安達太良山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 369m
- 下り
- 787m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 5:25
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはロープウェイ山頂駅にありました。 |
写真
装備
MYアイテム |
yukorikai
重量:-kg
|
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感想
前から計画していた山友とのプランで福島へ。
朝3時に家を出発、真夜中の高速をとばして安達太良山駐車場には6時すぎに到着しました。
駐車場からの朝日がきれいで、思わず写真をとりに車を出ると外は寒い!ここが東北なんだとあらためて感じさせられました。
ロープウェイの始発まで軽く1時間ほど仮眠、続々と集まる車に私達も準備。
ロープウェイ乗場に向かうと、すでに8組くらい並んでいました。中にはジャケットスタイルの方もいて、登山者だけのお山ではないようです。
見上げると山頂方面にはガスがかかっていて、朝よりどんよりした天気になっていました。
チケットを買い、8時20分にはロープウェイがうごきはじめました。
「混雑のため相乗りでおねがいしまーす」との係の方の掛け声が響き、私たちは地元のご夫婦とそのワンちゃんとの相乗りでした。
ちゃんとワンちゃんにも乗車料金があるらしく、チケットを見せてもらうと500円。
また、地元のご夫婦だけあって今年の紅葉がイマイチだなあ、と教えてくれました。
いつもはもっと山が赤くなる、との表現が印象的でした。
山頂に到着すると、見上げていた通りガスの世界が広がります。
最初は歩きやすい木道を進み、だんだんと山道へ。
傾斜も緩く、とても歩きやすい道でした。
開けたところに出ると、強風に流される雲の向こうに青空が!しばらく待つと、「乳首」と称される山頂が一瞬見えました。
期待が広がり、再び歩きはじめます。
少し登りがきつくなりますが、ガスのおかげか涼しく気分よく登ることができました。
いよいよ稜線にかかると、素早く通りすぎていくガスの中でまわりが見えたり見えなかったり、くるくると景色がかわります。
火山らしいゴツゴツした岩の谷間も、岩が積み上がった山頂も、時々その姿を現して手招きします。
「安達太良山」の標識のある広場まで登ると急に風が吹き荒れてきました。あいかわらずガスはすごい早さで山頂を吹き抜けていきます。
「青空くるまで待つっ」と、友達が宣言し標識の前でスタンバイ。手がかじかむほどの寒さが襲います。
その甲斐あってか30分の粘り勝ち、青空と安達太良山を撮影することができました。
そしてその広場に荷物をデポして、山頂へ。岩場を掴みながら進み、登頂です。
お社のある山頂は、こちらもガスガス。風も強く冷たく、じっとしていられないほどでした。
風がガスを取り去ると、山頂から続く火山らしい稜線が現れて雄大な景色が広がります。しかしまた無情にも風がガスで景色を覆い隠します。
あきらめて広場に戻り、軽くパンをかじっていると、再び山頂の向こうに青空が!
さっきより広がる青空に大興奮、またいい写真を撮ることができました。
青空待ち含めてゆっくりしたので、峰の辻へ向けて谷を下ります。
谷から見上げる山頂とそれに連なる山々の景色。火山の迫力が伝わってくるようでした。
谷間には沢も流れ、癒しのせせらぎを響かせていました。
峰の辻の分岐からは、逆光の山頂を振り返り別れを告げてくろがね小屋方面へ。
少しぬかるむ道を下るとくろがね小屋が見えてきました。
その手前あたりから硫黄の臭いが立ち込め、ガス発生、立ち入り禁止の看板などもありました。
小屋は土足禁止だったのでめんどくさく、中には入りませんでした。
小屋からは平坦な道が続きます。
振り返ると紅葉の谷に見えるくろがね小屋が、どんどん小さくなっていきました。
あたりは薄曇りで、すでに夕方のような雰囲気。紅葉の木々も寒そうに見えました。
しばらく進み、途中の分岐で流れのまま林道を進みました。
そしてさらに流れのまま、あだたら渓谷遊歩道へと下っていきます。
沢沿いの道で紅葉も見頃、橋の上が撮影スポットにもなっているようです。
岩や滝などの景観も楽しめる道でした。
渓谷の終点からロープウェイはすぐで、たくさんの観光客がいました。
パラパラと小雨が降り肌寒く、お腹も空いていたので食堂でラーメンをいただきました。
帰りに車で1時間ほど足を伸ばし、有名な佐藤富士登山へ出掛けることにします。
おうちの庭に突然現れる富士山は、とても目立っていてすぐわかりました。
タイミングよく庭にいらした佐藤さんに声をかけて、本日二座目です(笑)。
結構な高さがあり、降りるのがこわいくらいでした。
福島日帰り登山は、二座を制すすばらしい一日でした。
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