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Yamareco

記録ID: 157548
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山滑走
十和田湖・八甲田

八甲田山(田茂萢岳-たもやちだけ)スキー

2011年12月23日(金) 〜 2011年12月25日(日)
 - 拍手
GPS
51:00
距離
7.6km
登り
129m
下り
1,405m
天候 山頂は吹雪
山麓も雪
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
積雪は230cm この季節としては、かなりの積雪。。
ロープウェイ山頂駅のポスター
2011年12月23日 15:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
12/23 15:53
ロープウェイ山頂駅のポスター
誰が作ったの?かわいすぎる!
2011年12月23日 15:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
12/23 15:14
誰が作ったの?かわいすぎる!
きれい
2011年12月24日 13:03撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
12/24 13:03
きれい
二泊目の宿
2011年12月24日 14:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
12/24 14:59
二泊目の宿
撮影機器:

感想

温泉目的で本州最北端。クリスマスin八甲田山(面白すぎる。。)

北日本・日本海側のクリスマス寒波で山は当然、スキーも無いと思っていたけど八甲田山に向かう道中は結構日も差していたりで、実は天気悪くないんじゃないの?という期待に膨らむ。

宿にはレンタルスキーショップもある事はわかっていてウェアは一応持参していたので、到着した宿でそこから近い八甲田山スキー場のゲレンデガイドをもらってみてびっくり。。立派なロープウェイがある割に、リフトは同じ山麓に1基しかない。でも、なぜかコースは山頂を起点に方々に伸びている。。なんだこれは??

それがバックカントリーのコースだという事に理解するまでに時間が必要だった。。とにかく私の知らない世界なわけです。

ロープウェイの頂上駅から山麓駅に向かっては、通常のゲレンデと思われるコースが二つだけある。
ひとつはフォレストコースでどう考えても林間コースっぽく、もう一つはダイレクトコースというからには、山麓までの近道なのだろう。
宿についてすぐにスキーをレンタルんして、気がつくとロープウェイに乗っていた。でも、山頂には風速22mの表示が。。(普通運行停止しないか??)
でも、みんなどんどん出発するので、まあ大丈夫なんだろうと、外に出てみると。。去年の八方の大嵐に近い突風が吹いている。冬の台風か。。しかも猛烈に吹雪いてる。体感温度はいったい??

ロープウェイ山頂駅からコースに向かおうとして外に出て10mもしないうちにスキーを抱えたまま風に煽られて新雪にコースアウト。これ、歩けないけど。。無理なんじゃ?と一度駅の屋内に引き返す。

呼吸を整えて、手持ちのミッドレイヤーを着用してリトライ。最悪ロープウェイで降りる事も出来るので、少しだけ滑って降りてみてから判断することにして、コースを示すオレンジ色のポールを辿って少しだけ降りてみた。。

ポールは、5m〜10m弱位おきに設置してあるけど、猛吹雪でせいぜい見えても3本程度。視界不良で次のポールが見えない事もあるので、位置を気にしながら降りる。コース幅も狭い。(これで広かったらそれだけで遭難できるけど。。)

結局なんだかんだ少しずつ数十メートル降りて、知らないうちに滑って降りる事に決定していた。
風でふっ飛ばされればすぐにコースアウト。。時に足元さえ見えずに、どちらに勾配があるのかわからない状態。

山頂がマックスで天候コンディション悪く、降りるにつれて良くなる。ゴーグルがすぐに曇って凍るので、たちまち視界が無くなるのが一番のイライラ。中腹で風が止んで来て、ゴーグル無しでもなんとか耐えられるようになったので、外して快適に降りれるようになった。。。
しかし、このダイレクトコースでさえ通常の圧雪した斜面はほとんどなく、ラフなコースで足を取られやすい。

何キロのコースかわからないけど、通常10分程度で降りるコースらしいが、数倍の時間がかかって下山。というのが初日。

翌日(本日)は結局これも気がついたらガイドツアーに参加していた。
これ以上無いという本当のホワイトクリスマスだけど、朝からとても浮かれた気分にはなれない。。今日も昨日と同じ気温(‐11度)風速22m との山頂駅の表示。
他のツアー参加者はみんな言わずとも上級者で山スキーな人たちだったので、気遅れ感満点。

スキーを担いで登ったのは、ロープウェイ山頂駅から少し登った山頂までで、あとは外す必要のない思ったよりは楽なコース。

新雪は非常に苦手分野なので不安だったが、そうは言っても誰かしらが通ったトラックがある。完全なバージンスノーを泳ぐようなコースは無いけど、お決まり的に新雪で転倒して埋もれかけてツアーガイドに自分も板も掘り起こしてもらったり。。

標高が低くなって視界が広がってきても、雪面のコンディションは気になる。
樹氷の林の中をすべり降りるのは、景色はとてもきれいだけど、木にぶつからないようにするのが精いっぱいなので余裕が無い。。(余裕あれば、写真撮りたかった)

バックカントリーお初でしたが、私のスキルを大きくオーバーしたチャレンジでした。

でも新雪も滑れるようになりたい。そしたら天候さえ良ければ又参加したい。

まずは普通のゲレンデで精進しよう!

八甲田山ロープウェイゲレンデガイド
http://www.hakkoda-ropeway.jp/images/ski/tourroute.pdf

「八甲田山ガイドクラブ」より
http://www.hakkoda-gc.com/index.html

12月23日
http://www.hakkoda-gc.com/#/detail/2057394319005195223

12月24日
http://www.hakkoda-gc.com/#/detail/1442447617662337462

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