城ヶ崎2019その1
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
OCCフルメンバーとして今年初めてのクライミングで城ヶ崎シーサイドへ。
自分の狙いは昨年末に引き続き、風に吹かれて。
人気ルートとは言え、中級者がアップで登ったあとは意外に空いていたりするのだが、この日はいつもよりトライする人が多かった。
ということで、風に吹かれて。
クライミングを始めて間もない頃買ったユージ大先生のDVDを観て憧れたルート。
トライし始めた頃は下のハングを避けて横からトラバースするラインを選んでいたが、最近杉野さんのドローン動画を観て、下のハングを越えるラインで登りたくなった。
恐らく難易度はほとんどかわらないし、ムーブは真似だけど、何せ動画がカッチョよかったので、同じように登ってみたかった。
クライミングの楽しみ方も千差万別ということで。
一便目。
核心部のムーブは前回できるようになったのだが、二段目ハングのガバを取りに行く前の体勢がどうにも窮屈で、整えるために時間をかけてしまった。
どうにかこうにかしてガバを取り、二段目のハングに足を乗せて越えかけたのだが、甘いホールドに耐えきれず手が滑ってロングフォール。
核心部で時間をかけ過ぎたため、余力が残っていなかった。
ハングに足を上げたあと右回りでガバを繋いで行けば楽だということは分かっていたのだが、真っ直ぐのラインに拘ったため力尽きた。
何の意味があるのか自分でも分からないけれど、真似するからには全部真似しようと思った結果なので仕方ない。
二便目には登れるかと思ったけれど、またしてもガバ取り前の窮屈な体勢でもじもじしてしまい、今度は発射することさえできずにテンション。
確実性を求めるあまり核心部で時間をかけるという、最もダメなパターンに陥ってしまった。
自分はこのルートでカチは一ヶ所しか使っていないのだが、そこでしっかりホールディングできていないことに後から気づいた。
ほぼガバしか使っておらず、ルートを通して力を入れずにホールドを持っているため、モードの切り替えができなかった。
これは他のルートでもよくあることなので、気をつけなければ。
ハングドッグしてから途中で下りてきたが、早くも腕に力が入らない状態になっていたのでビックリ。いや、いつものことか。
傾斜に弱いねー、OCCは!ガバガバなのに情けない…。
年初の湯河原に引き続き、悲しい結果に終わるのか?
完登は結果に過ぎないと思っているので、それほど悔しくはないのだけれど。
この日はもう登れる気がしなかったが、トライせずに諦めることはしないという方針なので、レストののち三便目を出すことにした。
三便目。
例の窮屈なところは確実性を多少犠牲にして、スピーディに通過すると決めて動いたら上手くいった。
すると、意外に余力が残っていることに気づいた。やはり核心部に時間をかけないことが肝だなーと思いつつ、二段目のハングを越えかけたところでまたしても黄色信号。
このまま真っ直ぐのラインに拘ると一便目の二の舞になりそうだったので、咄嗟に右回りのラインに変更。取りあえず完登しておきたかったので。
おまけのような上部を慎重に登って、ようやく完登。
必要のないマントルを返して振り返ると、真っ青な空と陽光にきらめく大海原が広がっていた。
5.11aの完登にここまで長々と書く人も珍しいと思うが、自己満足の世界なのでヨシとする。キリッ
次回真っ直ぐのラインでもう一度登ろうっと。
1便目で核心を越えていったので、もう完登だと思っていたらまさかのフォール。
2便目でクリアするかと思えば核心の態勢がなかなか決まらない様子。
ありゃりゃ先週の芸者ワルツの二の舞?
どう考えてもヨレた3便目は難しいだろうなと思っていたら見事完登!
ことごとくこちらの予想を覆すのはひねくれた性格のせい?
ハング越えラインは右に取ったけどいい判断でしたね〜。
最後にマントル返してトップに立ってみた景色は格別だったのでは。
ワタシも横からのラインで登れたら下からのラインにトライしてみようと思います。
「レストポイントで時間をかけて、核心を一気にこなす」という大先生の言葉が、毎度のことながら身に染みます。
回復力のないOCCにとっては特にねー。
ムーブが固まってないとスピーディに登れないので、組長が撮影してくれた動画を観てしっかり復習してください!
えっ?!ボタンを押し間違えて静止画しか撮れてない?あかんやろ的な?
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