桑谷山・峰床山（桑谷山西尾根〜寺谷峠〜江賀谷）

2018年10月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 13.7km
• 登り: 973m
• 下り: 1,080m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:59

距離 13.7km 登り 973m 下り 1,096m

9:42 能見口バス停
11:18 桑谷山
12:55 13:03 寺谷峠
13:51 13:53 峰床山
14:31 14:35 中村乗越
15:39 15:40 葛川中村
15:41 葛川学校前バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き： 京都バス32系統広河原行き
出町柳 (7:50) → 能見口 (9:32)
\990

帰り： 江若バス堅田葛川線
葛川学校前 (15:50) → 堅田 (16:30)
\980

コース状況／危険箇所等

台風21号による被害は大部分で軽微でしたが、寺谷峠手前で植林の倒木が大量にありました。

桑谷山西尾根： 一般的なルートではありませんが、植林地を登っていくと踏み跡はあります
桑谷山西峰〜東峰： 台風による新たな被害は目立ちませんでしたが、元々倒木が多く、ルートを外すと藪漕ぎする羽目になります
桑谷山東峰〜寺谷峠： 植林の倒木が集中している場所があります。進行方向に沖すべき場所もあるので、倒木で現在地を見失わないように注意
寺谷峠〜峰床山： 寺谷峠から登り返すと間もなく林道に出ます。今回はほぼ林道を歩いています
峰床山〜葛川中村： 台風被害はほとんどありません。江賀谷は一部足場に注意

写真

能見口から舗装路を能見方向へ進み、長戸谷への橋を渡ってすぐの尾根から取りつきます

ヒノキの植林の急登です

尾根がはっきりしてくると踏み跡が判別できるようになりますが、軽い藪漕ぎもあり

標高700mを超えたあたりから歩きやすくなります。色づき始めの木々

多少の倒木はありましたが、迂回が困難なものはなく安心

桑谷山三角点山頂（西峰）、展望はありません

すぐに東峰へ

稜線の紅葉ピークは来週以降かな

東峰も展望なし

東峰直下の送電線鉄塔から武奈ヶ岳・白倉岳

寺谷峠へ尾根道を進んでいきます。2本目の鉄塔までは巡視路で明瞭、その後もしばらく踏み跡がしっかりしていました

アスナロの藪漕ぎあり

このあたりから植林の倒木がひどい区間に

うんざりしてきた頃、P790付近は雑木がきれいでほっとする

しかしその次のピークで再び倒木地帯に。今日はこのあたりが一番苦労したところ

予定より30分近く遅れて植林の中の寺谷峠に到着

P838の手前から峰床山直下まで林道を歩きました

林道から峰床山への取り付き

林道から約100mの登りは結構しんどいですが、山頂付近の木々は見事です

息を切らして登り、峰床山山頂

残念ながら山頂の木々の葉は飛ばされて、残った葉も茶色くなっています。ベンチも天板が無くなっていました

しばし展望を楽しむ

クラガリ谷から八丁平へ向かうことにします

全体的に紅葉はまだまだでしたが、峰床山直下の南尾根だけはそこそこいい感じでした

クラガリ谷も色づき始め

綺麗に紅葉していたカエデ

エゴノキ

綺麗な実ですがマユミでしょうか

八丁平を南回りで中村乗越へ向かいます

湿原の風景

天気も最高でしたが、今日は15:50のバスで帰りたかったのでのんびりできず

六尺道の紅葉はまだ先のようです

中村乗越

江賀谷を足早に下ります。倒木は数本ありましたが支障はなし

江賀谷林道も歩行には問題なし

林道脇に大量のキノコ。無事バス10分前に葛川中村に到着しました

感想

field8us

若丹国境の八ヶ峰方面へ行くつもりだったのですが土曜日は朝起きると雨で、日曜日はバスのダイヤが悪いので予定変更。迷った末に、去年歩き残した桑谷山〜峰床山の縦走を片付けることにしました。この二山をつなぐなら西の端からズドンと行きたいということで桑谷山西尾根から登ることにしました。ようやく運行再開した京都バス32系統は混んでいるかと思いきや、朝着いたら誰も並んでいなくて、臨時便も満席立ち乗り多数の朽木行きと大違いでした。再開がまだ周知されていないのか、台風被害を懸念しているのかどちらでしょうか。

今回、台風被害はちょうど両山の中間付近、寺谷峠の西側の一部区間でひどかったですが、それ以外は軽微で、八丁平も一箇所倒木が木道を破壊していた程度で安心して歩けます。縦走区間は地図の読み甲斐があってルートファインディングが楽しかったです。しかしほとんど植林区間なのが難点で、尾根筋だけでも自然林がもっと残されていれば倒木も少なかっただろうし良いルートになったのに、とちょっと惜しい感じがしました。
紅葉は稜線ではもう少し色づいているかなと期待したのですが、例年通り京都北山では再来週ぐらいがピークのような気がします。