富士・青木ヶ原樹海ハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 199m
- 下り
- 197m
コースタイム
天候 | 小雨のち曇り、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
河口湖9:20発ー本栖湖行きバス乗車。赤池バス停下車9:40頃。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に歩きやすい道。 樹海遊歩道は、山と高原地図に載っていない道が多く、分岐には注意。 |
写真
感想
午前中まで天気が悪く、でもその後は急速に天気が回復するという予報を見て、ちゃんとした登山は無理そうなので、ということで、前から気になっていた富士樹海の散策をしてきました。
自殺の名所みたいなイメージがありますが、広がる富士山原生林として天然記念物にも指定されている豊かな原生林の森でもあります。それが目的ですので誤解なきようお願いします(笑)
一般的には紅葉台の近くの樹海遊歩道が主流のようですので、少し趣向を変えて、精進登山道を歩いてみることに。
地図上では、この登山道の方に「青木ヶ原樹海」と印字されております。
赤池のバス停で降りて、少し入り口が分かり辛く行ったり来たりしながら、ようやく登山道入り口を見つけました。小雨の中、道は平坦だったので傘をさして歩きだしました。しばらく歩いているうちに雨も止み、じょじょに日が出てきました。
鬱蒼とした暗い森を想像していたのですが、意外とそうではなく、日が差し込んでくるほどの明るい森でした。ここは樹海でもありながら、富士山原生林として天然記念物に指定されたエリアだそうで貴重な森の中を散策できたことに満足感を得られました。
県道に出てからはビュンビュン車が飛ばして走り過ぎていき、これはこれで怖かったです。何でそんなに飛ばす必要があるのか不思議〜・・・
紅葉台近くに到着して、紅葉はまだ早かったようなので寄ることは止めて、再び樹海散策を目指しました。分岐がここも少し分かり辛く少しウロウロ。
一旦急な坂を下り、落ち着くと平坦な道を快適歩行。竜宮洞へ立ち寄り、西湖方面へ。また県道に出て、横切りまた樹海の中へ。ここからは地図には「樹海遊歩道」と記載されているところ。その名の通り、いかにも樹海という感じで樹々の密度が濃い森でした。
この後、山と高原地図には載っていない道が幾つかあることに気付かず、痛恨のミスをしてしまいます。野鳥の森公園、地図では西湖西に出るつもりで歩いていたはずなのが、いきなり西湖に出てしまいました。思わず相方と何で? とあれこれ話し合いますが、全くキツネにでもつままれたとはこういうことなのかという位に全くミスした記憶もなく、どこで何故二人とも気付かなかったのか、この時は結論が出せずに、きっと樹海の中で時空が曲がってるところがあり、本来とは違う方の道に入ってしまったのだ、などとミステリーだったということに。😄
ところが帰ってから調べたら、山と高原地図に載ってない道が幾つかあることが分かりました。しかも、分岐での指標も無かった(気付かなかった?)ようで、本来は樹海遊歩道を縦断するつもりだったのが、途中で行く気ではなかった方向の直接西湖に出てしまっていたようです。精進登山道入り口が分かり辛かったこと、紅葉台分岐から西湖方面への入り口が分かり辛かったこと、このミスった分岐が分かり辛かったことなど、少し分岐点では注意が必要ということのようです。それにこの日はGPSでの現在地が微妙にズレて表示されることが多く、樹海ではコンパスが狂うとかいうのと関係があるのでしょうか? 元々GPSは多少の誤差があるものというのが常識ですが、山であまり外していることが無かったので精度が上がっているのかなと思ってましたが、この日はどうもそうではなかったようです。それにまぁ樹々に遮られる場所柄GPSの精度にも影響が出ていたのでしょうか。
樹海遊歩道にも、メインの道を案内する指標はあったのですが、最後に野鳥の森公園に行く方向を示す指標がなかったようなので間違いにも気付かずに歩いてしまいました。まぁ、いつでも来れる場所なので、また今度やり直そうと思います。
ところで、朝、精進登山道入り口付近で見かけた、「あなたの心の声を聞かせてください」って文言の入った軽自動車が、竜宮洞付近にまで入って来てUターンして戻って行って、てことで二度も見かけましたが、自殺防止のパトロール車のようです。そのことがあったので、最後に見かけた一人の手ぶらで樹海に入って行った男性が少し気になりました。ただの杞憂であることを願いますが。
その後は、道を間違えたおかげで、すぐにバスが来て乗ることができラッキーでした。この周辺のバスですが、周遊バスと路線バスでは微妙に停まる停留所が違ったりするのですが、バスが来た時にバスに視線を浴びせると、大抵運転手さんが気付いてくれて、停まって「乗りますか?」と聞いてくれます。本来乗れるバスではないのですが乗せてくれるので大変助かります。十二が岳登山の時もやはり、同様に本来は停まらないバスに乗れたことが二度あります。観光客が多いエリアならではでしょうか。
それにしても、今回、いつもと変わらない操作をしたはずなのにGPSログデータなしになってしまっていたし、GPSでの現在位置がズレていることが多かったし、道の分岐に全く気付けなかったし、樹海ってことで何か磁場を狂わすだけでなく、人の判断なども惑わす何かしら力がはたらいているのでしょうか?・・・んな訳ないか・・・
ともあれ今回はいつもの登山メインではなく、ほとんど登り下りのないハイキングになりましたが、それなりに楽しめる面白い旅となりました。
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