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Yamareco

記録ID: 1625978
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ハイキング
尾瀬・奥利根

佐梨川金山沢鉱山道

2018年10月21日(日) [日帰り]
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れむ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:41
距離
10.6km
登り
833m
下り
838m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
1:45
合計
7:40
9:10
40
9:50
9:50
55
林道終点
10:45
10:50
100
渡渉地点
12:30
14:00
80
金山台地
15:20
15:30
30
渡渉地点
16:00
16:00
50
林道終点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒の湯山荘付近の駐車場
コース状況/
危険箇所等
駒の湯山荘から1時間ほどは林道。
林道終点からすぐ左側に斜面に登っていく踏み跡を辿る。最初の取り付きにトラロープあり。その後しばらくは沢沿いだが非常に歩きづらい道。途中で踏み跡が左に直登する形になり、登りきったあたりにトタンが捨ててある。その後しばらく歩きやすい踏み跡を辿ると沢に降り渡渉。今回は水はなかった。渡渉箇所にはリボン、ペンキ等の目印あり。
渡渉後は尾根に直登し尾根の先端をぐるっと反対側に回ったところに山神様。
その後は高度感のあるトラバース。最初は普通の山道だがだんだん岸壁を削った鉱山道になっていく。
全体的に踏み跡はしっかりしているが、道形が崩れている箇所が多く非常に歩きずらい。薮はなかったが、たまたま直前に刈り払いしていただいていたようで、時期によっては薮化している可能性があると思われる。
一つ目の坑口まで行ってみようと思い直前まで行ってみたが結局断念した。
踏み跡は、そこそこ踏まれてはいますが、道形が崩れていることや高度感があること等々から、難易度の高い道のりと思います。
駒の湯山荘の第二駐車場です。ここの奥から林道が始まります。この駐車場は路面がえぐれてて普通車だと停めるの苦労しそうですね。林道は四駆等々でも、途中で倒木がありますので最後までは行けません。
2018年10月21日 09:12撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 9:12
駒の湯山荘の第二駐車場です。ここの奥から林道が始まります。この駐車場は路面がえぐれてて普通車だと停めるの苦労しそうですね。林道は四駆等々でも、途中で倒木がありますので最後までは行けません。
林道終点です。
2018年10月21日 09:48撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 9:48
林道終点です。
林道終点の標識。
2018年10月21日 09:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 9:49
林道終点の標識。
林道終点からすぐに左側の斜面に登ります。ロープがありますので目印になります。
2018年10月21日 09:58撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 9:58
林道終点からすぐに左側の斜面に登ります。ロープがありますので目印になります。
林道終点からまっすぐ沢に降りる踏み跡もあります。道から行くのならそちらではありません。渓相はこんな感じ。
2018年10月21日 09:58撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 9:58
林道終点からまっすぐ沢に降りる踏み跡もあります。道から行くのならそちらではありません。渓相はこんな感じ。
沢沿いの斜面をトラバースするような道をしばらく歩きます。道形が崩れていて斜面になってしまっているところが多く非常に歩きづらいです。しばらく行くとリボンの目印があり左側に直登します。直登後は歩きやすい道になります。
2018年10月21日 10:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 10:31
沢沿いの斜面をトラバースするような道をしばらく歩きます。道形が崩れていて斜面になってしまっているところが多く非常に歩きづらいです。しばらく行くとリボンの目印があり左側に直登します。直登後は歩きやすい道になります。
トタンが捨ててあり目印になります。
2018年10月21日 10:32撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 10:32
トタンが捨ててあり目印になります。
その後、桑ノ木沢に降りて渡渉します。
2018年10月21日 10:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 10:40
その後、桑ノ木沢に降りて渡渉します。
渡渉箇所から桑ノ木沢の上流部を望みます。これの遡行もけっこう厳しいらしいです。日本登山体系によると16時間。
2018年10月21日 10:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 10:51
渡渉箇所から桑ノ木沢の上流部を望みます。これの遡行もけっこう厳しいらしいです。日本登山体系によると16時間。
渡渉後対岸の尾根を登り、向こう側の沢筋へ。雪山沢を望みます。日本登山体系によると比較的楽しそう。こちらは8〜9時間だそうな。
2018年10月21日 11:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:09
渡渉後対岸の尾根を登り、向こう側の沢筋へ。雪山沢を望みます。日本登山体系によると比較的楽しそう。こちらは8〜9時間だそうな。
ここから鉱山道の始まりと言ってもよいかも。最初のうちは草木が生えているのであまり高度感がありませんが、転ぶと危ないのは同じ。
2018年10月21日 11:30撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:30
ここから鉱山道の始まりと言ってもよいかも。最初のうちは草木が生えているのであまり高度感がありませんが、転ぶと危ないのは同じ。
雪山沢です。
2018年10月21日 11:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:31
