記録ID: 1647256
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ハイキング
東海
美濃 小里城(おりじょう)
2018年11月10日(土) [日帰り]
jimzaemon
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.3km
- 登り
- 174m
- 下り
- 172m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
整備良好。マムシに注意の看板があります。途中で送電線の巡視路が枝分かれしますが、ひたすら登る方に進めば間違いありません。山頂まで30分くらい、ゆっくり見回って�技�間半くらいでしょう。 |
写真
山上の詰めの城というパターンですが、この城は歴史的にちょいと事情が違うようです。城の規模が小さいのに、石垣を用いているところ。全国を見れば小さな山城で石垣装備というものも珍しくないのですが、政治的な背景が感じられるのです。
1
11/10 11:20
山上の詰めの城というパターンですが、この城は歴史的にちょいと事情が違うようです。城の規模が小さいのに、石垣を用いているところ。全国を見れば小さな山城で石垣装備というものも珍しくないのですが、政治的な背景が感じられるのです。
禁制
一、乱暴狼藉のこと。
一、竹木伐採のこと。
一、放火のこと。
右条々相違に於いては、厳科に処するものなり。
一、乱暴狼藉のこと。
一、竹木伐採のこと。
一、放火のこと。
右条々相違に於いては、厳科に処するものなり。
コースの一部が中部電力の巡視路と重なります。送電線に背くものは厳科に処するものなり。
登城ルートを見る。急斜面ですが、城としての加工がしきれていない。
見つけました、加工中の石材。クサビの跡が大きいです。石割りのクサビは古式のものほど細いそうですが、どうもここの物は大きいのが気になる。
2
11/10 11:36
見つけました、加工中の石材。クサビの跡が大きいです。石割りのクサビは古式のものほど細いそうですが、どうもここの物は大きいのが気になる。
使用されなかった石を、無念石と呼ぶそうですが、石は無心です。ホッとして居るようにも見えます。
不整形の多角形、内部の初層が穴倉になっているなど、初期の天守のパターンです。でも柱の礎石が無いような、、、発掘してみたいところです。現在はお社がありますので拝んでいきました。
2
11/10 11:52
不整形の多角形、内部の初層が穴倉になっているなど、初期の天守のパターンです。でも柱の礎石が無いような、、、発掘してみたいところです。現在はお社がありますので拝んでいきました。
撮影機器：
装備
| 備考 | 木の杖 (マムシよけ) |
|---|
感想
小一時間で見学できる小規模な山城です。織田信忠の命で改修が進められたという特殊な事情の山城と聞いて、見に行ったのですが、元の城主によるところも大きいのではと感じました。
岩村城や明智城などと同じく、国堺の要衝に位置する城です。時には、領地の規模に比例しない役割を持たされることもあるんだなと思いました。
山あいの小規模な領主同士は緩い関係の中で存続を図りたいと思っていたのではないでしょうか。大国の勢力に挟まれたとき、力の均衡が崩れ、雪崩のように在地勢力が再編されていく。そんな時代には悲劇的な話がつきものです。
その上にある今の平和に感謝しましょう。
※カテゴリーでは東海となっていますが、正しくは東山道です。山域の表示に旧国名や、県名があると助かります。
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