四分割で歩く六甲縦走路 その1 とりあえず鵯まで
コースタイム
◇コース 須磨アルプス→高取山〜ひよどり 16km 4.5h
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」・六甲全山縦走マップ参考
※ビジター参加可
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
写真
感想
「とりあえず鵯まで。」四分割で歩く六甲縦走路「その一」
コース 須磨浦公園〜旗振り山〜おらが山〜横尾山〜須磨アルプス〜東山〜高取山〜鵯越駅
空と海そして遥かに望む紀伊半島の山並みが柔らかく溶け合う。須磨浦公園から神戸電鉄鵯越駅迄を四分割で歩く六甲縦走路の初日は上々の好天に恵まれて始まった。須磨の海を背にして登る急な階段も穏やかな陽射しの後押しで軽やかな気持ちにさせてくれる。何となく体も軽い、準備体操で全身の筋肉と関節の伸張を上手くリードした柳生流ストレッチ効果はかなりのものだ。光る海、山々の景色の中で源平の歴史に浸りながら歩く。諸説有る「馬も四つ足、鹿も四つ足」奇襲義経の逆落としは、どのあたりと想いを巡らせ、毘沙門山妙法寺(高野山真言宗の仏教寺院)の庭先でいつもの様に昼食を摂る。
昼食後小一時間程で他の山とは異なる、一応独峰高取山の頂上に到着、整然とした神戸の町並みが眼下に広がる。昔この辺りで大洪水があり高取山の頂上まで水没、水が引いた後、松の木にたくさんの蛸が引っかかっていて、麓の人々が蛸を取って持ち帰った事から「たこ取山」と呼ぶ様になり、以後高取山と変わっていったと言う長田区の民話がある。
山を下ると丸山、この付近には鵯越や源平町などの源平の合戦を思わせる町名がつき吉川英治氏が新平家物語の執筆で、この地域を訪ねたとも聞くが、立地的に、この丸山の辺りも有名な義経の鵯越えの逆落としの場所だったのでは無いかとの説も有る。一寸した歴史の山道歩きも、いよいよ到着地鵯越駅へ。柳生流免許皆伝、筋肉関節伸張術で締め括った。お陰で「体も快調、気分爽快」お世話下さった皆様には何時も何時も有難うございました。
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