雪山沢です。
紅葉がきれい。
2018年10月21日 11:37撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:37
紅葉がきれい。
鉱山道です。奥に奥壁が見えてきました。
2018年10月21日 11:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:43
鉱山道です。奥に奥壁が見えてきました。
2018年10月21日 11:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:49
赤岩スラブです。ここならまだ挑戦できそうですが・・・それでも、どうだろう・・
2018年10月21日 11:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:51
赤岩スラブです。ここならまだ挑戦できそうですが・・・それでも、どうだろう・・
なかなか落ちたらやばそうな道ですわ・・
2018年10月21日 11:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:51
なかなか落ちたらやばそうな道ですわ・・
スラビッシュ!
2018年10月21日 11:55撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:55
スラビッシュ!
谷底の万年雪です。
2018年10月21日 11:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:57
谷底の万年雪です。
ちょうど奥壁の向こう側から光が差して奥壁のラスボス感が笑
2018年10月21日 11:59撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:59
ちょうど奥壁の向こう側から光が差して奥壁のラスボス感が笑
雨に濡れた岩壁に鉱山道。そして奥に控える魔物。
2018年10月21日 12:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:00
雨に濡れた岩壁に鉱山道。そして奥に控える魔物。
2018年10月21日 12:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 12:03
2018年10月21日 12:07撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:07
ついに全貌を現した奥壁です。声も出ません。圧巻。
2018年10月21日 12:14撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:14
ついに全貌を現した奥壁です。声も出ません。圧巻。
200m下には万年雪。スケール感が伝わりませんが、巨大なクレバス。
2018年10月21日 12:15撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:15
200m下には万年雪。スケール感が伝わりませんが、巨大なクレバス。
金山台地から降りる際の支点。ここから万年雪に降りて対岸に取り付くためのものです。
2018年10月21日 12:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:22
金山台地から降りる際の支点。ここから万年雪に降りて対岸に取り付くためのものです。
三方を岸壁に囲われた空間に時折、雷のような音が響きます。シュルンドが崩れているんだと思います。最初は何の音かと思ってびっくりしました。
また、岸壁に自分たちの話し声が反射します。これも最初は「人の声がする!」とか思ってびっくりしました。
2018年10月21日 12:26撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:26
三方を岸壁に囲われた空間に時折、雷のような音が響きます。シュルンドが崩れているんだと思います。最初は何の音かと思ってびっくりしました。
また、岸壁に自分たちの話し声が反射します。これも最初は「人の声がする!」とか思ってびっくりしました。
金山台地から先への案内です。
2018年10月21日 12:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:27
金山台地から先への案内です。
一つ目の坑口までは行けないかとトライしてみましたが、諦めました。
2018年10月21日 12:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 12:40
一つ目の坑口までは行けないかとトライしてみましたが、諦めました。
2018年10月21日 13:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 13:57
しばし金山台地で過ごした後、来た道を引き返します。
2018年10月21日 13:59撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 13:59
しばし金山台地で過ごした後、来た道を引き返します。
2018年10月21日 14:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 14:08
2018年10月21日 14:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 14:22
帰りは、足場の悪い道の下りですので、来る時よりも注意が注意が必要です。
2018年10月21日 15:06撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 15:06
帰りは、足場の悪い道の下りですので、来る時よりも注意が注意が必要です。
山神様です。今日の無事を感謝です。
2018年10月21日 15:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 15:09
山神様です。今日の無事を感謝です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

別冊太陽「日本の秘境」を見て、一度行ってみたいと思っていた金山沢鉱山道と奥壁を見に行って来ました。期待以上、想像以上のスケール感の大スラブで感動しました。すごい景色を見て感動する閾値がだいぶ上がってしまったと思います。
それにしても正直、この壁を登攀する人がいるということに驚きを禁じえませんでした・・・

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