冬こそ登ろう焼森山から鶏足山、そして芳賀富士
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 325m
- 下り
- 325m
コースタイム
天候 | 無風で快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
展望の良い短いコース。 |
その他周辺情報 | 探さなかったけれど、温泉はなかったみたい。 |
写真
感想
去年のミツマタは大勢の見物客がいた。手前の広い駐車場には仮設トイレもあったが、今はロープが張ってあり、入れない。その先の道を進むと左側に駐車スペースがあったのでそこに車を置く。
郷土愛豊かな先人が残したという夥しい数のミツマタの木は、用紙が台頭して和紙の材料にはならなくなった。けれど、こんなふうに蘇って、今は人々に楽しみを与え、町を豊かにすることができる。植えた当時は思いもよらなかっただろう。
この山は短時間でぐるっと周回できるので、真冬もハイカーが訪れるようだ。この日も30人ほどいたと思われる。
車を止めたらすぐ先に「新コース」という標識があり、右手が大きく伐採された沢沿いの道を登った。すぐ左手の尾根の方にも新コースがあり、いずれ尾根でぶつかる。
里山らしく一汗程度で尾根に着いた。異なる登山口から上がってきたらしいグループに下山後の軽い山を尋ねたら芳賀富士を紹介してくれた。帰りに登ってこよう。
焼森山を過ぎ緩やかな稜線を進んで鶏足山に着くと、ひとりの男性が食事をしていた。挨拶を交わすと次々と興味深い会話が飛び出した。多彩な趣味を持つその人の話は面白かった。自分たちが座っている場所が栃木と茨城の県境であることも教えてもらった。また街道歩きの話やら、マンホールのデザインの奥深さ、ひいてはミクロな科学の話まで尽きなかった。登山者には雄弁で多才な人がいるなあと感心。
こんなふうに山を歩いていると見知らぬ者同士でも話が盛り上がることがある。まさにこの時がそうで、自分が山好きで良かったとつくづく思った。
山頂からは太平洋の水平線も見えていて、海なし県で暮らすものとしては感激だった。
単独のその人に別れを告げ、下山はそのまま先に進んだ。枯葉の積もる山道を下り、小さな沢を渡るとスタート地点の前に降り立ったので
驚いた。山頂の人が言っていた道が変わったとはこのことか。去年はミツマタの森に下るようになっていたから。
それから車で熊野神社という場所まで移動し、芳賀富士という山に登ってきた。神社からすぐに山頂に着くお手軽登山だけれど、山頂はとても広くて、お日様がサンサンと当たり景色が良かった。しかも栃木百名山と書かれていたので得したような気がした。百名山には興味ないけれど、不思議な感じ。
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