ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 164207
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

積雪あとのピュアホワイトを求めて、高川山から九鬼山まで

2012年01月25日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:00
距離
15.1km
登り
1,233m
下り
1,245m

コースタイム

7:40禾生駅駐車場
舗装路歩きです。現在、禾生駅から高川山に向かって歩く途中の川茂地区で桂川を渡る川茂橋を工事していて、大きく回り込む必要があります。先日の雪の影響で、まだ舗装路にも雪が残っていて、朝は凍結していました。古宿集落に入ると次第に雪の量が増えました。
9:00高川山登山口
ここからは本格的な山道に変わります。左側に沢を見ながら樹林帯を登って行きます。雪も多い所で15cmほどは積もっています。途中で枯れた沢を渡りながら、中谷入コースとの分岐に到着します。ここからは、踏み跡も増えて少し歩きやすくなり、しばらく歩くとロープが張られた急坂があります。ここからは片側斜面の九十九折りの道で高度を上げて行きます。稜線に出ると間もなく頂上となります。
10:00高川山頂上10:15
頂上は、あまり広くはありませんが、ほぼ360度のパノラマです。
11:55九鬼山登山口
愛宕神社を過ぎると、本格的な登山道となります。こちらの登山道も積雪は多いところで15cmほどです。初めはナダラカな登りですが着雪した木の枝が登山道側に曲がり、歩きにくいです。田野倉駅からの登山道と合流すると、すぐに檜林の中の急登となります。雪も積もっており、トレースがないと全く道がわかりません。尾根に出ると富士見平で、ここからは間もなく九鬼山頂上です。
13:30九鬼山頂上
九鬼山の頂上の展望は西側から北側で、富士山の方向の展望はありません。(僅かに木を伐採してありました)しかし、滝子山から小金沢山を経て大菩薩に至るまでの大菩薩連嶺の景色を楽しむことができます。また頂上には木製のベンチが設置されていました。
14:40禾生駅駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道路、大月インターチェンジから国道139号線で、富士急行の禾生駅の駐車場まで自家用車です。禾生駅で300円払うと1日駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
登山道は、まずまずでしょうか。雪が多い場所で10〜15cmほど積もっていました。陽が昇るにつれてベタ雪になり、チェーンスパイクにダマとなって着くようになりました。朝は林道は凍結していましたので注意が必要です。
富士急行の禾生駅駅の駐車場からスタートします。駅から、右に行けば高川山、左に行けば九鬼山です。まずは、右に進んで高川山を目指します。
2012年01月25日 14:37撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 14:37
富士急行の禾生駅駅の駐車場からスタートします。駅から、右に行けば高川山、左に行けば九鬼山です。まずは、右に進んで高川山を目指します。
登山道への案内板が、やっと出て安心しました。
2012年01月25日 08:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 8:12
登山道への案内板が、やっと出て安心しました。
いきなり、登山道に入る前から富士山が姿を見せてくれました。空は快晴です。
2012年01月25日 08:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
13
1/25 8:16
いきなり、登山道に入る前から富士山が姿を見せてくれました。空は快晴です。
雪が深くなってきました。少し不安です。しかし青空は美しいですね。
2012年01月25日 08:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
1/25 8:48
雪が深くなってきました。少し不安です。しかし青空は美しいですね。
深いところで10cmから15cmほどになってきました。足が重くてバテ気味です。九鬼山まで、登ることが出来るでしょうか・・・・?。
2012年01月25日 16:46撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4
1/25 16:46
深いところで10cmから15cmほどになってきました。足が重くてバテ気味です。九鬼山まで、登ることが出来るでしょうか・・・・?。
シラノサワコースとの分岐点に着きましたが、とりあえずは広い登山道を選択します。積雪が不安なのでトレースがある方を進みます。
2012年01月25日 08:59撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 8:59
シラノサワコースとの分岐点に着きましたが、とりあえずは広い登山道を選択します。積雪が不安なのでトレースがある方を進みます。
檜の樹林帯の中に入り、積雪の量が少し減りました。
2012年01月25日 16:46撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:46
檜の樹林帯の中に入り、積雪の量が少し減りました。
片側斜面の登りになりました。雪は滑るようなことはないので安心です。もし、凍結しているようだと怖いですね。時々、雪が融けて、落ちて来ます。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:47
片側斜面の登りになりました。雪は滑るようなことはないので安心です。もし、凍結しているようだと怖いですね。時々、雪が融けて、落ちて来ます。
青空に雪の華です。とても映えますね。
2012年01月25日 09:35撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
1/25 9:35
青空に雪の華です。とても映えますね。
