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Yamareco

記録ID: 170466
全員に公開
雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

七滝氷瀑ツアー(岩手山麓)

2012年02月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
pomchan4 その他14人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:19
距離
6.6km
登り
268m
下り
253m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:40 フォレストI集合〜スノーシューの装着説明・結団式
9:20 フォレストI出発
9:45 岩手山七滝コース登山口
10:15 野鳥観察舎前
11:10 七滝展望台〜昼食
11:30〜11:50 七滝見学
12:45 野鳥観察舎前
13:40 フォレストI着
天候 曇り〜雪
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は、県民の森学習館「フォレストI(アイ)」を利用。
http://kenminnomori.com/access.gif

岩手県北バス(最寄バス停は 八幡平ロイヤルホテル)
路線図:http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/rosen_bus/rosenzu.html
時刻表:http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/rosen_bus/schedule/01_hachimatai.html
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はありません。

フォレストIで、スノーシューを500円で借りることができます。

見学前に、駐車場を借りるフォレストIに一声掛けて行きましょう(9時開館)。
トイレも借りられます。
フォレストIは見学無料

温泉は、八幡平温泉郷でよりどりみどり。

県民の森学習館「フォレストI」では、2月〜3月の土日に七滝ツアーを開催しています。詳しくは、ホームページでお確かめください。

滝の間近まで行けるのは、滝落ち口等上部の雪庇が雪崩れる2月頃からとのこと。
今年は雪が少なく、雪崩れなかったそうです。
登山口から七滝までは、赤布でルートを示しています。赤布には番号が1〜100まで振ってあります。
滝の近くまでは、夏は沢なので近寄れないそうです。冬は雪が積もり近寄れますが、トレースのあるところから踏み外さないように。踏み外すと岩の間から沢に落ちるそうです。(何ヶ所か落ちた跡がありました)
ツアーを主催する、県民の森学習館「フォレストI(あい)」
2012年02月19日 08:25撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ツアーを主催する、県民の森学習館「フォレストI(あい)」
スノーシューとストックが用意されていて、セットの仕方などの説明がありました。
2012年02月19日 08:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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スノーシューとストックが用意されていて、セットの仕方などの説明がありました。
さあ、出発!まずは七滝へ道路を歩きます。
2012年02月19日 09:22撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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さあ、出発!まずは七滝へ道路を歩きます。
温泉の源泉タンクが見えると、七滝コース登山口も間近。
2012年02月19日 09:42撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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温泉の源泉タンクが見えると、七滝コース登山口も間近。
登山口、ここから森の中を歩きますが、赤布で印があるので、迷う心配はありません。
2012年02月19日 09:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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登山口、ここから森の中を歩きますが、赤布で印があるので、迷う心配はありません。
ウサギがクロモジの芽を枝先ごと食べた跡。
2012年02月19日 09:56撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ウサギがクロモジの芽を枝先ごと食べた跡。
スパッと切れているのが特徴。ウサギは捕食者を気にして、ちょっと食べては移動、を繰り返しているのだそうです。
2012年02月19日 09:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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スパッと切れているのが特徴。ウサギは捕食者を気にして、ちょっと食べては移動、を繰り返しているのだそうです。
野鳥観察舎前の十字路。たらめきの滝、というのもあるんですね。
2012年02月19日 10:16撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 10:16
野鳥観察舎前の十字路。たらめきの滝、というのもあるんですね。
森の中に見える野鳥観察舎。
2012年02月19日 10:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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森の中に見える野鳥観察舎。
ウサギやテン、リスの足跡を眺めたり、アオゲラの声や食痕を見つけたりしながら、七滝の展望台に到着。
2012年02月19日 11:11撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ウサギやテン、リスの足跡を眺めたり、アオゲラの声や食痕を見つけたりしながら、七滝の展望台に到着。
大きな滝です。
2012年02月19日 11:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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大きな滝です。
休憩している間、スタッフ(ボランティア)の方が、ステップを切ったり、ロープを張ったりして、滝の近くまで安全に行ける様、準備をしてくれました。
2012年02月19日 11:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 11:17
休憩している間、スタッフ(ボランティア)の方が、ステップを切ったり、ロープを張ったりして、滝の近くまで安全に行ける様、準備をしてくれました。
2012年02月19日 11:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2012年02月19日 11:35撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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滝の近くには、ブリッジの雪が落ちては危ないということで、2班に分かれて入れ替わって行きました。
2012年02月19日 11:38撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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滝の近くには、ブリッジの雪が落ちては危ないということで、2班に分かれて入れ替わって行きました。
順番になって、滝の近くまで。みごとな氷の造詣。
2012年02月19日 11:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2/19 11:43
順番になって、滝の近くまで。みごとな氷の造詣。
2012年02月19日 11:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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滝の落ち口あたりは溶岩だそうで、滝つぼのあたりには溶岩が押し流してきた上流の岩の層が。
2012年02月19日 11:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 11:46
滝の落ち口あたりは溶岩だそうで、滝つぼのあたりには溶岩が押し流してきた上流の岩の層が。
2012年02月19日 11:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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氷の後ろで、大量の水が流れ落ちています。
2012年02月19日 11:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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氷の後ろで、大量の水が流れ落ちています。
滝つぼのあたりが赤いのは、水の成分(火山性の地形を通って来たから)によるもの。
2012年02月19日 11:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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滝つぼのあたりが赤いのは、水の成分(火山性の地形を通って来たから)によるもの。
2012年02月19日 11:45撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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滝の左側。今年は雪が少なく、雪崩れなかったそうです。
2012年02月19日 11:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 11:49
滝の左側。今年は雪が少なく、雪崩れなかったそうです。
2012年02月19日 11:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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展望台に上がります。このあと、ロープは撤収されていました。
2012年02月19日 11:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 11:50
展望台に上がります。このあと、ロープは撤収されていました。
展望台そばの林にて、熊の爪あと。
2012年02月19日 12:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 12:03
展望台そばの林にて、熊の爪あと。
この木はアメリカから輸入して建材用に植林したものだそうですが、今では水源涵養のためなどの保安林として、伐採されることはないそうです。イチイのような葉っぱの木でした。
2012年02月19日 12:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 12:04
この木はアメリカから輸入して建材用に植林したものだそうですが、今では水源涵養のためなどの保安林として、伐採されることはないそうです。イチイのような葉っぱの木でした。
熊が食べる実のなる木ではないので、遊びとして登ったのだろう、とのことです。
2012年02月19日 12:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2/19 12:04
熊が食べる実のなる木ではないので、遊びとして登ったのだろう、とのことです。
2012年02月19日 12:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 12:04
岩手山噴火に備えての谷止工。型枠は間伐材で、わざと外さないで固定しているそうです。景観に配慮し、また木が虫の住処になって鳥の餌場にもなるように…とのことでした。
2012年02月19日 12:35撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2/19 12:35
岩手山噴火に備えての谷止工。型枠は間伐材で、わざと外さないで固定しているそうです。景観に配慮し、また木が虫の住処になって鳥の餌場にもなるように…とのことでした。
谷止工の近くには、防災連絡用の柱が。ソーラーパネルが設置されていました。
2012年02月19日 12:37撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 12:37
谷止工の近くには、防災連絡用の柱が。ソーラーパネルが設置されていました。
七滝のある焼切沢は、大地獄谷を源流とし、火山性の土地を通って来るので、酸性が強く魚が棲めない(だから焼切)沢だそうです。隣の柳沢は真水の飲める沢だそうです。
2012年02月19日 12:40撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 12:40
七滝のある焼切沢は、大地獄谷を源流とし、火山性の土地を通って来るので、酸性が強く魚が棲めない(だから焼切)沢だそうです。隣の柳沢は真水の飲める沢だそうです。
野鳥観察舎付近の十字路から、下山方向を見る。このような森の中を歩いてきました。
2012年02月19日 12:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 12:46
野鳥観察舎付近の十字路から、下山方向を見る。このような森の中を歩いてきました。
ミズナラがこんなふうに枝分かれしているのは、炭焼きのために伐採した切り株から脇芽が出て、それが合体したものだとのこと。1mくらいの木を伐採して炭焼き→森の中を一巡して15年くらいして戻ってくると、脇芽が成長して、また炭焼き用に適した太さになっていたのだそうです。
2012年02月19日 13:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 13:04
ミズナラがこんなふうに枝分かれしているのは、炭焼きのために伐採した切り株から脇芽が出て、それが合体したものだとのこと。1mくらいの木を伐採して炭焼き→森の中を一巡して15年くらいして戻ってくると、脇芽が成長して、また炭焼き用に適した太さになっていたのだそうです。
登山口から、学習館に向けて、学習林の中を降りていきました。途中のヤマボウシのところで、枝が折れているのは、熊の仕業とのこと。細い枝も熊は登っていくのだとか。ヤマボウシの実は美味しいらしいです。
2012年02月19日 13:12撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 13:12
登山口から、学習館に向けて、学習林の中を降りていきました。途中のヤマボウシのところで、枝が折れているのは、熊の仕業とのこと。細い枝も熊は登っていくのだとか。ヤマボウシの実は美味しいらしいです。
ヤドリギの実も食べてみました。ほんのり、金柑のような味。緑の実がなるのがヤドリギ。
2012年02月19日 13:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2/19 13:27
ヤドリギの実も食べてみました。ほんのり、金柑のような味。緑の実がなるのがヤドリギ。
赤い実がなるのがアカヤドリギだそうです。食べられるとは、知らなかった!実は粘っこく、口から外に出すのがちょっと大変。
2012年02月19日 13:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2/19 13:27
赤い実がなるのがアカヤドリギだそうです。食べられるとは、知らなかった!実は粘っこく、口から外に出すのがちょっと大変。
スノーシューで思い思いにパフパフくだる。
2012年02月19日 13:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 13:27
スノーシューで思い思いにパフパフくだる。
この白樺だけが、枝垂れになっているのだとか。ヤドリギがたくさんついています。
2012年02月19日 13:29撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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2/19 13:29
この白樺だけが、枝垂れになっているのだとか。ヤドリギがたくさんついています。
ミズキの枝も、熊が折りました。この場所、結構、道路に近いんですけど!
2012年02月19日 13:32撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
2/19 13:32
ミズキの枝も、熊が折りました。この場所、結構、道路に近いんですけど!

感想

一緒に参加する予定だった友だちが体調を崩してしまい、一人で参加することに。人見知りをするので、知らない人達とのツアーはちょっとストレスでしたが、ツアースタッフのボランティアの方たちの説明が興味深くて、楽しいスノーシュー歩きと氷瀑見学となりました。
森に住む生き物の話し、木の話しなど、自然観察の解説つきツアーは、もっと山を身近に感じて味わえて、なかなか良かったです。
道は全般的になだらかで、しっかりトレースもあり、のんびり楽しめました。

迫力のある美しい氷瀑でしたが、残念ながら天気があまり良くなかったので(滝付近で-3℃と寒くなかったのだけは幸い!)、いつか晴れたときにまた訪れてみたいです。

ボランティアの方の話の中で、熊の話しが興味深かったです。(昨年から、熊と出くわした話しが多かったので)

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コメント

ゲスト
グルーミーの爪痕…
怖いです
会いたくないなぁ…

ヤドリギをところどころで見かけますが、ヤドリギの実を食べる
レンジャクを見かけません
あまり渡ってきていないのかなぁ。

こういうフィールドワークなツアーも楽しそうですね!
参加してみたい…
2012/2/21 23:15
会うなら…
モモがいいですね!
(ってピンクの熊なんか見たら、それはアル中ですね )

ここいらでレンジャクはあまり見かけないそうなので
他にもヤドリギが好きな鳥がいるのでしょう。
鳥さんのお尻から、首飾りのようにヤドリギの種が連なって垂れているのを、見てみたいなぁ
2012/2/22 21:37
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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