シダクラ沢(神奈川&埼玉労山救助隊トレーニング)

コースタイム
14:00 小河内ダム駐車場集合
ダム公園東屋にて3班に分かれ、単独でシダクラ沢に入渓して連絡がない
登山者の捜索方針ディスカッション。
捜索エリア、優先順位、役割分担などの議論をまとめ発表。
9/4(日)
5:00 捜索スタート
・現地本部隊(小河内ダム)
・シダクラ沢捜索隊(2名×3ルート ※二俣より上部は3パーティに
分かれ、線捜索および面捜索)
・尾根捜索隊(2パーティ ※サス沢山までの班と惚岳山までの班)
・2次装備補給隊(発見時すぐに救出搬送装備を持ち上げる)
・無線中継隊(シダクラ対岸尾根、シダクラ尾根、サス沢山周辺等)
15:00 全隊小河内現地本部集合、反省会
天候 | 9/3 晴一時曇 9/4 晴のち曇り 15:00〜雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
神奈川県連と埼玉県連合同の救助隊トレーニング |
写真
感想
9/3(土)4(日)で県連救助隊訓練に参加しました。
カモメンバーはkamogさん・雷鳥さん・コバシン・タッキー・アサケンの5名。
以下記録&感想です。
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●9/3(土)
14:00奥多摩の小河内ダムに集合。
今回は埼玉・神奈川労山救助隊合同訓練という事もあり30名以上の方が集まった。
第一線で活躍されている方々ばかりと聞いてチョット緊張・・
自分の様な素人がいては足手纏いでは?と思ってしまうが
逆に言えば、廻りはベテランばかりなのでこれ程勉強になる機会はそうそう無い!
今回の訓練は【レスキュー技術 】ではなく【捜索計画の立案と通信網の確率】
翌日に控えた救助訓練に備えて3グループに分かれディスカッション。
活発に意見交換がされる。
どのグループにも過去に実際に救助に出動された方が多数いて
経験から基づく救助のあり方を聞かせてもらう。どの話も目から鱗でした。
●9/4(日)
05:00出発(起床で無い!zzz,,,,)
救助開始
遭難概要ーーー奥多摩シダクラ沢を溯行予定の男性が下山せず。
当該会から救助要請。
救助体制ーーー・沢班3パーティ(2人1組×3班=6人)
・下山予定尾根班2パーティ(上部4人+下部4人=8人)
・無線中継班3パーティ(1ケ所に2人×3ケ所=6人)
・後方サポート隊1パーティ(5人)
・現地対策本部(7人)
私は尾根の上部捜索隊に参加。
救助隊副隊長のTさんにくっ付いて行く。
支尾根という支尾根を隈無く捜索。
どんなに小さな可能性も見逃さずに注意する。
これが通常の山歩きと違い疲れる(体力的にも精神的にも)
登りは『登りの目』で捜索し、下りは『下りの目』で捜索。
残念ながら尾根では発見出来ず一旦本部まで下山。
12:20頃 沢捜索隊が遭難者を発見。
救助装備を持った後方サポート隊が出発。
信じられない早さで現場に到着!!!(おそらくエアリアタイムの3倍は速い!!)
カモからは雷鳥さんとコバシンが参加でした。大変お疲れさまでした。
やはり基本は体力ですね。自分だったらどこまで付いて行けたか疑問です?(最近デブッた
し。。。)
今回の救助訓練はここまでで終了。搬出訓練は改めて別に。
☆逐一入る無線の情報により現在の救助状態が各班で判る。
無線の運用がこんなにも大変だとは想像していなかった。
中継点を立てなければ沢などでは電波が届かない?らしい。
しかし苦労する以上の価値ある情報をもたらしてくれる。
私も早く無線の免許取得しなければ!(落ちたら恥ずかしいので受験日はナイショ♪)
最近、某Yッピーに自慢された。
☆現在ではGPSも非常に重要な救助装備になっている。
1、各救助班の位置を把握し、本部から行動指示が出来る。
2、遭難者発見時に位置をピンポイントで特定し本部に連絡が出来る。
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私は今月から救助隊に登録する事になりました。
登録しようと思った理由は自分の能力向上の為です。
救助隊本来の持つ高尚な精神とは違いますが、それでも良いと思います。
とにかく登録する事によって結果的に微力でもチカラになれば。
救助隊長のKさんがおっしゃってました。
「【救助隊】と聞くと高度なクライミング技術が問われるのでは?と思われかもしれませんが
決してそうではありません。在京本部・現地本部でも様々な仕事が有ります。(例えば炊出し
など)
もちろん『仕事』と『自分の山』などに大きく支障の無い範囲で構わないので
より多くの方に登録をお願いします。」
カモの会の皆さんの中にも「登録はしたいけど時間的な負担が大きいのでは?」と思われている
方も。
しかしより多くの人数がいればいる程、各個人の負担が少なくなるのではないでしょうか?
【 出来る人が出来る事を出来る時に】
偉そうにゴメンナサイでした(・・・ウン。口先だけです)
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