霞沢岳
コースタイム
〇9月22日(土) 出発した大沢野から島々谷の途中まではずっと小雨でした。
大沢野の同行者宅(4時集合)→安曇支所駐車場(6:50着)→岩魚留小屋(11:10)→20分休憩→力水(14:20)→徳本峠小屋(15:30)
〇9月23日(日) 霞沢岳というけども快晴
徳本峠小屋(4時50分発)→ジャンクションピーク(6時)→K1(8時10分)→10分休憩→K2(8時44分)→霞沢岳山頂(9時)→休憩(30分)→徳本峠小屋(13時)
〇9月24日(月) 島々ルートの最終目的 嘉門次小屋で岩魚を喰らう 快晴
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地からはバスで安曇支所前まで移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
島々谷では発電所から岩魚留小屋までの間で数か所道が崩れていましたが、歩行には特に問題なし。 |
その他周辺情報 | 車回収後、上高地ホテルの日帰り温泉にはいりました。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
筆記具
ライター
保険証
粉末スポーツ飲料(700mL)×2袋
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
充電器
計画書
雨具
ダウンジャケット
フリース
CX−W
ウールタイツ
ウインドブレイカー
手袋(雨用
秋用)
靴下(2足)
ベースレイヤー(2着)
ストック
コンビミ袋 シュラフ
ザックカバー
クマよけ鈴
腕時計
日焼け止め
非常食(ソイジョイ
カロリーメイト
羊羹
キャンディー)
食事(ドライフード:ピラフ
五目御飯
チキンライス
缶詰(サンマ)
生卵2個)) テント
結露防止シート
エマージェンシーシート
ランタン
コンロ
ガスカートリッジ110P(2個)
コッヘル(500mL)
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
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感想
〇9月22日(土)
安曇支所には前日に電話にて駐車場の利用許可を求めたが、登山者の為のスペースは常時設けいているようで、ATMの横に留めるように指示を受ける。当日、ATMや近くのトイレに駐車エリアについて掲示がしてあったので、いつでも留めれそうです。
支所からすぐに登山口が始まり、岩魚留小屋まではよく整備された林道をあることになりました。なだらかな道であり、ずっと島々谷川沿いを歩くことになります。
岩魚留小屋は、昨年営業を再開したような話を聞いたのですが、休業中のままでした。
この小屋の軒下で軽く昼休憩をとり出発しましたが、ここからが本日の核心部、テント装備の私には試練と憧れが始まるのでした。1300mから2200m迄一気に駆け上がるこのルートは、徳本峠小屋につくまで続くのでした。
非常に小さな小屋でテント場もそれほど広くはないですが、眼前には明神岳、前穂、西穂、奥穂と一望でき、17km歩ききった甲斐を感じるのでした。
〇9月23日(日)
テント場の2200m〜山頂の2645mは大したことはないと思ってはいましたが、ジャンクションピーク(2428m)から始まる200mの下降とK1ピーク(2567m)へのアップは体力的に辛いものがありました。しかもK1ピークまではずっと深い森の中を歩くだけで、感動のシーンは殆どなく、精神的にも徐々に嫌になってきました。
しかし、K1辺りからは森は開け、焼岳、西穂、ジャンダルム、奥穂、前穂、明神、八ヶ岳、甲斐駒、富士山、塩見、御嶽、乗鞍、白山と一大展望台と変わり、これまた来た甲斐がありました。
山頂もしかりで、眼下のいつかは泊まってみたい帝国ホテルが見え、上高地のいいとこどりの場所でした。
でも、試練(ただ森の中でアップダウンに耐え)と憧れ(ワインを飲む)を抱きながらテント場へと急ぐのでした。
〇9月24日(月)
6時に穂高神社奥宮からと思われる太鼓の音がテント場まで響いていることに気づきました。
7時過ぎにはテントは撤収し、約1時間半かけて明神館まで降り、そのまま嘉門次小屋で岩魚の塩焼きを戴きました。この小屋でウエストン氏が嘉門次さんに贈ったというピッケルを眺め、4代目の主人とも少しお話する機会もありました。なんでも徳本峠小屋のオーナーは、嘉門次小屋のオーナーでもあるとの事でした。岩魚の骨酒も少し貰い、ほろ酔い気分で穂高神社で参拝し(でも、明神池は拝観料がいるのとことで、そこは遠目で眺め)、自然探査路を散歩しながらバルターミナルへと向かいました。
12時40分の安曇支所へのバスにのり、車を回収したあとは、さわんどの上高地ホテルで入浴、平湯の民芸館内の食堂で蕎麦を喰らい、帰路に就くことが出来ました。
帰宅したのは、ちょうど18時でした。
テント場では、見知らぬ愛知県の女性2人組と単独男子と酒を交わし、バスターミナルでは全身モンベルニストの台湾人カップルと初めての日本の登山と山小屋談義で時間をつぶし、楽しい時間を過ごしました。クラシックルートに歴史ロマンを感じることは・・・・
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