ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1663966
全員に公開
ハイキング
東海

中山道16(細久手宿→鵜沼宿)

2018年11月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 musashinokoyu その他1人
GPS
--:--
距離
33.0km
登り
264m
下り
621m

コースタイム

日帰り
山行
12:20
休憩
0:00
合計
12:20
5:50
740
細久手宿
18:10
鵜沼宿
天候 晴れ(15/2)
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
★行き
細久手宿を出発

★帰り
JR鵜沼駅
夜明け前に細久手宿の大黒屋さんを出発。江戸時代の旅人同様、七つ立ちです。
2018年11月24日 05:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
11/24 5:48
夜明け前に細久手宿の大黒屋さんを出発。江戸時代の旅人同様、七つ立ちです。
外はまだ星空。寒いです。
2018年11月24日 06:04撮影 by  SHV39, SHARP
11/24 6:04
外はまだ星空。寒いです。
鴨之巣の一里塚。日本橋から九十三里目。この辺りで朝日が昇ってきました。
2018年11月24日 06:48撮影 by  SHV39, SHARP
2
11/24 6:48
鴨之巣の一里塚。日本橋から九十三里目。この辺りで朝日が昇ってきました。
馬頭観音。このあたりの石造物は、このように石窟に中に安置されていることがあります。
2018年11月24日 07:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
11/24 7:05
馬頭観音。このあたりの石造物は、このように石窟に中に安置されていることがあります。
峠から降りてくると一面に霜が降りていました。朝焼けもきれいです。
2018年11月24日 07:10撮影 by  SHV39, SHARP
2
11/24 7:10
峠から降りてくると一面に霜が降りていました。朝焼けもきれいです。
大黒屋さんで同宿だった旅人ご一行に抜かれました。
2018年11月24日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
11/24 7:51
大黒屋さんで同宿だった旅人ご一行に抜かれました。
マリア像の裏にあった「七御前址」。かつては近づくと祟りがあるといわれていたそうです。
2018年11月24日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
11/24 8:15
マリア像の裏にあった「七御前址」。かつては近づくと祟りがあるといわれていたそうです。
下っていきます。
2018年11月24日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
11/24 8:38
下っていきます。
牛の鼻欠け坂を下ると平地に入ります。
2018年11月24日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
11/24 8:45
牛の鼻欠け坂を下ると平地に入ります。
御嵩宿。本陣の分家、商家竹家跡。
2018年11月24日 09:38撮影 by  SHV39, SHARP
2
11/24 9:38
御嵩宿。本陣の分家、商家竹家跡。
御嵩宿の本陣門。
2018年11月24日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
11/24 9:53
御嵩宿の本陣門。
住宅地をひたすら歩きます。さっきまで山の中にいたのがウソのよう。
2018年11月24日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
11/24 11:25
住宅地をひたすら歩きます。さっきまで山の中にいたのがウソのよう。
伏見宿。旧旅籠三吉屋。
2018年11月24日 12:28撮影 by  SHV39, SHARP
2
11/24 12:28
伏見宿。旧旅籠三吉屋。
太田橋で木曽川を越えます。かつては舟渡し。
2018年11月24日 13:38撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
11/24 13:38
太田橋で木曽川を越えます。かつては舟渡し。
太田宿の脇本陣。豪壮な建物。まだ人が住んでらっしゃいます。
2018年11月24日 14:54撮影 by  SHV39, SHARP
1
11/24 14:54
太田宿の脇本陣。豪壮な建物。まだ人が住んでらっしゃいます。
二十二代目のご当主に招かれ、和宮様ご使用の御膳や食器、武田耕雲斎の兜など、貴重な品々を見せていただきました。
2018年11月24日 15:09撮影 by  SHV39, SHARP
2
11/24 15:09
二十二代目のご当主に招かれ、和宮様ご使用の御膳や食器、武田耕雲斎の兜など、貴重な品々を見せていただきました。
木曽川の土手を歩いているうちに、暮れ六つを迎えてしまいました。
2018年11月24日 16:23撮影 by  SHV39, SHARP
1
11/24 16:23
木曽川の土手を歩いているうちに、暮れ六つを迎えてしまいました。
木曽川の対岸。鳩吹山の絶景。
2018年11月24日 16:28撮影 by  SHV39, SHARP
1
11/24 16:28
木曽川の対岸。鳩吹山の絶景。
廃レストランの駐車場奥から入る、うとう峠への「秘密の入口」(笑)。
2018年11月24日 17:15撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
11/24 17:15
廃レストランの駐車場奥から入る、うとう峠への「秘密の入口」(笑)。
真っ暗なうとう峠を、懐中電灯を頼りに慎重に進みます。
2018年11月24日 17:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
11/24 17:23
真っ暗なうとう峠を、懐中電灯を頼りに慎重に進みます。
うとう峠を越えると住宅街に入り、鵜沼宿に下っていきます。はるか前方に、ライトアップされた犬山城が見えました。
2018年11月24日 17:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
11/24 17:53
うとう峠を越えると住宅街に入り、鵜沼宿に下っていきます。はるか前方に、ライトアップされた犬山城が見えました。
鵜沼宿。尾州領の傍示石前(問屋場跡)をこの日のゴールとしました。長い一日でした!
2018年11月24日 18:10撮影 by  SHV39, SHARP
2
11/24 18:10
鵜沼宿。尾州領の傍示石前(問屋場跡)をこの日のゴールとしました。長い一日でした!

感想

 2泊3日の中山道歩き2日目。細久手宿から鵜沼宿まで歩きました。

 午前5時に起床し、同宿の旅人に先んじて6時前に宿を出発。早朝のためお見送りなしということで自分でかんぬきを開けて外に出るとまだ星空。七つ立ちです。寒い!

 歩いているうちに東の空(背後)がだんだんと明るくなり、鴨之巣の一里塚(ここも両塚が現存)あたりで日の出となりました。
 峠から里に下ると、一面霜が降りていて白く輝いています。遠くの山は朝日で黄金色に輝いており、そのコントラストの美しさに娘も感激していました。

 謡坂を下ったところで、マリア像を見に寄り道。マリア像の裏に、隠れキリシタンの遺跡「七御前址」がありました。仏教墓地を利用した隠れキリシタンの遺跡だということが近年わかったところだそうです。

 牛の鼻欠け坂を下ると平野部に。ここから京まで、これまでのような本格的な山間部はもうありません。
 この日最初の宿場、御嵩宿ではみたけ館で七御前址から発掘されたマリア観音や十字架を彫った石などを見学。わいわい館で早めの昼食。

 次の伏見宿は旧旅籠が残っている程度。無人の休憩所でひと休みしました。

 木曽川を渡ったところにある太田宿では、脇本陣の隠居所を見学後、本陣門を見ていたところ本陣の二十二代目の御当主にお声を掛けていただき、お宅にお邪魔。和宮様がご使用になった御膳や器、天狗党の武田耕雲斎が置いていった兜など、貴重な品々を見せていただきました。これにも感激。

 太田宿では他にもよい出会いがあり、すっかり時を過ごしてしまいましたが、予定通り次の鵜沼宿まで歩くことにしました。
 対岸の鳩吹山の絶景を楽しみながら木曽川の土手を歩いていたら、前方から金剛杖を突き、背に荷物と法螺貝、饅頭笠を背負った若き修行僧が。話を聞けば、千葉の銚子から東海道を上って四国に渡り、八十八箇所を巡拝して、中山道で帰るところだとのこと。

 なんとか明るいうちに鵜沼宿の手前にあるうとう峠を越えたかったのですが、無情の暮れ六つ。仕方なく、娘と懐中電灯を手に真っ暗な峠を越えました。ずいぶん、時間がかかったように感じたけど、実際は20分もかかっていなかった。

 峠を越えると住宅街を抜け、鵜沼宿に着きます。宿場の入り口をこの日のゴールとし、鵜沼駅まで歩いて宿のある美濃太田駅まで移動。

 明け六つ前から暮れ六つ後まで、長くかつ濃い一日でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:363人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら