南アルプス 北岳 塩見岳 荒川三山 テン泊
コースタイム
C1-北岳ー間ノ岳ー北荒川岳テン場C2
C2-塩見岳ー三伏小屋C3
C3-高山裏C4
C4-荒川三山を経て二軒小屋ロッジC5
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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感想
<初日>
広河原の朝はまだ寒い。国民宿舎前のバス終点まで行き、宿舎のトイレを使用、水をポリタンクに詰める。
出発。陽が昇らぬうちに行けるところまで行きたい。
4〜5年前の記憶をたどり、沢の左側を登ろうとするが、渡れそうなところがなく、仕方なく下流のかけ橋を渡る。テン場がすぐにあり、出発準備の人が多数。家族連れも結構いる。かなりの人とともに沢を詰めていく。
草すべり方面の分岐の周辺は本当にイモ洗いだ。空は写真の通り真っ青。陽が昇ってくる。水蒸気が湧いて空が白っぽくなってくるのは時間の問題か?
雪が残っている。大学山岳部のパーティーの一人が、休んでいる私たちの目の前の草むらでほとんどバテバテ。リーダーがザックをダブルで行くも、ついに一個捨てる・・。八本歯のコルに上がったところまで私たちを一緒で、リーダーがメロンを切ってあげていた。
コルから肩の小屋まで意外と長い。途中旅行会社の年配の人たちがガイドに花の説明を受けていて前が詰まっていたのには閉口した。
小屋の脇の日陰でザックを降ろし、テン場の確保に走る。小屋の前で職場の人にばったり・・・・・世の中狭い。
夕焼けを見にテントを出る。雲が西の方に湧いている。ピンク色の空はかなりロマンティックムード。
<次の日>
まだ陽が出ないうちに、ひんやりとした尾根の空気の中を歩く。間ノ岳の山頂はすぐ。とにかく富士山が良く見える。前日からの傘の忘れ物か、置いてあった。
ガラ場のゆるい坂を下っていく。三国平から熊の平へ下る途中、たくさんの花が咲いていた。近くで写真を撮ろうとする。ユリがすごい。チングルマ、ミヤマキンバイ、多し。
熊の平に着くころは陽も昇り、蒸した熱気が下から湧きあがってくる。熊の平小屋にて、北荒川岳のテン場を聞く。小屋の親切なおじさんが教えてくれた。
日向は暑い。歩くともっと暑い。ネルの暑いシャツは堪える。標高差のあまりない尾根を歩く。雲が湧いている。ガイドブックには草原を書いてあるが、涼しげな感じは全くなく、風はない。とにかく暑い。
東海パルプのテントが張ってある。テン場の管理人はなんと大学生の男の子。バイトらしい。ラーメンを作って食べていた。まだ1〜2時だがテントを張る。暑いので少しでも涼しくしようと色々工夫するがうまくいかない。でも、テントを早く張っておいて良かった。いきなり雷雨。凄い。テントのド真ん中を川になって雨が流れている。テントは浸水せず踏ん張る。
テントえらい!! でも、疲れた。もう寝る。。
その頃、隣でテントを必死に立てる3人組がいた。一人大将。二人兵隊。それはまるで軍隊調。
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