟松寺へ行ってみなされと言う・・・、教えてもらった吟
松寺へ行ってみると、まずまずの色づきで、今秋初めてまともな紅葉を見
ることができました。同じ地域でも今年はこれほど出来栄えが違うものか
と感心しながら歩みを進めて行くと、坂尻の登山口までの道すがら、綺麗
に色づいた紅葉も散見できました。これに気を良くして足取りも軽くなり、
鮮やかな紅葉を期待して、一気に沢ノ池を目指します。
標高400mほどの沢ノ池の北岸に来てみると、水面には紺碧の空と流れ行
く雲が映り込み、付近の静寂と相まって、10ヶ月ぶりの再訪も心地良いも
のになりました。水際を散策しながら西岸を見やると、色づいた雑木林が
ありましたが、赤く染まっている木々は少なく、色づきも半ばといった風
情でした。或いは、この辺り、黄葉の植生が優勢なのでしょうか・・・。
護岸の無い自然浜を、水面に映し出される付近の映像美を楽しみながら、
更に南岸へと散策します。途中、入り江付近にある開けた場所で早めのお
昼としました。池周辺には、電線や鉄塔、建造物などの人工物が一切無く、
ゆったり流れる時間を満喫できます。
この後、仏栗峠を経て福ヶ谷林道に入って清涼な林間散策を楽しみ、栂ノ
尾に来ました。指月橋から灌頂橋にかけての紅葉スポットは昨秋の出来に
は及びませんが、まずまずの色づきでした。高雄から錦雲渓を通って清滝
地区に至る道では、想定以上の色づきを楽しめ、期待してなかっただけに
嬉しい散策となりました。ただ、惜しむらくは、錦雲渓の入り口辺りから、
谷あいには陽光が届かなくなり、はっとするような紅葉の鮮やかさは鳴り
を潜めていました。
この日の歩数は、23,500歩。晴天にも恵まれ、今年も名勝の紅葉を楽しむ
ことが出来ました。感謝です(^^。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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やっぱり高雄の紅葉はきれいですね。
でもやっぱり真っ赤という感じではないですね。
高雄辺りを歩こう歩こうと思いながらなかなか実行できてません。
pokopenさんの記録を参考に歩いてみようっかな
おつかれさまでした。
pokopenさん、こんばんは
高雄はやっぱりすごいですね
京都の北西部はあまり馴染みが無かったのですが、やはり紅葉の名所なだけありますね
以前、愛宕に登った際に、空也滝方面へ向う際、北側から大勢の方が歩いてらっしゃったのですが、今回のpokopenさんが通られたルートなのでしょうね
次のルートは愛宕になるのですか?
pokopenさん こんばんは。
六甲ではまだまだですが一部では紅葉前にかれちゃったのもあります。
今年は異常かもですね。
23日の応援登山で見れたらと思います。
もしかして忘年登山の10日が 見頃かも!?
katatumuriさん、こんにちは。
同じ三尾でも、特に神護寺やその近隣のお茶屋さんは人寄せを意識してか、
真っ赤に色づく木々を揃えているようですね
他の場所の色模様は様々で、とても趣きがありますね。
あれやこれやと見比べたり、昨秋の色づきを思い出したりしながらの
そぞろ歩きは楽しいです
錦雲渓はホントお薦めです 歩き易いし、アクセスも悪くはないし、
ガッツリ歩ける方なら、槇ノ尾(高山寺)から清滝〜鳥居本〜嵯峨嵐山まで、
名所の網羅も十分可能でしょうね
utaotoさん、こんにちは。
色づきが良くない今年でも、十分に楽しめるだけの鮮やかさは魅せて
くれました
やっぱり、伊達で名勝とは呼ばれていないですね(笑)
あらためてレコを拝見すると、昨年のちょうど今頃に清滝から愛宕さん へ
登られているんですね
昨秋は、高雄周辺の見頃ピークが15日前後だったはずで、大勢の
ハイカーが錦雲渓を通っていたんでしょうね
愛宕さんも、これから良さげですね
時間があれば 、行きたい場所は、いくらでも有るんですが・・・、
大原の里がそろそろ気になって来ました
kobeblancさん、こんにちは。
洛西方面は、直前の色づき情報だと、まだ「見頃前」になっているスポットが
多かったのですが、実際に行ってみると・・・、清滝地区以外はピークを
過ぎつつあるといった塩梅でした。
今年の紅葉は、色づきが遅れている上に、同じ場所でも木によって加減が
違っていたり・・・、難儀っす
六甲も気になってるんですが、遅れ気味なので後回しになるのかなぁ〜
12月上旬の六甲なら、まだ間に合うかも知れませんね
大いに期待しましょう〜
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