ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1624615
全員に公開
ハイキング
芦別・夕張

芦別岳(旧道コース〜新道コース)

2018年10月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.4km
登り
1,500m
下り
1,560m

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
0:13
合計
6:55
7:15
75
旧道登山口
8:30
8:30
80
9:50
9:50
137
北尾根
12:07
12:20
35
12:55
12:55
75
14:10
新道登山口
昭文社『山と高原地図』による参考タイム:旧道登山口〜560分(9時間20分)〜芦別岳山頂〜190分(3時間10分)〜新道登山口、合計750分(12時間30分)
天候 晴れ、山頂付近一時くもり
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道38号を富良野市街地から南富良野方面へ行き、山部地区で右折、太陽の里キャンプ場へ。キャンプ場にトイレあり。旧道コースの登山口は、キャンプ場・宿泊棟の山に向かって右奥。
コース状況/
危険箇所等
旧道コースの稜線に出てからのアップダウンは、バランスよく足元に注意すれば問題なし。但し、雨天時と積雪時は滑落に要注意。
その他周辺情報 富良野市で美味しいものを色々堪能。特に、唯我独尊のカレーは絶品。カレーソースのおかわり時は、有名な合言葉を忘れずに!
太陽の里キャンプ場に駐車。トイレを借用して、横の階段を上がると宿泊棟がある。林道・登山口は、その奥の山の方へ。
2018年10月21日 07:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:00
太陽の里キャンプ場に駐車。トイレを借用して、横の階段を上がると宿泊棟がある。林道・登山口は、その奥の山の方へ。
宿泊棟奥の林道入り口。山の上空に雲がかかっており、行く先の様子が分からない。所々、雪の降った形跡がある。
2018年10月21日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 7:02
宿泊棟奥の林道入り口。山の上空に雲がかかっており、行く先の様子が分からない。所々、雪の降った形跡がある。
林道入り口のゲート。動物が下りて来ないようにするためらしい。開けたら必ず閉めるお約束。
2018年10月21日 07:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:04
林道入り口のゲート。動物が下りて来ないようにするためらしい。開けたら必ず閉めるお約束。
10分ほど歩いて登山口。7:15、入山記録に必要事項を記入して、いざ登山開始。帰りは、新道コース。私の前に2名ずつ2組が1時間前に入山。登山口の駐車場に車が1台駐車してあった。
2018年10月21日 07:16撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:16
10分ほど歩いて登山口。7:15、入山記録に必要事項を記入して、いざ登山開始。帰りは、新道コース。私の前に2名ずつ2組が1時間前に入山。登山口の駐車場に車が1台駐車してあった。
ユーフレ川を左手に見ながら、ひたすら山の斜面の幅の狭い道。足を滑らせると落ちてしまう。
2018年10月21日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:26
ユーフレ川を左手に見ながら、ひたすら山の斜面の幅の狭い道。足を滑らせると落ちてしまう。
途中の危険個所う回路表示。少し上の方へ急斜面を登り、また川沿いへ降りていく。
2018年10月21日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:27
途中の危険個所う回路表示。少し上の方へ急斜面を登り、また川沿いへ降りていく。
なかなかの急登。脚の筋肉がが徐々に張ってくる。
2018年10月21日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:27
なかなかの急登。脚の筋肉がが徐々に張ってくる。
道幅が狭いうえに、路肩が弱っている。万が一、足を踏み外すと崖下に落ちていく。
2018年10月21日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 7:35
道幅が狭いうえに、路肩が弱っている。万が一、足を踏み外すと崖下に落ちていく。
ユーフレ川沿いの岩場。ピンクテープを目印に、岩を越えていく。たまにロープが登場。
2018年10月21日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 7:44
ユーフレ川沿いの岩場。ピンクテープを目印に、岩を越えていく。たまにロープが登場。
川へ降りていく急な斜面。鎖とロープが併設されている。
2018年10月21日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 7:49
川へ降りていく急な斜面。鎖とロープが併設されている。
水の音が大きくなってきたと思ったら、三段の滝に到着。上の方から勢いよく、とても美しく流れる滝。
2018年10月21日 08:13撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 8:13
水の音が大きくなってきたと思ったら、三段の滝に到着。上の方から勢いよく、とても美しく流れる滝。
三段の滝の表示。北尾根までかなり距離がある。ユーフレ小屋はもうすぐ。
2018年10月21日 08:13撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 8:13
三段の滝の表示。北尾根までかなり距離がある。ユーフレ小屋はもうすぐ。
三段の滝の傍にある鉄梯子。登山道を整備されている方に感謝し、有り難く使わせていただく。滝の上の方へ登っていく。
2018年10月21日 08:14撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 8:14
三段の滝の傍にある鉄梯子。登山道を整備されている方に感謝し、有り難く使わせていただく。滝の上の方へ登っていく。
せっかくの旧道コースなので、ユーフレ小屋へ寄り道。石積みでこんなに素晴らしい小屋ができるなんて、感動!
