鳥見山 猪に驚いて敗退(榛原〜長谷寺)

2011年12月04日(日) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 11.7km
• 登り: 560m
• 下り: 714m

コースタイム

10:00榛原駅ー11:00鳥見山公園
12:30鳥見山公園ー13:20高塚城跡ー14:30長谷寺

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　近鉄榛原駅
帰り　近鉄長谷寺駅

コース状況／危険箇所等

鳥見山公園には猪注意の看板が多数ありました。
私も本日遭遇しました。

トイレ
鳥見山公園
口倉公民館横
初瀬ダム管理事務所横
長谷寺

写真

榛原駅北口から住宅地を抜けたあたり。

鳥見山公園へ。右は車道。左は山道。

山道を少し進んで背後はこんな。

公園の紅葉は終盤ですね。

このあたりは日本書紀にでてくる場所であるよ。
ということらしい。

展望台から。
二上山はわかった。

雲と光が動いていくのがなんともいえない。

このあたりで猪遭遇

猪注意の張り紙がたくさんあった。

公園内の勾玉池

長谷寺への東海自然歩道は山道もあり

民家の南天の実が鮮やかで

やがて下方に初瀬ダム(まほろば湖)が見えてくる。
ダムからは車道歩き

こんなところをバスがよく通るのはなぜ?
季節運行の長谷寺〜室生寺直通路線のようです。

長谷寺の屋根つき階段(登廊)
けっこう長い。

法要は午前中と思ってましたが、今日は午後もあったようで

読経が最高のBGM.
といっては叱られるかな?

本堂の舞台から

紅葉を透かした陽光が美しい本堂。
右手奥にご本尊(十一面観世音菩薩)がおいでです。

この貧弱な枝が春には素晴らしく豪華な花を咲かせるんですねぇ。(牡丹)

参道にはお店もたくさん。
三輪そうめん、奈良漬、草餅、柿の葉ずし・・・・。

初瀬川。鴨がたくさんいました。

感想

猫おば

駅から歩ける・紅葉が綺麗・眺望が良い・東海自然歩道で長谷寺まで行ける。
これはお得なコースやぁ〜。と喜んででかけてきました。

ファミリー向きコースとガイドブックにあったので、楽勝、楽勝。
榛原駅を後にして〜・・・。
あれ?持参の地図と道が一致しない。なぜ?
駅まで戻って「宇陀観光案内所」ってところで教えてもらいました。
北口にでないといけないそうです。
私は南口から歩こうとしてました。反対やがな。(汗)
　
北口にでると道標もあったし、「鳥見山公園紅葉まつり」と書かれたのぼりをたどっていくようになってました。途中にコンビニもあります。
市街地を抜けると背後の景色が開けてきました。何度も後ろを振り返りながら、駅から小一時間も歩くと鳥見山公園。
ここの展望台からの眺めが素晴らしかった〜!!!
え〜、たったこれだけしか登ってないのに、こんなに見せてくれるの?
鳥見山さん、気前よすぎ〜!　って感じです。
右手に見慣れた金剛山脈。左手は台高、奥に大峰、中央は音羽山あたりかな?手前には宇陀平野。
高い山に囲まれた平野に点在する小山が、まるで海に浮かぶ小島のよう。
いつまででも眺めていたい景色でしたが、ヤマレコなので山頂にも行かなくては!

で、展望台手前の「貝ヶ平→」の道標にしたがってすすみます。
足元笹薮で、植林の中の道です。展望はもひとつです。
「帰りにまた展望台から景色見よう〜♪」とご機嫌で歩いてたんですわ。そしたら、右手の笹薮にですね、なにか気配がするんですよ。
「なんかおる!?」と立ち止まったら「ブフォー!!」てなうなり声とともに、獣が駆け抜けていった!。

おばちゃん、硬直ですわ。六甲でも見たことない猪にこんなところで驚かされるとは。
これ以上気前のいい鳥見山さんに何やか見せていただくのもアレなんで、引き返すことにしました。
ヘタレと呼んでください。
でも、後で貝ヶ平から歩いてきたハイカーの方にお聞きした情報では、鳥見山山頂は薄暗い植林の中の展望もなにもない場所。とのこと。
って、私はイソップの狐か?すっぱいブドウか?って感じですね。

コメント

katatumuri

おはようございます、neko-obabaさん
鳥見山トレッキング、お疲れさまでした。
この辺り一度歩いてみたいと思っていたので、参考になります

でもイノシシはダメです
イノシシの本場、六甲でも幸いまだ実物にはお目に
かかったことがありません。
あちらのイノシシ君は人慣れしているようなんですが、
『本物の』野生はさぞ怖かったことでしょう

neko-obabaさん、決して「ヘタレ」ではございません。
勇気ある撤退と賞賛いたします

tomokiki

長谷寺
長谷寺、いいですよね。
本堂と本尊にはいつも圧倒されます。

イノシシ、サル、シカ・・・ウチの近所にいます。
父の畑はサル、イノシシとの戦いです(笑)
一応、京都市(市街地)なのですが山が近いので・・・

猫おば

katatumuriさん、こんにちわ。
勇気ある撤退とは、なんて嬉しいお言葉

鳥見山公園にはそこそこ人出があったのですが、
山頂への道を進むのは私一人だったのですよ。
ですから、猪の方としても
「餌さがしてた所を驚いたがな！」
だったでしょうねぇ。

猫おば

tomokikiさん、こんにちわ。
京都市街で自然が残ってて、比良が近い。
tomokikiさんは良い所にお住まいですね

長谷寺のご本尊の前で読経や真言を聞いていると
信仰心に欠ける私でも、なんともありがたい気分がしてきます。
え〜と、そのときだけなんですが

ゲスト

はじめまして！
去年の紅葉の時期に私も鳥見山にいきました
公園の池の周りを歩き　鳥居に近づいた瞬間
地響きとともに何か獣が走り去りました
もう　怖くて怖くて
こちらも一目散に下山したのでした〜

無事でなによりでしたね

猫おば

mittiさん、こんばんわ。
あら〜、mittiさんも猪に、それも公園内で遭遇されたのですか。
それは怖かったですねぇ

無事でなにより。とのお言葉がありがたいです。
山力不足・単独・妙齢（笑）の三重苦の私ですから、これからもヘタレ上等でいきます〜