雪も適量?だと、いい感じですね。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4
1/25 16:47
雪も適量?だと、いい感じですね。
稜線に出ました。間もなく頂上のようです。ヒンヤリした風が吹いてきました。初狩の街並みも見えます。
2012年01月25日 09:54撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
1/25 9:54
稜線に出ました。間もなく頂上のようです。ヒンヤリした風が吹いてきました。初狩の街並みも見えます。
何とか高川山頂上に到着しました。頂上独り占めです。
2012年01月25日 10:03撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
1/25 10:03
何とか高川山頂上に到着しました。頂上独り占めです。
絶景ですね。秀麗富獄十二景十一番山頂です。鹿留山も見えますね。
2012年01月25日 10:04撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
24
1/25 10:04
絶景ですね。秀麗富獄十二景十一番山頂です。鹿留山も見えますね。
富士山を少しアップしてみました。
2012年01月25日 10:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6
1/25 10:05
富士山を少しアップしてみました。
富士山と三つ峠山の揃い踏みです。
2012年01月25日 10:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
13
1/25 10:05
富士山と三つ峠山の揃い踏みです。
お坊山、滝子山、大谷ケ丸、大蔵高丸、雁ガ腹摺山へと続く稜線です。
2012年01月25日 10:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
1/25 10:05
お坊山、滝子山、大谷ケ丸、大蔵高丸、雁ガ腹摺山へと続く稜線です。
これから、登る九鬼山と道志山塊の稜線も美しいですね。
2012年01月25日 10:06撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 10:06
これから、登る九鬼山と道志山塊の稜線も美しいですね。
リニアモーターカーの実験線です。見学も出来るようですね。
2012年01月25日 10:07撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 10:07
リニアモーターカーの実験線です。見学も出来るようですね。
残念ですが、南アルプスには雲が掛かっていました。
2012年01月25日 10:08撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 10:08
残念ですが、南アルプスには雲が掛かっていました。
都留の街も、まだ雪景色です。
2012年01月25日 10:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4
1/25 10:12
都留の街も、まだ雪景色です。
山頂の方位盤と富士山です。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6
1/25 16:47
山頂の方位盤と富士山です。
下りは積雪で、とても歩きやすくて一気に下れます。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:47
下りは積雪で、とても歩きやすくて一気に下れます。
次は九鬼山をロックオンです。あちらからも絶景が待っているハズですが、太陽の位置がそろそろ微妙になってきますね。
2012年01月25日 11:15撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
1/25 11:15
次は九鬼山をロックオンです。あちらからも絶景が待っているハズですが、太陽の位置がそろそろ微妙になってきますね。
駒橋発電所の落合水路橋です。水力発電に使う水路橋で明治40年に現在の東京電力により、建設されたそうです。
2012年01月25日 11:50撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 11:50
駒橋発電所の落合水路橋です。水力発電に使う水路橋で明治40年に現在の東京電力により、建設されたそうです。
愛宕神社コースと杉山林道との分岐点まできました。どちらも九鬼山へ向かうのですが、愛宕神社コースを選択しました。地図によると急登があるようです。
2012年01月25日 11:57撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 11:57
愛宕神社コースと杉山林道との分岐点まできました。どちらも九鬼山へ向かうのですが、愛宕神社コースを選択しました。地図によると急登があるようです。
愛宕神社です。雪の白色と鳥居の赤色が、いい感じですね。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
1/25 16:47
愛宕神社です。雪の白色と鳥居の赤色が、いい感じですね。
登山道脇の木の枝に雪が着雪して、登山道側に向かって倒れ掛かっています。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:47
登山道脇の木の枝に雪が着雪して、登山道側に向かって倒れ掛かっています。
雪が次第に深くなってきました。温度が上がってきたようで、歩きにくくなってきました。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:47
雪が次第に深くなってきました。温度が上がってきたようで、歩きにくくなってきました。
檜の樹林帯に入りました。空を見上げての1枚です。
