雁ヶ腹摺山と赤ヤ権現
天候 | 曇り、ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
雁ヶ腹摺山は問題無し。 赤ヤ権現への踏み跡はバリエーション初級。赤テープやビニールを確認すること。特に下ってすぐ左の小尾根に引き込まれやすい。 |
その他周辺情報 | 白州の尾白の湯を利用。赤い湯が効き目がありそうです。 |
写真
感想
10月の3連休。手頃な山を歩くつもりで甲斐大泉のロッジ山旅を予約した。
実はこの宿、僕の大学時代の先輩が経営しているのだ。
彼が、山の雑誌で紀行などを発表していることは知っていて、ロッジを始めたことも知ってはいたが、向こうは僕のことをたぶん覚えてはいない。何しろ40年前の話だから。
だが、いってみて話をすれば、大学のこと、共通の先輩後輩のこと、ジャズのこと、もちろん山のことなど思い出されるであろう。
連休初日は高速が混むから、須走の天恵に前泊して、適当な山に寄ることにする。
天気がいまいちなので、大峠まで車で行き、久しぶりに雁ヶ腹摺山に行くことにした。ついでに気になっていた赤岩の丸の権現様を探してみることにした。
天恵を7時に出発。山中湖から大月まで高速を走り、真木への道に入る。
大峠までは舗装されており、林道情報では台風の影響もなさそうだ。ひたすら走り峠に着くと、誰もいなかった。静かな山が保証されたようなものだ。
雨は降っていないが、ガスが流れる。支度をして出発する。
雁ヶ腹摺山への道はよく整備されていて危険箇所はない。
紅葉にはまだ早く、目立つ花もなく、トリカブトが咲いているだけである。
南へ大きく回り込んでから山頂に向かうのだが、途中の大きな壁のような岩が目につく。それを過ぎれば草原状になってすぐに山頂である。
残念ながら富士山方向はガスの中。誰もいない静かな山頂でしばらく過ごし、峠に戻る。
峠では2台のバイクが記念撮影中。邪魔をしないように反対側の斜面に登る。黒岳に向かう道である。
結構急な登りで汗をかく。
赤岩の丸は黒岳に行く途中の尾根上のコブなのだが、山頂直下に権現様があるのだ。
赤ヤ権現というらしいが、赤ヤは赤岩の転化であろうから、赤岩権現ということになる。
隣の白谷の丸は、おそらく白岩が白ヤとなり谷の字が当てられたのだろう。
赤岩の丸の山頂には赤谷本宮と書かれた標識がある。
ここから踏み跡の急降下となる。時間にして10分くらい、標高差80メートルくらい下る。
山の中腹にある岩場にその神様は祀られていた。祠があるだけだが、ガスがかかっていることもあって趣深かった。権現となっているが、たぶんこれも岩座信仰の一つなのかもしれないと思った。
峠に戻ると車が2台増えていた。
勝沼まで国道を走り高速に入る。途中白州町の尾白の湯で汗を流し、ロッジ山旅に向かった。
オーナーの長沢さんは歓迎してくれ、夕食後は酒を飲み、大学の話などをしながら二人でジャズを聴いたのだった。
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