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Yamareco

記録ID: 1665487
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ハイキング
奥秩父

「藪岩魂」大ナゲシ北稜〜落ち葉を踏みしめて

2018年11月29日(木) [日帰り]
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mayu423 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:12
距離
6.5km
登り
998m
下り
1,006m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
1:58
合計
8:08
7:59
154
10:33
11:09
50
11:59
12:30
34
13:04
13:54
35
14:29
14:30
20
14:50
14:50
77
リーダーブログ
  ↓
http://www.mayoji.com/entry/2018/11/30/110608
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
北陵にルートはありません。
自分で歩く道を探して歩きます。

最初の尾根まではかなりの急登です。
ここで体力を消耗します。尾根に上がると支尾根さえ注意すれば1073峰までは難しくはありません。

1073の二つめのピークを過ぎてすぐに15メートルくらいの懸垂下降になります。支点には残置があるのでわかります。下部は空中です。

先に進むと岩が現れるので、そのまま直登しました。
やや右方向に注意しながら、急登を登って行くと、基部に岩穴のある岩壁が2つあり、その間のルンゼを上がりました。上部は不安定な部分もあるので注意が必要です。
標高を上げて登っていくと、祠の中に剣が奉納された場所に出ます。そこが野栗沢諏訪山になります。

諏訪山からは東側へと伸びる稜線を少し進み、現れた急な下りの沢に入ります。
この時に、諏訪山からの標高差50メートルを意識しながら右方向に注意します。そのまま下り切ると行きすぎてしまいます。
進行方向から右の鋭角方向に岩場の弱点があるので、そこを歩きました。すると諏訪山の崖の下部に出たので運良くルーファイの難所を通過できました。

標石7、先に進み標石8を通過して1356ピークの脇を通ります。知らないうちに過ぎてしまいました。

ルーファイか難しいと思ってた小ナゲシ手前の斜面はどこを通っても良いと開き直って、木を掴みながら急登をよじ登りましたが正解だったようです。
ここは前方の小ナゲシの高みの右側を意識して進みました。

細長い小ナゲシの先に進むと、木に残置が巻かれた場所があるので、私たちは少し下ってから50メートルロープを使いました。
下部の方で勾配が緩くなる場所があるので、その判断が良かったと思います。

下る坂の途中から右側に進むと大ナゲシに向かう尾根にの急な下りがあるので、ここはゴボウ下りした方がいいかもしれません。私たちはそのまま慎重に下りました。

尾根筋を進むと赤岩尾根から伸びる大ナゲシの登山道に出ます。そして鎖場を登り大ナゲシに着きました。

その後は一般登山道を下りました。

注:このルートは道迷い、滑落の危険度が高いので必ず上級者と行く計画をしてください。
リーダーが送ってくれた地図と
リーダーが送ってくれた地図と
藪岩魂とネットで記録を読み漁り予習
藪岩魂とネットで記録を読み漁り予習
くりみ橋脇のここから入山
くりみ橋脇のここから入山
尾根に登り上げるまで急登
尾根に登り上げるまで急登
P1073mの先で一回めの懸垂
1
P1073mの先で一回めの懸垂
両側に岩屋のあるルンゼ
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両側に岩屋のあるルンゼ
野栗沢諏訪山
祠はボロボロ
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野栗沢諏訪山
祠はボロボロ
諏訪山の岩壁を巻く
諏訪山の岩壁を巻く
大ナゲシ
七の標石
八の標石
雲がぽっかり
シャクナゲの藪
小ナゲシへの登り
1
小ナゲシへの登り
小ナゲシから二回目の懸垂下降
1
小ナゲシから二回目の懸垂下降
邪魔な物を払いながら降りる
1
邪魔な物を払いながら降りる
ネコ耳
宗四郎とナンダ?六助ノ頭?
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ネコ耳
宗四郎とナンダ?六助ノ頭?
大ナゲシへの最後の登り
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大ナゲシへの最後の登り
大ナゲシ登頂でバンザイ!
4
大ナゲシ登頂でバンザイ!
小ナゲシ
苔が美しい
トラバース多くて滑りやすい
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トラバース多くて滑りやすい
滝が綺麗
滝壺にハート
林道の壁面の苔も綺麗
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林道の壁面の苔も綺麗

装備

共同装備
ロープ50メートル

感想

天気予報で前夜雪マーク、計画を一旦白紙に戻すも前日になって好転したので行って来ました。結果、期待以上の青空と無風で最高のコンディションの中、「藪岩魂」最難関とされる大ナゲシ北稜にチャレンジ出来ました。

リーダーの緻密な下調べと完璧なルーファイで、ちょっと呆気なく山頂に辿り着いた印象が。危険箇所は沢山ありますが、やはり核心はルーファイですね。ルートどり如何で難易度も変わるのでしょうが・・・。
次は北東稜を登って北稜から降りれるかなぁ・・・。トップを歩かない者の戯言。

「薮岩魂」の本を買って以来、行きたかった薮岩No.1でした。
過去の人のルートを見て、悩みそうな場所を良く下調べしてから挑みました。
公共交通機関を使ってくる山友をピックアップして登山口に向かい、日の短いこの時期ということもあって順調に進めなければ暗い中の下山を覚悟してのスタートです。
仲間達の頑張りもあり、昼休憩も日の当たる大ナゲシ山頂でゆっくりとれて無事に明るいうちに下山。事前の下調べの大切さを改めて実感しました。
本「薮岩魂」、懸垂下降を教えてくれたSue.、今回の仲間達に感謝です。

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