2012年01月25日 12:25撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 12:25
檜の樹林帯に入りました。空を見上げての1枚です。
田野倉駅方面からの登山道との合流点です。九鬼山頂上まで、あと50分と表示されています。
2012年01月25日 16:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:47
田野倉駅方面からの登山道との合流点です。九鬼山頂上まで、あと50分と表示されています。
ここからの、急登が厳しかったです。積雪もありなおさらでした。アキレス腱がピキピキ音をたてておりました。
2012年01月25日 12:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 12:47
ここからの、急登が厳しかったです。積雪もありなおさらでした。アキレス腱がピキピキ音をたてておりました。
かなりの斜面なのですが・・・・。トレースがあるので方向を間違えることなく歩けますが、もしなければ、積雪の影響で道が全くわかりません。このあと、本日の山行で最初で最後の出会いがあり、3名の方々が下りて来られました。
2012年01月25日 16:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:48
かなりの斜面なのですが・・・・。トレースがあるので方向を間違えることなく歩けますが、もしなければ、積雪の影響で道が全くわかりません。このあと、本日の山行で最初で最後の出会いがあり、3名の方々が下りて来られました。
何とか、九鬼山頂上に着きました。頂上はとても狭くて、もちろん誰もいませんでした。
2012年01月25日 13:29撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 13:29
何とか、九鬼山頂上に着きました。頂上はとても狭くて、もちろん誰もいませんでした。
滝子山、大谷ケ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸、白谷ノ丸、黒岳、雁が腹摺山と続く見事な稜線です。
2012年01月25日 13:29撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
12
1/25 13:29
滝子山、大谷ケ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸、白谷ノ丸、黒岳、雁が腹摺山と続く見事な稜線です。
雲もいい感じですね。美しいです。
2012年01月25日 13:29撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
1/25 13:29
雲もいい感じですね。美しいです。
奥多摩や秩父方面も見えますね。
2012年01月25日 13:30撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
1/25 13:30
奥多摩や秩父方面も見えますね。
黒岳、雁が腹摺山あたりをアップにしてみました。雪がいいアクセントになって、何とも言えない素晴らしい景色となっています。
2012年01月25日 13:31撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
14
1/25 13:31
黒岳、雁が腹摺山あたりをアップにしてみました。雪がいいアクセントになって、何とも言えない素晴らしい景色となっています。
秀麗富獄十二景十番は、山頂下の富士見平からの富士山ですが、残念ながら雲が掛かってしまいました。
2012年01月25日 13:35撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 13:35
秀麗富獄十二景十番は、山頂下の富士見平からの富士山ですが、残念ながら雲が掛かってしまいました。
太陽の位置も悪いですね。この時期は午前中が勝負のようです。
2012年01月25日 13:35撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
1/25 13:35
太陽の位置も悪いですね。この時期は午前中が勝負のようです。
かなりの急勾配ですが、積雪が逆に歩きやすくしています。
2012年01月25日 16:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 16:48
かなりの急勾配ですが、積雪が逆に歩きやすくしています。
下りの途中で、最初に登った高川山の山容です。
2012年01月25日 14:10撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1/25 14:10
下りの途中で、最初に登った高川山の山容です。
撮影機器:

感想

 今日は、大雪のあとの快晴の日なので是非とも白い山が見たくて、秀麗富獄十二景の高川山と九鬼山へ登りました。
 丹沢の蛭が岳も考えたのですが、登山道までのアプローチが路面凍結等を考えると不安なことと、また宮が瀬側からの登山道に、まだ積雪がかなりあるかも知れないということで不採択にしました。とはいっても昨年積雪の次の日に登った石割山のことを考えると、高川山でも積雪量によっては、猛ラッセルを強いられるかもと思いながらの山行でした。
 高川山も九鬼山も、積雪量は多い所で15cmほどで、どちらもトレースがあったので、それほど困難なラッセル?とはならずに登ることが出来ました。特に、九鬼山では、途中から、もしトレースが無ければ登山道が分からずに完全に歩行不能となりそうだったので、先行者の方には感謝感謝でした。
 この二山ともに、秀麗富獄十二景の山なので富士山が美しく見える山なのですが九鬼山では、雲が掛かってしまい残念でした。しかし、予想通りに雪が残った白い山々は美しく、快晴の青空とも相まって相俟って最高な景色を見ることができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1896人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら