静かな立春。榛名水沢山


- GPS
- 02:30
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 629m
- 下り
- 635m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までは雪、凍結箇所ともありませんでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の雪は締まっていて、早朝には凍結していだろうと思います。 日中はシャーベット状になっているところが多かったです。 このまま降雪がなければ数日で溶けそうな程度です。 軽アイゼンなしでも注意すれば大丈夫と思いますが、あると安心な箇所が少しですがあります。 上部に痩せ尾根や急な箇所も少しありますが、特段の危険箇所はありません。 道もしっかりしています。 水沢観音周辺には水沢うどんの店がたくさんあります。 |
写真
感想
立春。
予定は一応、伊豆ヶ岳。
しかしどうにも起きられない。少し疲れているのかな。
なかなか行けない奥武蔵。
遅く起きた朝に行ける山は。
榛名の水沢山だ。
高校のときには何回か登っているけど、十数年ぶりなのであまり記憶はない。
そこそこ急登だったような気がする、という程度。
水沢観音駐車場までは1時間かからなかった。
昨日赤城に行っているから、より標高の低い榛名なら道路は心配いらないだろうと思った。
思ったとおり駐車場まではまったく問題なし。
土曜日の観光地とはいえ、さほど混んでもいない。
空は青いし、山は白い。
水沢観音脇の登山口から登って行く。
少し登るとすぐに雪景色。
とはいえ、昨日の赤城に比べると積雪はぐっと少ない。
登山道の雪はシャーベット状で、傾斜があると滑りやすい。
徐々に傾斜が強まるので、下りではアイゼンかな、と考えながら登る。
地面が露出したところも多く、アイゼンの使用は局所的でいいと思うけど、
降りてくる人をみてるとアイゼンの装着率が高い。
4本〜10本までいろいろだったけど、どこまでつけたままで降りるのかな、と思った。
岩、土、雪の急登を登りきったところでお地蔵さまたちが出迎えてくれる。
10体くらいあったろうか。
まさにお出迎え、という感じで並んでいる。
ここからは展望も開け、赤城や上越の山々、平野部の街並がよく見える。
ここからは尾根道の小さなアップダウンでやがて山頂だ。
山頂手前の日陰の下りでちょっとだけ軽アイゼン(6本)を装着。
必要な場所では歩きやすさが全然違う。
山頂には団体がいたけど、少し離れた場所で休んでくれており、気分的には独り占め。
正面に榛名の核心部の山々。烏帽子岳がかっこよかった。
そこから時計回りに、草津白根、谷川連峰、赤城、関東平野、秩父山系と360°の大展望。
秩父の山並みの向こうにはちょっと幻かと思うくらいぼんやりと富士山の姿が見える。
霞んでいてスカイツリーとかは全然見えなかった。
昨日登った赤城の鍋割山にもごあいさつ。
ちらほらと他の登山者も登ってきたけど、風もなく静かな、素晴らしい山頂だった。
カップラーメンを食べて、ぼんやり景色を眺めて一服する。
降りて食べる水沢うどんより、山頂で食べるカップラーメンの方が美味しいんじゃないかな。
水沢うどんも美味しいだろうけど。
展望も十分に楽しんだので、下る。
登る時には巻いてしまった尾根の突端に石の祠が二つ並んでいたのでお願いごとをする。
ここからも景色がいい。
お地蔵様たちにもお別れをし、アイゼンでタンタンと下る。
もういいかな、というところでアイゼンを外して、あとはあっというま。
水沢観音にお参りをして、帰路についた。
こうして登ってみると、水沢山ってこんなに気持ちのいい山だったっけなあと思う。
これからは困った時には、鍋割山と水沢山かな。
昨日に続いて、楽しい雪山ハイキングになった。
小さな頃から見守られてきた赤城と榛名。やっぱり親しみが湧くね。
山の春はもうすこし先。
秋は山から下りてきて、春は街から登ってく。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する