旧奥州街道 有壁宿

2018年11月23日(金) [日帰り]

• GPS: 00:31
• 距離: 3.6km
• 登り: 63m
• 下り: 73m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:32
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:32

14:25 スタート地点
14:57 ゴール地点

天候

小雪が舞った後、快晴　寒い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧跡を探検しながら、バイクで移動

写真

11/23 13:39

わが国最大の蒸気機関車D62が走った、明治時代の東北本線鉄道敷き跡（吉ヶ沢）。旧線と呼ばれ、この先に煉瓦隧道が残っている。

11/23 13:49

金沢は丘陵地帯のため、田の水源となる溜池が多く点在し、水鳥の楽園となっている。

11/23 13:49

カモの群れがいました。

11/23 13:53

有壁貴船前の貴船神社

11/23 13:54

雨乞いのため764年に京都鞍馬山の貴船神社から（瑞穂の山に）勧請したという謂れが。

11/23 13:55

小刻みに長い石段を登ります

11/23 13:59

出羽三山と鳥海山の石碑がありました。

11/23 14:00

拝殿と神殿

11/23 14:01

拝殿正面

11/23 14:01

中には「貴布祢神社」の表記が

11/23 14:03

神輿の下には小さな舟がたくさん。
流すのか、水に関わる何か？

11/23 14:04

11/23 14:34

docomoの巨大な鉄塔。
高い山がない丘陵地帯なので、これだけの高さが欲しいところ。

11/23 14:43

これが、東北本線の有壁隧道跡。
湧水を利用して、溜池を作っています。（有壁沢）

11/23 14:43

向こう側には、煉瓦の坑門。

11/23 14:54

隣の溜池

11/23 14:55

エンジンポンプで汲み上げて、上の田んぼに掛けているようです

11/23 14:57

数年前に伐採されましたが、かなり藪化しています。
「山いが」にも載っていました。

11/14 11:19

【参考】2010.11.14の坑口

11/23 15:08

奥州街道　肘曲り坂

11/23 15:08

肘曲り坂から一ノ関まで5．5km。
先週のジオパークツアーで来たようですが、こんど歩いてみますね。

11/23 15:11

溜池のまわりにある民家。
庭の池のよう。

11/23 15:13

奥州第二十一番　曹洞宗　円通山　観音寺

11/23 15:15

天台宗24坊の坊舎があったとのこと

11/23 15:18

御堂がありました

11/23 15:18

水月堂？
開いていました

11/23 15:19

中には観世音菩薩

11/23 15:20

右奥にあった小さな御堂にも行ってみました

11/23 15:22

簡素な玉石基礎

11/23 15:27

参道脇の巨木

11/23 15:31

次は、有壁宿本陣へ

11/23 15:31

中には、入れません

11/23 15:32

隣を流れる有馬川は、堰で流れが止まっています。

11/23 15:34

蔵群

11/23 15:35

避雷針がついていました

11/23 15:35

一ノ関藩や盛岡藩の大名が泊まった歴史を感じます

11/23 15:35

有壁本陣

11/23 15:36

明治天皇の休息場所

11/23 15:37

海軍大将で明治神宮宮司の有馬良橘とある。

11/23 15:38

明治天皇は明治九年と十一年に東北巡幸

11/23 15:38

前景

11/23 15:42

ジオパーク看板

11/23 15:44

有壁館跡もありました

11/23 16:06

旧東北本線、有馬川橋梁跡（橋台2基、橋脚1基）

11/23 16:06

煉瓦造りです

11/23 16:12

熊口の有壁五輪塔まで来たところ、地元の方に案内していただきました。

11/23 16:13

南向きの家の前から室根山が見える。

11/23 16:16

苔の生した道。もっと鮮やかなのですが、暗くなってきたので。

11/23 16:18

右奥には、比較的新しい塔

11/23 16:18

これも後年建てたそうです

11/23 16:18

11/23 16:20

奥州藤原氏の家臣：照井太郎高直の遺族が建てたと言われる、径13mの積石塚。

撮影機器：

PENTAX K20D ペンタックス

COOLPIX A10 ニコン

感想

祭畤道場

小雪が舞う午前中でしたが、昼から青空に変わったので、栗原市金成の有壁へバイクツーリング＆ハイキング。
見どころは、農道沿いに点在しているので、長くつを履いて移動しました。
まずは道路を眺めながら、往時の旧東北本線沿いを想像し、雨乞いの謂れのある貴船神社で長い石段を上り下り、今は溜池となっている旧有壁隧道の坑口跡に行ってみました。かなり藪化が進んでいましたが、丘陵地なので周りはメガソーラーパネルや鉄塔だらけになっていました。
次は、旧奥州街道「肘曲り坂」と観音寺、有壁宿本陣へ。
ここは古い歴史が残っているエリアです。
帰りに「熊口の五輪塔」看板が目に付き、日没が迫っているなか寄ってみましたが、奥州藤原氏の遺臣照井太郎直高の名残をよくぞ保存してくれたものです。
薄暗い時間帯に突然お邪魔したにもかかわらず、案内までしていただいたのと、更にお土産までいただいた地元の方に感謝いたします。
旧街道歩きにも興味が出てきたので、いつか熊野古道にも行ってみたいものです。