2018年10月21日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 8:29
せっかくの旧道コースなので、ユーフレ小屋へ寄り道。石積みでこんなに素晴らしい小屋ができるなんて、感動!
ユーフレ小屋分岐に再び戻り、北尾根を目指す。先はまだまだ長そう。
2018年10月21日 08:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 8:37
ユーフレ小屋分岐に再び戻り、北尾根を目指す。先はまだまだ長そう。
涸れ沢の急登。結構歩いた気がするが、脚が重くなる一方で、先が見えない。
2018年10月21日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 8:45
涸れ沢の急登。結構歩いた気がするが、脚が重くなる一方で、先が見えない。
夫婦岩の北峰が天に向かってそびえ立つ。切り立った断崖の迫力が凄すぎる。
2018年10月21日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 9:34
夫婦岩の北峰が天に向かってそびえ立つ。切り立った断崖の迫力が凄すぎる。
北尾根から見る夫婦岩。北峰(1,412m)と南峰(1,429m)のペア。雪が降ってそのまま残っている。
2018年10月21日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 9:55
北尾根から見る夫婦岩。北峰(1,412m)と南峰(1,429m)のペア。雪が降ってそのまま残っている。
標高が上がるにつれ、天気は曇り空で風が強くなる。足元には残雪。一枚上に羽織ることにした。
2018年10月21日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 10:02
標高が上がるにつれ、天気は曇り空で風が強くなる。足元には残雪。一枚上に羽織ることにした。
遠くに、恐竜の背中のような崕山(きりぎしやま)。以前は登れたようだが、高山植物保護のため入山規制されているとのこと。植生調査の同行のみで行けるとか。
2018年10月21日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 10:09
遠くに、恐竜の背中のような崕山(きりぎしやま)。以前は登れたようだが、高山植物保護のため入山規制されているとのこと。植生調査の同行のみで行けるとか。
目標の山頂が、雲間からやっとその姿を現してくれた。富良野方面へ旅行に来るたびに、遠くから観て憧れていた尖峰がついに目の前に。
2018年10月21日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 10:31
目標の山頂が、雲間からやっとその姿を現してくれた。富良野方面へ旅行に来るたびに、遠くから観て憧れていた尖峰がついに目の前に。
山頂が近づくにつれ、残雪の多さが目立つ。この先が思いやられる。ここで防寒着を羽織る。念のために持ってきていて本当に良かった。それにしてもあの尖がった頂上に登れるのだろうか…。
2018年10月21日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
10/21 11:12
山頂が近づくにつれ、残雪の多さが目立つ。この先が思いやられる。ここで防寒着を羽織る。念のために持ってきていて本当に良かった。それにしてもあの尖がった頂上に登れるのだろうか…。
パッと見、あまり歩きたくない崖のアップダウン。バランスよく慎重に歩けば滑落せず、何とか大丈夫。ここまでの残雪は、想定していなかった。
2018年10月21日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3
10/21 11:34
パッと見、あまり歩きたくない崖のアップダウン。バランスよく慎重に歩けば滑落せず、何とか大丈夫。ここまでの残雪は、想定していなかった。
眼下は急な崖。どの山も下からそそり立った崖になっている。落ちたら終わり。
2018年10月21日 11:40撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 11:40
眼下は急な崖。どの山も下からそそり立った崖になっている。落ちたら終わり。
尾根の急なアップダウンの繰り返し。かなり体力が消耗してきた。それでも芦別岳の素晴らしい容姿に心が励まされる。見る角度によって尖り方が違って見える。
2018年10月21日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3
10/21 11:45
尾根の急なアップダウンの繰り返し。かなり体力が消耗してきた。それでも芦別岳の素晴らしい容姿に心が励まされる。見る角度によって尖り方が違って見える。
残雪のシャーベット状の道を歩く。本格的な冬装備でなかったので、手足が冷たくなってきた。ヒグマに遭うのを覚悟していたが、ヒグマの形跡はこれまでなかった。
2018年10月21日 11:52撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 11:52
残雪のシャーベット状の道を歩く。本格的な冬装備でなかったので、手足が冷たくなってきた。ヒグマに遭うのを覚悟していたが、ヒグマの形跡はこれまでなかった。
天気も回復し、山頂が目前に迫る。もっと尖がっていると思っていたが、思っていたよりなだらか。ただ、この岩壁を登ることになるとは。
2018年10月21日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 11:55
天気も回復し、山頂が目前に迫る。もっと尖がっていると思っていたが、思っていたよりなだらか。ただ、この岩壁を登ることになるとは。
足を踏み外さないように、慎重に岩にへばりつく。怖いので眼下を見ずに、両手で岩につかまり登る。
2018年10月21日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 12:02
足を踏み外さないように、慎重に岩にへばりつく。怖いので眼下を見ずに、両手で岩につかまり登る。
山頂に到着。残雪の尾根のアップダウンを終えて、無事に登って来られてホッとした瞬間。達成感がひと際大きい登頂であった。山頂で、旧道先行の親子と出会う。中学一年生の方とのことで、大変見事と思った。
2018年10月21日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
10/21 12:07
山頂に到着。残雪の尾根のアップダウンを終えて、無事に登って来られてホッとした瞬間。達成感がひと際大きい登頂であった。山頂で、旧道先行の親子と出会う。中学一年生の方とのことで、大変見事と思った。
次の目標、夕張岳の方向。この時季、雪も降っているし、いつ登れるかな。
2018年10月21日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 12:07
次の目標、夕張岳の方向。この時季、雪も降っているし、いつ登れるかな。
眼下に富良野のまちが広がる。残念ながら十勝連峰は雲の中。帰りの車から見た十勝岳は、すっかり白く雪化粧していた。その姿も実に美しかった。
2018年10月21日 12:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
10/21 12:08
眼下に富良野のまちが広がる。残念ながら十勝連峰は雲の中。帰りの車から見た十勝岳は、すっかり白く雪化粧していた。その姿も実に美しかった。
帰りは新道コース。シャーベット状の雪道を滑りながら下りる。普通の夏の登山靴なので油断すると大変危険。
2018年10月21日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 12:25
帰りは新道コース。シャーベット状の雪道を滑りながら下りる。普通の夏の登山靴なので油断すると大変危険。
振り返って山頂を見る。とても丸っこい山頂部。見る方向によってこんなに違うなんて。それにしても新道コースはきちんと整備されて、旧道と比べて天国のよう。
2018年10月21日 12:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 12:31
振り返って山頂を見る。とても丸っこい山頂部。見る方向によってこんなに違うなんて。それにしても新道コースはきちんと整備されて、旧道と比べて天国のよう。
下りの途中、半面山とのこと。
2018年10月21日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
10/21 12:55
下りの途中、半面山とのこと。
新道コースから観る夫婦岩。二人並んでそそり立っている。旧道コースは、あの岩の裏側をひたすら歩くコース。とても楽しかった。
2018年10月21日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3
10/21 13:07
新道コースから観る夫婦岩。二人並んでそそり立っている。旧道コースは、あの岩の裏側をひたすら歩くコース。とても楽しかった。
山は、紅葉真っ盛り。晴天の下、整備された登山道を気持ちよく下りる。
2018年10月21日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3
10/21 14:01
山は、紅葉真っ盛り。晴天の下、整備された登山道を気持ちよく下りる。
14:10、無事に登山終了。ヒグマにも遭わず、無事に下山できてホッとし、心からとても感謝。
2018年10月21日 14:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
10/21 14:11
14:10、無事に登山終了。ヒグマにも遭わず、無事に下山できてホッとし、心からとても感謝。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

中・上級に位置付けられている日本二百名山の芦別岳。その美しい尖った山容は北海道のマッターホルンとも言われている。
ヒグマに遭遇した記録がネットで見られるため、ずっと登山を躊躇していたが、終えてみて、無事に下山できたことに感謝し、登って良かったと思った。
旧道コースの北尾根から山頂までのアップダウンの繰り返しは、少々しんどかったが、登り甲斐のある素敵なコースだった。この時季、雪対策を疎かにしたことが今回悔やまれる。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1196人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら