氷ノ山(テント泊) 雪山トレーニング

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「氷ノ山」 ※参加者によりコースの変更有ります ※費用約5000 円 |
写真
感想
氷ノ山(テント泊) 雪山トレーニング、雪がいっぱいでした。1日目 埋没体験、雪洞体験、ビーコン操作、2日目は確保の勉強の予定でしたが、深い雪の中、頂上まで登りました。奥の千本辺りからガスが出てきてだんだん見えなくなってきましたが、GPSと磁石で歩きました。景色は見えませんでしたが、いろいろな体験ができました。
【18日(曇り)】
13:55〜14:10テント設営。積雪は2メートル弱。
14:50〜15:05雪崩サーチ&レスキュー。ビーコンを使って埋没者(今回はビーコンのみ)を探す。一刻を争うというのに、なかなか見つけ出すことができない。使いこなすにはかなり練習が必要だと感じた。そして、埋没体験。全身に圧力がかかり息苦しい。冷静ではいられない。次に雪洞を作る。雪の量が少ないため小さなのができた。今夜はここで寝るつもりでいたが、会長に「私は決して雪洞で寝ることは勧めていないよ。天井が崩れても知らないよ。」と脅される。埋没体験のこともあり青ざめる。
16:00雪洞完成(墓穴?)
16:50夕食作り
21:00雪洞にて就寝。30分後、寒さと恐怖で目が覚める。外で寝ることにする。オリオン座がよく見えた。さらに30分後、テントで寝ようと勧められ、テントに戻る。あとで聞いた話によると雪洞を掘って1時間天井が崩れなければ大丈夫らしい。結局、帰る時点でも天井は崩れてなかった。
【19日(曇り)】
5:30起床
9:08東尾根→10:10古千本
10:45奥の千本ホワイトアウトに遭う。標竹を立てる。立てた所をGPSで位置を調べて地図上に記入。何もかもが真っ白になると登っているのか下っているのかも分かりにくくなる。そんな中、歩き続けると避難小屋がぼんやりと見えてきた。
11:45〜12:10山頂非難小屋で軽く食事をとる。下山。
標竹が白い中よく見える。所々シリセードする。
13:50テント
感想:自然に対する畏怖の念を抱いた。そんな中でも、技術、経験を活かして登山することができたら、こんなにすばらしいことはないと思った。(KA)
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